【ミズノプロ221、223、225】新アイアン登場!打感も性能も譲れない、この美しさがたまらない!
多くのプロゴルファーやアスリートゴルファーからの信頼を集め、長年支持され続けてきたミズノのアイアン『ミズノプロ』シリーズから、今秋新たに3つのモデルが発売された。
3つの中からまず注目したのは『ミズノプロ223』。
これは「エリート プレーヤーズ キャビティ」をコンセプトに開発されたキャビティアイアンで、ミズノの鍛造アイアンならではの打感のよさに飛距離性能をプラスしたのが特徴だ。
4~7番アイアンは、ヘッド素材にクロムモリブデン鋼(SCM420)を採用しフェースの肉厚を薄くすることで、従来の同クラス軟鉄鍛造アイアンを上回るフェースの反発を実現している。
高い反発性能による飛距離と、軟鉄ならではの打感が両立している『ミズノプロ 223』アイアン
一方の8番アイアン~PWは軟鉄(S25CM)製でヘッドサイズも小ぶりにし、高い操作性とソフトな打感に。さらに4~7番アイアンには番手ごとにキャビティ部のスロットの大きさを変えた「新フローマイクロスロット構造」により、ロング・ミドルアイアンはやさしい高弾道で、ショートアイアンは低打出し高スピンでグリーンを狙えるよう、番手ごとに求められる性能が適正に発揮できるアイアンとなっている。
番手ごとにスロットの幅や位置を最適化する新構造によって、番手別に求められる性能を向上させている
もちろんヘッドはミズノ独自の鍛造製法「グレインフローフォージドHD」。1本の金属の丸棒をフェースからネックまで一体成型することで鍛流線(金属組織の流れ)を打球部に密集させ、長く響く打球音を得る。これに加えて、打球音を設計する「ハーモニックインパクトテクノロジー」によって、ミズノユーザーが求める抜群に心地いい打球音・打感を実現している。
フェースネック一体の鍛造で、さらに「グレインフローフォージドHD」製法。これによって得られる打感が格段に良くなる
また、ヘッドは従来の同クラスモデルよりも深重心化してやさしくなっているが、ツアープレーヤーからのフィードバックを元にトレーリングエッジを大きく削ったデザインとすることでクリアランスを確保。どんな場面でも気持ちよく抜けるソールデザインとなっている。
トレーリングエッジのグラインドが抜けの良さを向上している
近年、軟鉄鍛造アイアンにも飛距離を求めるゴルファーが増えていることで、飛距離性能を高めるために軟鉄鍛造ならではの打感や打球音を損なっているクラブが多いなかで、この『ミズノプロ223』はそのどちらも妥協せずに高いクオリティで両立させたアイアンといえる。
本来、軟鉄鍛造キャビティアイアンを求める層が必要とする高い操作性や構えやすい顔、それを損なわない範囲での適度な寛容性。これらを過不足なく備えた、「上級者のための万能アイアン」といえるだろう。
同時に発売される『ミズノプロ225』は、「ホットメタルブレードデザイン」がコンセプト。
海外で高い評価を得た「MP-20 HMB」の後継モデルと言える高機能アイアンだ。
『ミズノプロ225』は、4~8番アイアンはステンレスボディとクロムモリブデン鋼フェースを組み合わせた中空構造、9番アイアンとPWは軟鉄フェースにステンレスボディを組み合わせた半中空構造となっており、飛びと打感を1セットに共存させるハイブリッドアイアン。上の番手ほど低重心になる設計で、ロング・ミドルアイアンは高弾道、ショートアイアンは低打ち出し・高スピンとなる。
一見ブレードアイアンのようなフォルムだが、実は中空構造でやさしく飛ばせる『ミズノプロ 225』アイアン
フェース部分は、ミズノの鍛造アイアン史上最高反発を実現している。「グレインフローフォージド」ながら、前モデルよりも全体的に薄肉化しつつ肉厚の変化をつけた「コアテックフェース」で高反発化。『ミズノプロ223』よりも7番アイアンで2度立ったストロングロフト(30度)と相まって、非常に高い飛距離性能を有しているが特長のモデルだ。
薄肉化しつつも部分的に肉厚の変化をつけ、フェース全体を高反発化させている
もちろん打球音にはこだわっており、ハーモニックインパクトテクノロジーで打球音を設計。前モデルではヘッド内部でトゥ・ヒールに分割されていたタングステンウェイト(4~7番アイアン)を内蔵して剛性をアップすることで、快音化を図っている。
コンパクトサイズの操作性、中空構造の飛距離性能と許容性を兼ね備える
ブレード的なシャープなヘッドデザインながら、中空ならではの高い機能を備えた『ミズノプロ225』は、鍛造アイアンにさらなる飛びとやさしさを求めるゴルファーに最適のモデルといえそうだ。
そしてもう1モデルはマッスルバックの『ミズノプロ221』。設計コンセプトは「ザ・マッスルバック」、つまり究極のマッスルバックアイアンだ。
大きな特徴は、多くのプロトタイプでの検証を繰り返し、プロやアスリートゴルファーが求める最適な重心位置を精密に設計したことにある。過去のデータからも、PGAツアーで評価が高かったのが重心距離の短いモデルだったことから、それらのモデルをベースにクラブ全体の重心距離を調整することで、非常に高いコントロール性能を備えたアイアンとなっている。
まさにミズノのマッスルバックといえる、シャープな顔と打感が特長の『ミズノプロ221』アイアン
顔のシェイプを全体的によりコンパクト化しつつ、とくにショートアイアンのヘッド長を短くしている。ヘッドには「逆テーパーブレード」を採用しているのも特徴。ブレード上部ほど厚みを増すことで高重心化を図りながら、アドレス時にブレードが短く、トップエッジが薄く見えるようにグラインドを施している。
トップエッジをグラインドさせることで、アドレス時のシャープな顔はそのままに軟鉄の打感をさらに向上させている
さらに番手ごとにテーパーの厚みを変え、スイートスポット高さの最適化を追求。番手ごとに求められる弾道を得やすいことで、アスリートゴルファーにとってのやさしさ、扱いやすさを備えている。
ミズノのマッスルバックである以上、打感・打球音には一切の妥協がなく、「ミズノプロ史上最高の打感」といえるクオリティを実現。プロやアスリートゴルファーの感性を過不足なく満たす、新たな名器が誕生したといっていいのではないだろうか。
「究極のマッスルバックアイアン」と謳うにふさわしい技術が集約されている
これら新しい『ミズノプロ』のアイアンは、すでに3モデルとも
ゴルフ5各店舗
に試打クラブが取り揃えられている。実際に打ってみて、機能はもとよりミズノのアイアンならではの打感、打球音をチェックしていただきたい。
また『ミズノプロ』アイアンは、シャフトのカスタムはもちろん、ロフトライ角の調整、グリップ、メッキ・仕上げ、刻印、色入れなど多種多様のカスタムフィッティングが可能で、自分だけのカスタムクラブを作り上げることができる。
さらに、“シャフトオプティマイザー3D”という機器を使った「3球打つだけで、全てが分かる」と銘打たれたフィッティングシステムもあり、あらゆる側面からマイクラブ作りをサポートしてくれる。これらは「ミズノGCFショップ」に認定されている全国のゴルフ5店舗(一部除く)で受けることができるので、一度試してみてはいかがだろうか。
<ミズノGCFショップについての詳細はこちら>
https://store.alpen-group.jp/golf5/mizuno_gcf_shop/
<ミズノプロ アイアン 試打動画はこちら>