硬いからこそ芯を喰う!シャープに振り抜ける【グッと深掘りゴルフギアVol.33】三菱ケミカル「ディアマナサンプ95」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。第33回目は、アイアン用のカーボンシャフト、三菱ケミカルの「ディアマナサンプ」だ。
アイアンの中・重量級シャフトはスチールシャフトが主力で、カーボンシャフトというと「パワーのない人向け」の純正シャフトの印象が強いかもしれない。
それは、カーボンシャフトのほうがスチールシャフトよりも軽く作りやすいため、軽量ゾーンにおいては素直でシャープにしなり戻るシャフトが作りやすいのが理由。
一方で中・重量級のシャフトに関しては、軽量シャフトと比べるとカーボンの圧倒的優位性が薄れ、スチールでも振りやすいシャフトが作りやすく、しかも安価であるため、スチールの需要が大きいというのが実情だ。
しかしこれは、中・重量級においてスチールがカーボンよりも優れているということを意味するわけではない。カーボンシャフトは設計の自由度が高いため、中・重量級シャフトにおいてもスチールでは実現できない特性を持ったシャフトを作れる可能性を秘めているのだ。
スチールシャフトでは実現できない特性を持ったシャフトが作れるのも、カーボンシャフトの魅力だ
実際、ゴルフ5プレステージのフィッターたちは、アイアンに90g前後の中量級シャフトを求めながらも、「N.S.PRO 950」シリーズや「ゼロス」シリーズのような中量級スチールシャフト特有のやわらかさやしなやかなフィーリングが苦手と言う人に、三菱ケミカルの『ディアマナサンプ95』を勧めるケースが多いという。
「ディアマナサンプ」は、同重量帯のスチールシャフトと比べると振動数がかなり少なく、振り心地も圧倒的に硬い。言い換えればシャープで暴れない安定感のあるシャフトなのだ。
そのためスイングのちょっとした乱れによる打点ブレが生じにくく、さらに多少芯を外してもそのまま振り抜ける安定感がある。
これはフィーリングだけでなく、トゥダウンが大きい人やダフリのミスが多い人にとっても明らかにミスが減る効果があり、スコアアップにもつながる。
硬いぶん、暴れずシャープに振れるので芯に当たりやすい
スチールシャフトと比べると価格は格段にアップするが、実際に試打してみると「十分に価格なりの価値がある」と感じて選ばれるお客さまも多く、いままでアイアンに持っていた苦手意識が一気に払拭されたケースもあるという。
いまならテーラーメイドの新作アイアン「P7MC」「P770」に、純正のスチールシャフトから1,000円増しで「ディアマナサンプ」が選べるので要チェックだ。
テーラーメイドの「P770」(写真上)と「P7MC」(写真下)は、「ディアマナサンプ」をお得に挿せる
ぜひ一度ゴルフ5プレステージにて試打していただき、カーボンアイアンシャフトの性能に触れていただきたい。
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