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golf2022.12.02

グリーン周りの攻め方が増える高い汎用性。ソールのバリエーションが増えたテーラーメイド【HI-TOE 3】ウェッジ

フェースの全面にスコアラインが刻まれたテーラーメイドの「HI-TOE」ウェッジ。その名のとおりトウ側が高い形状が特徴で、トッププロの要望にこたえる形で高重心化しつつフェースを大きく開いても溝を使って打てるような配慮がなされた個性的なデザインのウェッジだ。

今年9月、その3代目となる最新モデル『HI-TOE 3』ウェッジが発売された。

このシリーズの特徴である「ハイ・トウ デザイン」は、ウェッジの重心位置を高めることで、高スピン・低打ち出しを可能にした点に最大の強みがある。そしてフェース全面を覆う「フルスコアライン」がロブショットやバンカーショットでも安定したスピンを可能にするのだ。

その3代目となる『HI-TOE 3』では、それらのデザインを踏襲しつつ、さらに汎用性を高める工夫がなされているという。


ヘッドは「HI-TOE」シリーズの代名詞であるカッパー仕上げ。フェースは「フルスコアライン」仕様※となっている(※ロフト角56度~60度のみ)


『HI-TOE 2』と比較すると、トップブレードトウ側上部の厚みが増して重心位置がよりフェースセンターに近づいたことと、『MG3』でも採用されたCNC加工の「ミルドグラインドソール」を採用したことでより精密なソール形状を実現したことが大きな進歩だ。

これらはスピンや弾道の安定性に大きく寄与し、常に安定したパフォーマンスを出しやすいため、わずかな誤差も許されないショートゲームにおいて大きな力を発揮する。


前作よりトウ部分を高くすることで、より低い打ち出しで高いスピン量を発揮する


独自の精密加工を施されたソール形状は、安定した抜けの良さを誇る


フェース面はノーメッキとなっており高いスピン効果を発揮する一方、ヘッドは「8620スチール」を鋳造することで十分な耐久性も兼ね備えている。

そして、フェースの溝は「ZTP RAWグルーブデザイン」の採用でよりシャープに、深く、狭くなり、ウェットコンディションでも最適なスピンを付与できる。また溝の間にバー状の突起を加えた「レイズドマイクロリブ」は、振り幅が小さくヘッドスピードは上がらない短い距離のアプローチでもバックスピン量アップさせる効果があるという。


フェースはやわらかい打感のノンメッキ仕様。溝の間に突起を加えることでスピン性能も向上している


一方でソールには複数のバウンス形状をラインアップすることで、幅広いゴルファーにとって扱いやすくなっている。スクェアフェースでも開いても使いやすい万能型のSB(スタンダードバウンス)に加え、フェースを開いて使うことが多いプレーヤーに適したLB(ローバウンス)、フェースは開かず閉じたままインパクトしたいプレーヤーに適したHB(ハイバウンス)の3種類だ。

「HI-TOE」というとフェースを開いて使うゴルファー専用のウェッジという印象があったが、バウンス形状さえ選べばスクェアが基本の人にとっても扱いやすいというわけだ。

ロフトバリエーションは50~60度までの間で2度刻みの6種類となっており、58度と60度には前述の3つのバウンスバリエーションがある。


ロフト角58度と60度のモデルは、3つのバウンスタイプがラインアップされている(写真は左から「スタンダードバウンス」「ローバウンス」「ハイバウンス」 ロフト各60度)


ゴルフ5各店舗では、これら試打クラブをそろえており、コースに近い状況でソールの抜けを体感できる「ラフマット」での試打もできる。

グリーン周りのバリエーションが増える高い汎用性を備えた『HI-TOE 3』、ぜひお近くのゴルフ5でチェックしていただきたい。


<HI-TOE 3シリーズの商品一覧はこちら>

https://store.alpen-group.jp/f/dsd-001047001-1-1?rowPerPage=1&thumbnail=0&q=HI-TOE&PL=&PU=&ST=1&B=494

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