前後のウェイト移動で弾道が劇的に変わる!【グッと深掘りゴルフギア】Vol.38 テーラーメイド「ステルス2プラスFW」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。第38回目は、テーラーメイドの新作「ステルス2プラス」のフェアウェイウッド(以下、FW)を取り上げる。
カーボンフェースの第二世代モデルとして注目を集めている「ステルス2」シリーズだが、プレステージの腕利きフィッターたちがドライバー以上に熱い視線を送っているのが「ステルス2プラス」のFWだ。
「ステルス2」シリーズのFWのなかでも、「ステルス2プラス」はチタンヘッドの高性能モデル。「SIM「SIM2」「ステルスプラス」からの流れを汲んだポジションで、とくに3Wの使用率がプロや上級者の間で非常に高い。
そもそもチタンヘッドのFWは、ステンレスヘッドのものと比べて重心設計の自由度が高いうえフェースの弾きがよく、高打ち出し・高初速で飛ばせるモデルが多い。しかし「ステルス2プラス」のFWは、そういった基本性能の高さに加えて、異次元と言っていい大質量の可変ウェイトを備えているのだ。
このスライディングウェイトは、従来の「タングステンのボルトを動かす」というレベルのものではなく、ヘッド後方に埋め込まれた50gのウェイトの塊自体が前後にスライドする。FWで前後方向のウェイト移動が可能なモデルというだけでもテーラーメイドにおいて初だが、その移動量も大きいという点で、まさに無限大の可能性を秘めたFWと言っても過言ではないだろう。
チタンヘッドの「ステルス2プラス」FW。ロフト角15度の3Wと同18度の5Wの2番手構成
「ステルス2プラス」FWは、50gもの大質量が最大数㎝も動くため、ポジション変更によってヘッドの重心深度が劇的に変わり、弾道特性を従来にないほど大きく調節することができる。
とくに打ち出し角の変化は大きく、同じロフトのヘッドでも、浅重心のウェイトポジションと深重心のウェイトポジションでは、まるで別のクラブのような違いが出る。また、これほど劇的に重心位置が変わると、「振り心地」にも明らかに差が出るという。
このウェイト調整を利用すれば、誰でも「高打ち出し・低スピン」の飛ぶ弾道を手に入れることができるだけでなく、フィーリングまで含め好みに合わせた調整の幅が非常に大きく広がる。
ヘッド後方に配置された50gものウェイトユニットが前後にスライドする
「びっくりするほど変わる」というこのウェイト調節機能、ある意味劇薬ではあるが、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちなら、最適ポジションを探すところまでしっかりと対応してくれる。ぜひ一度試打・相談しに来ていただきたい。
<プレステージ店舗の詳細はこちら>
https://www.golf5-prestige.jp/
<ステルス2シリーズフェアウェイウッドの動画はこちら>