フリーワード検索

golf2020.12.09

全米女子オープンに挑戦! 穴井詩プロに直前インタビュー【生声をお届け!Salon de 女子プロ】Vol.4

新型コロナウイルスの影響で、カレンダーが大幅に変更された今シーズンのゴルフ界。メジャータイトルの1つである全米女子オープンも、本来開催予定だった5月から12月に延期された。

合計16人もの日本人選手が出場予定の同大会には、ゴルフ5所属の穴井詩プロも名を連ねる。2015年以来の出場となる穴井プロに、メジャー挑戦への意気込みをリモートインタビューで聞いた。


――穴井プロ、メジャー出場おめでとうございます。まずはどんな気持ちで試合に臨まれるか教えてください。

穴井 ありがとうございます。もちろん出るからには1つでも上の順位を目指したいですが、何よりもまず、こんな状況下で試合を開催してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。


――ズバリ目標の順位は?

穴井 現実的なところとしては、トップ10に入れたらいいなと思っています。でも結果以上に、世界のトッププロたちのプレーを間近で見られるいい機会なので、いろんなことを吸収してきたいと思っています


――一緒に回ってみたい選手はいますか?

前回の挑戦では、菊地絵理香ちゃんと回った記憶しかなくて(笑)、せっかくアメリカまで行くのだから有名選手と回って、世界の技を盗んできたいですね。とくに世界ランキング1位のコ・ジンヨン選手は、一緒に回ってショットの迫力を生で見てみたいと思います。


―――穴井プロといえば飛距離が武器ですが、そこで世界に爪痕を残したいという気持ちはありますか?

穴井 もちろんそれはあります。でも世界の飛ばし屋はすごいですから、どれほどの怪物がいるのかという興味のほうが強いですね。



穴井プロ持ち味のドライバーの飛距離が、世界でどこまで通用するか楽しみだ


実は私としては、飛距離よりも細かいショットの技術を試したいと思っているんです。とくにウェッジショットのスピンコントロールは、5年前の挑戦時には全然力不足で、メジャーのコースにまったく刃が立ちませんでした。それ以来、ウェッジのスピンコントロールは自分の課題として取り組んできて、あのころと比べると進歩しているという自負もあります。それがメジャーの舞台でどのくらい通用するか、改めて挑戦したいと思っています。



前回出場大会の悔しい思いを胸に、ウェッジショットの課題を克服


――今回の開催コース、テキサス州の「チャンピオンズGC」はご存じですか?

穴井 いえ、全然知らないんです。ホームページをチェックした限りでは林間コースっぽくて、ちょっと日本のコースに似た雰囲気があるかなと感じています。もしかするとそこが有利に働くかもしれないと思う反面、やはりメジャーですから、林間コースだとしても普段どおりには行かないでしょうね。
でも少なくとも林間コースということは、ティショットの精度が問われるはずですし、やはり自分の武器であるドライバーを生かして戦いたいとは思っています。



終始笑顔でインタビューに答えてくれた。全米女子オープンでの活躍に期待したい

――がんばってください!

穴井 はい。自分の持っている技術を全部ぶつけて、最善を尽くしてきますので、応援よろしくお願いします!

SEARCH フリーワード検索