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golf2022.07.05

ミスしようとしてもミスにならないハイバウンスウェッジ【グッと深掘りゴルフギアVol.11・イーデルゴルフ「SMSウェッジVグラインド」編】

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。第11回目はイーデルゴルフのウェッジ「SMSウェッジVグラインド」を紹介する。

イーデルゴルフは、アメリカ人のデビッド・イーデル氏が自らデザインした個性的なクラブを販売するパター&ウェッジメーカー。ゴルフ5プレステージではとくにウェッジの売れ行きがよく、フィッターたちも多くのアマチュアゴルファーにすすめているという。

その最大の理由は圧倒的なハイバウンス設計にある。

「SMSウェッジVグラインド」は、ロフト58度のモデルで28.5度という超ハイバウンス。そのため鋭角な入射角で打っても決して刺さらずスムーズに抜けてくれ、バンカーショットもラクに脱出できる。これほどのハイバウンスはジャマになって跳ねるのではと思うかもしれないが、緻密に設計されたソール形状と巧みに面取りされたリーディングエッジにより、実際にはまったくジャマにならないのだ。

それは実際に試打して見れば誰にでも体感できる。ゴルフ5プレステージの打席には、実際のコースでの状況に似せたラフマットがあるので、ぜひ実際に打ってその抜けを感じてほしい。


ロフト58度のモデルでバウンス角は28.5度。このハイバウンスが圧倒的なやさしさを生んでいる


鋭角な入射角で入ってもバウンスがしっかり効いて刺さらない


ソール形状はもちろん、リーディングエッジの面取りなども緻密にデザインされている


もちろん「SMSウェッジVグラインド」は単なるハイバウンスウェッジではない。バックフェースに3か所ある穴の部分に可変ウェイトを配したSMS=スイング・マッチ・システムによって重心位置を調節できるため、イーデルゴルフ独自のフィッティングを経てそれぞれのプレーヤーに合った重心アレンジができる。

さらにルールギリギリまで深く掘り込まれた溝とダイヤモンドミーリングで高いスピン性能を持ちつつ、軟鉄鍛造のソフトな打感も兼ね備える。


バックフェースには3か所のウェイトビス。センター8g、トウ&ヒール各2gがデフォルトだが、5種類の重さのウェイトから選んで交換できる


「SMSウェッジ」シリーズは、ほかにも「C」「T」「D」の3種類のソールグラインドもあり、ロフトバリエーションも豊富。一度試打を兼ねてフィッティングを受けてみれば、その圧倒的なやさしさがわかるはず。

アプローチやバンカーショットに悩んでいる人は、ぜひ試してみていただきたい。
 


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