打点安定への近道!?グリップ重量がスイングを大きく左右する【グッと深掘りゴルフギアVol.6・ゴルフプライド MCCプラス4 ミッドサイズ編】
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。第6回目はグリップのお話。ゴルフプライドの「MCCプラス4 ミッドサイズ」だ。
グリップというパーツ、実は50g前後が基本重量で、古くはほとんどのグリップが50gという重量に設定されていた。とくにスイングウェイト(バランス)が重視されていた時代は、グリップの重さが変わるとクラブ全体のバランスが変わってしまうため、グリップ自体は同じものを使いつつ、太く重くするためには「下巻きテープ」を重ねて巻き、補足したい場合はグリップのラバーを伸ばして挿し込むなど、装着の工夫で調整していた。
グリップもクラブを構成する重要なパーツの1つだ
しかし時代が進むにつれ、ラバーやエラストマーなどの素材の進化によってグリップを軽く作ることが可能になると、50g未満の軽量グリップも登場。近年ではレディス用で25g前後のものまで現れた。
だが、アベレージ向けクラブの軽量化が進むいま、シャフトもやわらかくしなやかなものが増えるとともに、それに合わせてこういった軽量グリップが一般化。すると、手元の軽さがスイングの安定を阻害し、ダフリやトップなどの上下の打点のミスを助長するケースも増えているという。
ゴルフ5プレステージのフィッターによると、そんな人はあえて62~64g前後の重いグリップを装着することで、これが解消されることがあるそうだ。
そこで登場するのが、ゴルフプライドの「プラス4」シリーズ。バット側(グリップエンド側)とチップ側(先端側)の太さの差が小さいテーパーレス構造のグリップで、右手側が下巻きテープ4枚分太いのが特徴だ。なかでも「ミッドサイズ」のモデルは66~67gとかなりの重量級。
軽めのクラブで打点の上下のミスが多い人、アイアンのダフリ・トップが気になる人などは、このグリップを装着することでスイングが安定し、打点のバラツキが解消される可能性が期待できるという。
「プラス4」シリーズは右手部分が太くなっている
ミッドサイズのある「プラス4」シリーズは、左手部分がコード、右手部分がラバーというハイブリッド構造の「MCC」シリーズのほか、バックラインが強調された「MCCアライン」、定番の「ツアーベルベット」などがラインアップ。
ゴルフプライドの製品では、ほかにもミッドサイズ設定があるモデルがあるので、それらも同様の効果が期待できる。
バックラインが強調された「アライン」シリーズも人気
たかがグリップ、されどグリップ。
ゴルフ5プレステージではグリップ交換も対応しており、腕利きのフィッターが重さの相談にも乗ってくれるので、ぜひ足を運んでいただきたい。
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