女性にもおすすめの「やさしい手元調子」【グッと深掘りゴルフギアVol.44】三菱ケミカル「ディアマナWS」編Part2
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深～い話」をお届けする連載。【グッと深堀りゴルフギア】。
第44回目は、前回に引き続き三菱ケミカル「ディアマナ」シリーズの最新モデル「ディアマナWS」について取り上げる。
球がつかまる「やさしい手元調子」としてゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちが注目しているという、三菱ケミカルの「ディアマナWS」。
2月10日に発売されたばかりのディアマナシリーズ第6世代のシャフトで、手元調子のいわゆる「白マナ系」。先端剛性が高く左に行きにくいという手元調子ならではのメリットをしっかりと備えつつ、従来の手元調子シャフトのようなつかまりにくさはなく、「ハードなシャフトでアマチュアには手ごわい」という印象を覆す扱いやすさが特徴だ。
前回、プレステージ名古屋店のフィッター金子尚平さんに、引っかけに悩むようなドローヒッターにおすすめだという話を聞いたが、さらに聞いていくと、女性ゴルファーにも試してみてほしいシャフトだという。
ゴルフ5プレステージ名古屋店の金子尚平フィッター。プレステージ神戸店→名古屋店と歴任し経験は豊富
「これまで女性が使えるようなシャフトは先調子の『走る』タイプのものがほとんどでした。それは飛距離や高さを出すという意味では確かにメリットになるのですが、女性ゴルファーにも先調子が苦手とか手元調子のほうがタイミングを取りやすく振りやすい、という人はたくさんいるんです。でも従来の『手元調子はハード』という先入観もあり、選択肢がほとんどありませんでした。その点『ディアマナWS』は、スペックが豊富なうえ、そういったハードさはなくつかまりも十分にあるので、女性でも問題なく使えます」（金子さん）
手元調子だがスペックを落とせば粘りのあるスムーズなしなりを感じてパワーのない人でも振りやすい
「ディアマナWS」は、80ｇ台のTXから40ｇ台のR2まで21スペックを展開。これならパワーのない女性でも使えるスペックがある。
金子さんのおすすめは、ピン「G430 MAX HL」やテーラーメイド「ステルス2HD」などのつかまって上がるヘッドに「ディアマナWS」の40g台のR2などを組み合わせるパターン。
40g台のR2フレックスならHS36～38ｍ/sの人でも十分扱える
つかまりがよく球が上がりやすいヘッドや軽量ヘッドとの相性がよさそう
「いままでドライバーの振り心地がイマイチしっくりこなかったという女性のお客さまにこういったスペックを試してみていただいたら、急に芯に当たるようになって劇的に飛距離が伸びたケースもあります。やはり振り心地が自分に合ったシャフトを選ぶことは大事なんです。これまで選択肢になかった手元調子の軽量シャフト、ぜひ試してみてほしいですね」（金子さん）
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