PING「i525アイアン」はブレードみたいなシャープな顔!飛んで操れる「ちょいブレード」の魅力とは?
今年2月に発売されたPINGのアイアン「i525」。発売から4か月ほどが経過したが、その高い機能と扱いやすさにジワジワと人気が高まっており、今年の「当たり」モデルとして注目されつつある。
「i525」は、「i500」の後継モデルとなる中空アイアン。ブレードアイアンのようなシャープな見た目を保ったまま高い機能を備えていることから「ちょいブレード」を名乗り、飛び系なのにコントロール性が高く、操れる飛び系という“いいとこ取り”のアイアンとなっている。
「i525」は、中空構造のヘッドに反発性の高い「マレージングC300フェース」を組み合わせ、高い初速性能を備えたヘッド。ボール初速は「i500」よりも0.44m/sアップしているとのことで、7番アイアンで29度というストロングロフトと相まって「飛び」の能力は非常に高い。
中空構造、高反発フェース、ストロングロフトと今どきの飛び系アイアン要素を備えている
同時にワイドソール化によって低重心となっており、十分な球の高さを確保し、しっかりとキャリーを出して飛ばすことができる。フェース面の溝も改良され、スピン性能もアップしているので、ロングアイアンでも球が浮き、ラフからのフライヤーも防いでくれる。
もちろんやさしさの面でも大きく進化。シャフトの先端とヘッドのトウ側に高比重ウェイトを搭載したことで慣性モーメントがアップしており、「i500」よりも慣性モーメントで5%、上下左右のブレは17%も向上しているという。
高比重ウェイトを配することで、ミスヒット時の寛容性が高められている
一方で、「ちょいブレード」を名乗るだけあって顔はシャープ。マッスルバックの「ブループリント」と比べれば大きいが、アスリート向けキャビティの「i210」と同じくらいの大きさで、やさしさから考えれば小ぶりで締まったヘッドだ。
小顔で締まったフォルムなのに、安心感のある形状。まさに「ちょいブレード」だ
構えた顔は番手別に設計されており、3番~5番のロングアイアンはオフセットが多めでつかまりやすく、6番~9番はオフセットが少なめ、PW以下は小顔でほぼストレートネックと、構えやすくかつ扱いやすいようにフローしている。
ヘッド内部にはインパクト時の振動を抑制するEVAポリマーが内蔵されており、打感は非常にマイルド。まさに中空ヘッドならではのハイブリッドアイアンとなっている。
番手別のオフセット設計は、ロングアイアンはつかまりやすくグースが入り、短くなるほどにグースが少なく、ラインを出しやすくなっている(左から3番、7番、PW)
「i525」は、やさしいアイアンを求めているけれどボテッとした顔は嫌いという人、飛距離もほしいがグリーンを狙える操作性もほしいという人のニーズを満たす、欲張りなアイアンだ。
PINGの製品なので、ゴルフ5で試打すれば自分に合ったライ角で注文できる点も見逃せない。ぜひフィッティングも兼ねて試打し、この欲張り機能を体感していただきたい。
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