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football2023.07.14

5年連続トップシェア獲得のモレリア ネオ シリーズが『モレリア ネオIV』を発表。さらなる進化「軽量・柔軟・素足感覚」を追求

ミズノはサッカーシューズ『モレリア ネオIV』を7月14日(金)に発売した。その先駆けとして、名古屋でトライアルセッションを開催。今回は、そのセッションの様子をレポートし、参加したアルペングループの社員が『モレリア ネオIV』の特性、魅力、そして実際の履き心地について詳しくお伝えします。


モレリア ネオ シリーズと言えば、第97回の高校選手権から、5年連続でトップシェアを誇っている。そんなトップアマチュアの選手に愛され続けているモデルの待望のリニューアルが発表された。


トライアルセッションの前半パートでは、『モレリア ネオIV』の理解を深めるための講義が行われた。


そこで、発表されたスローガンとして、~2023年、『モレリア ネオIV』とともにミズノフットボールの新たな旅路が始まります。ミズノフットボールはサッカーを愛するあらゆる人の情熱に応える。~と力強い言葉から始まった。


『モレリア ネオIV』の機能紹介の前にモレリア ネオの歩みとテーマを紹介。

・モレリア ネオ

 2011年当時の最新技術で、「軽量・柔軟・素足感覚」をモレリアNEOとして表現。


・モレリア ネオII

テーマはKAIZEN。ミズノとして純粋にプロダクトの完成度追い求めた。


・モレリア ネオIII

より多くのユーザが履けるように、履きやすさを追い求めたEngineeredfit Last Neoの誕生

そして、『モレリア ネオIV』は、変わり過ぎない、でも進化を続けていく。より軽量で、より柔軟で、より素足感覚を提供すると表現した。


◆モレリア ネオIV JAPAN

価格:26,400円(本体価格24,000円)

アッパー:マイクロファイバー人工皮革・天然皮革・ニット

重量:約195g (27.0cm片方)

展開サイズ:22.0〜30.0cm


◆モレリア ネオIVのアップデートしたポイントを紹介

『モレリア ネオIV』のアップデートしたポイントを企画より説明。


・BareFoot knit NEO

踵のニット素材は、モレリア ネオIIIそのままに、履き口を巻き込みパターンにすることで更なる素足感覚を追求。


・BareFoot Leather NEO

中足部の素足感覚はキープしつつ、フレームを搭載することでホールド感の向上を追求。

製靴の吊り込み工程において、よりラストに密着させるためにフレームを搭載。柔らかさだけでなく、ホールド感を追い求めた。

ハトメを通過する二本のフレームは6mmの幅を持ち、踵を通る一本のフレームは12mmの幅を備える。これにより、最適なフレーム配置と幅にたどり着いた。


・NEWインソール

モレリア ネオIIIでも採用しているスウェード調の材料を採用。汗を含んだ際に適度なグリップ感もありプレーの安定感をもたらす。


・NEWアウトソール

モレリア ネオIIIの基本設計をベースに、より素足感覚のアウトソールへとアップデート。
再設計されたY字構造のジャンクパーツを利用して、衝撃の吸収能力を向上させ、突き上げ感を低減することを追求。


・NEWハトメ構造

ハトメ形状を再設計し、屈曲時の皴を最小限に。より足に沿うような、柔軟な形状を追求。ジグザグの数を5から4つに再設計し、形状も緩やかになった。

トップアマチュアで最も人気がある「モレリア ネオ」。変わりすぎず進化を続けていくその拘り抜いた、モレリア ネオ第4世代モデルがついにリリースされる。


◆モレリア ネオIVを履いての試し履き会

講義に参加した各販売店のスタッフがグラウンドに移動して「モレリア ネオIV」の試し履きを行い、スパイクの魅力を体感した。


最初にアジリティートレーニングからスタート。参加したメンバーから、「モレリア ネオIV」の驚異的な軽さを直接体感した。このスパイクの軽さが選手にとってどれほど有益なのかを理解するために、口を揃えて語りました。

「このスパイクは、足元の快適さと俊敏な動きを可能にする、その圧倒的な利点を実感させてくれました」と、参加者たちは手ごたえを感じていた。


次に行われたのは、切り返しのときのブレのなさを実感するトレーニング。確かなグリップと安定感は、フィールド上で迅速かつ効率的に方向転換するのに役立つ。

ステップワークのトレーニングでは、『モレリア ネオIV』がどれほど滑らかな動きを助け、操作性を向上させるかを実感。足とスパイクが一体となったような感覚は、重心コントロールの新たなレベルを示していた。


対面パストレーニングとシュートトレーニングでは、『モレリア ネオIV』の素足感覚を感じながらも軸足の踏み込んだ際の安定感やボールにミートする力強さを体感。その結果、パスやシュートの精度を向上させる可能性を実感。この日『モレリア ネオIV』を履いてプレーしたメンバーは、より正確なキック・パス・トラップ・ボールタッチを導いてくれるスパイクであることを感じていた。

最後に、この日のセッションに参加した弊社(アルペングループ)社員の田中航に、実際に『モレリア ネオIV』を履いてプレーした印象や、オススメのポイントを語ってもらった。


田中航インタビュー 「前作(モレリア ネオIII)が100点であれば、今作は120点と言えるでしょう」

――本日参加された、講義や試し履き会の感想をお聞かせください。

今日の講義で得た知識を実際にグラウンドでスパイクを体験することで、学んだことをより身につけることが出来ました。それにより、より確信を持ってお客様にスパイクを推奨する機会を得られたと感じています。


――モレリア ネオIVの魅力や進化を感じた点を教えてください。

最も感じたのはアウトソールですね。他の参加者も同様の意見が多かった。前作からの進化でY字型になったことで、足の推進力や屈曲が向上しました。これにより、グラウンドに対する反発力が高まり、歩行中でもストレスなく感じられました。また、土踏まずの落ち込みを防ぐ感覚もとても良かったです。前作のモレリア ネオIIIが100点であれば、今作は120点と言えるでしょう。


――凄い評価ですね。履いた感覚(足入れ)はどうでしたか。

前作同様、今回のモデルも100点満点と感じています。ただし、前作と比べて若干フィット感が増しており、足に密着する感じが強まっています。そのため、よりゆったりとした履き心地を求める方には前作が適しているかもしれません。しかし、この新しいモデルは高いフィット感が特徴であり、前作で適合感に不満を感じた方々に対しては、新たな満足感を提供できると思います。


――蹴った感覚はどうでしたか。

カンガルーレザーの使用により、ボールの感覚が非常によく伝わりました。そして天然芝でも人工芝でも滑ることなくプレーできました。また、新しいスウェードのような生地のインソールも素晴らしく、プレー中に足が蒸れても全くずれず、軽さを更に感じながら、ボールを蹴れました。


――アルペンでの接客経験を通じて、モレリア ネオ シリーズを求めるお客さんの印象を教えてください。

上達志向のあるサッカー愛好家は、特にモレリアを指名して来店します。価格が高いと感じる方もいますが、そのような方には、「無料で試しに履いてみてください」と提案します。そして、履いてもらうことで、その価値を体感していただき、購入につながることが多いです。自分のプレーを最大限に引き出すための最適なスパイクという認識が強いと感じます。


――最後の質問になりますが、今後のミズノスパイクに期待することをお聞かせください。

第101回高校サッカー選手権でミズノのシェアが38.1%を占めていることを考慮すると、私の希望としては、シェアが50%以上に達することです。また、海外市場でもミズノフットボールが広まり、そのものづくりにおける質の高さが世界に認知されることを期待しています。

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