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golf2020.10.23

【ゴルフクラブの基礎知識 ベーシック編】Vol.5 ウェッジのロフト選びについて

なんとなく知ってはいるけれど、キッチリ理解しているかというと不安なクラブの基礎知識。今回はウェッジのロフトについて、ゴルフ5大田店のクラフトマン市毛徹さんに教えてもらおう。市毛さんは各メーカーの認定資格を多数持つ腕利きクラブフィッターだ。



ゴルフ5大田店の市毛徹クラフトマン


ウェッジは、ほかの番手と違ってソールに「52」「56」「60」などと直接ロフトの数字が刻んであり、それを自分で選んでバッグに入れるスタイル。どのロフトを選んでセットに加えるかで、アプローチのクオリティは大きく左右される。

「ご存じのように、ロフトは距離を打ち分けるうえで基本となるスペックです。シャフトを垂直にしたときにフェース面が作る角度を示し、数字が大きくなるほどフェースが上を向いています。ロフトが多いほど球が高く上がって飛距離が短く、ロフトが少ないほど球が低く出て飛距離が出ます」



ロフト4~5度で飛距離が約10Y変わるという


多くのゴルファーは、ウェッジをバッグに2~3本入れていることと思うが、そのロフトはどうやって選んでいるだろうか。かつては「52度」と「58度」の2本が主流だったが、最近はその流れも変わりつつある。漠然と選んでいるようではもったいないと市毛さん。

「最近はロフトの選択肢が多様化していて、2度刻みでラインアップされているモデルも多いですから、きちんと意図をもって選ぶことが大事です。ロフト選びにはいろいろな考え方がありますが、基本的にはPWからいちばん下のウェッジまでのロフトをある程度均等に割って2~3本で分担するのがシンプルです」

そのためにはまず自分のPWのロフトを知ることが大事。PWのロフトは、マッスルバックやセミキャビティのようなプロモデルで45~47度、飛び系のアイアンだと42~43度とかなりの幅があるので、カタログなどでしっかり確認しておくことが大事だ。

「たとえばPWが46度でSWが58度だとしたら、その間のロフト間隔が12度もあります。これを1本で補おうとすると中間の52度を、2本で担当するなら50度と54度を入れればロフトピッチが揃います。平均的なヘッドスピードのアマチュアの方だと、ロフト4~5度でフルショットの飛距離が10Yくらい変わりますので、本数が多いほうがフルショットで細かい距離を打ち分けられるメリットがあります」



PWのロフトを基準に4~6度ピッチで揃えるのが基本


最近はアイアンのロフトがストロング化してPWのロフトも立ってきているので、飛び系のアイアンを使う人はとくに、3本以上のウェッジを入れたほうがショートゲームがやさしくなるだろうと市毛さん。

「4度刻みのロフトでウェッジをセッティングすれば、だいたいフルショットを10Y刻みくらいで打てますし、アプローチの際も打ちたい球の高さで番手の選択肢が増えます。また単純にロフトの数字だけで選ぶのではなく、『100Yピッタリ打てるクラブ』や、ホームコースでよく使う距離をキッチリ打てるロフトを見つけてバッグに入れておくと、戦略の幅が広がるのでおすすめですよ」

ロフト選びはウェッジ選びの基本。しっかり選ぶことがショートゲーム巧者の第一歩だ。

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