構えやすさのフィッティングができるモジュールパター【グッと深掘りゴルフギアVol.112】イーデルゴルフ「アレイ」パター編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第112回目に取り上げるのは、イーデルゴルフのパター「アレイ」だ。
本連載でも何度か取り上げてきたイーデルゴルフ。アメリカ人のデビッド・イーデル氏が1996年に立ち上げたブランドで、パターやウェッジ、アイアンなどを手掛ける個性派メーカーだ。とくにパターは、緻密なフィッティングシステムによって、プレーヤー個々に最適なものを提案するスタイルが人気。
そのイーデルゴルフが8月に発売したニューパター「アレイ」シリーズが、従来にない面白い特徴を持っているとゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちの間で評判になっている。プレステージ新宿店の福井厚史フィッターに話を聞いたところ「お客さまそれぞれの『構えやすさ』を提案できる点が画期的」だという。
『プレステージ新宿店の福井厚史フィッター』
「『アレイ』シリーズは、モジュール式パターで、ヘッドの形状やネックのタイプ、ヘッド重量やクラブ全体の重量バランスなどを自由に選んで組み合わせられるのが特徴なんですが、選べる要素の1つに『サイトライン』があるのが画期的なんです。ヘッド上部のプレートを交換することで、1本線、2本線、3本線、T字、点線、さらにはラインなしと、さまざまなパターンから自分が構えやすいものを選ぶことができるんです」(福井さん)
『サイトラインのプレートを選んで、パター上部に取り付けてテストできる』
「たかが線」と思うかもしれないが、フィッティングキットに含まれているレーザーによるアライメントチェッカーでチェックすると、この線の相性によって、アドレス時のフェースの向きの精度に劇的な違いが表れるという。
サイトラインが自分に合っていないと、ターゲットに対して真っすぐ構えているつもりが、2~3度向きがズレることはザラ。サイトラインから受ける「構えやすさ」が、パッティングの方向性においてとても重要であることが非常によくわかる。
自分に合った構えやすいサイトラインを選ぶことも重要だが、それと同時に自分がヘッドのどこをどう見て「真っすぐ」を作っているかという、アマチュアの多くが無自覚な部分に意識が及ぶ点も、このフィッティングの大きなメリットの1つだ。
『イーデルのパターフィッティングキット』
「『アレイ』のフィッティングでは、ヘッドの形状が4種類、ネックの形状も5種類あり、グリップエンド内にウェイトを入れたり、ヘッドの重量を変えたり、さまざまなアレンジができます。これを当店の『SAM PuttLab(サムパットラボ)』というパッティング計測器でデータを取りながら試せば、ご自分に本当に合ったパターが、印象レベルではなく、データとしてハッキリわかります。新しい発見があること請け合いですので、ぜひやってみていただきたいですね」(福井さん)
『ヘッド形状は4種類、ネックは5種類から選べる』
『ヘッドのウェイトもさまざまな重さから選べるほか、グリップエンド内のウェイトも選べる』
ここまで高度なカスタムフィッティングができるのはゴルフ5プレステージだけ。
気になった方はぜひご来店いただき、イーデルで最適な1本を見つけてみてはいかがだろう。
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