アマチュアに使ってほしい「ロフト0度」パター【グッと深掘りゴルフギアVol.54】ピレッティ「ZEROリミテッドエディション」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第54回目は、ピレッティのパター「ZEROリミテッドエディション」を取り上げる。
アメリカ発の削り出しパターブランドで、ヘンリク・ステンソンが使っていることで知られる
パターにおいて「ボールの転がりがいい」ことは、非常に大きな武器。ボールに打ち出しからスムーズな順回転を与えることができれば、転がりがスムーズで球足が伸び、ヨレたり跳ねたりせずにラインに乗る。
各メーカーが、ヘッドの重心位置やフェースインサートなど、さまざまな手法で「いい転がり」を得るべく工夫を凝らしているが、アメリカ発のパターブランド「ピレッティ」は、少し変わった手法でアマチュアにとっていい転がりを実現するパターを作っている。
それが「ZEROリミテッドエディション」だ。
その最大の特徴は、ロフトが0度に設定されている点だという。
一般的には、パターにもロフトが必要で、インパクト後にほんのわずかにボールをキャリーさせることで、スムーズな順回転を得やすいとされている。しかしアマチュアの多くは、パッティングストロークがアッパーな傾向にあり、一般的な2~4度のロフトのパターではインパクトロフトが大きくなりすぎて転がりを損ねているのだ。
ピレッティはそこに注目し、あえて「ロフト0度」のパターを開発したというわけだ。
パターのロフトは一般的に2~4度が多く、0度というのは珍しい
ゴルフ5プレステージでは、その「ZEROリミテッドエディション」を限定販売しており、プレステージのフィッターたちも注目しているという。
ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務の柏瀬翔太郎さんは、フィッティング事例から効果を実感しているそうだ。
「たしかにパター試打時にデータを取ると、アッパーなインパクトでロフトが増えすぎているお客さまは多いんです。そういった方は、ストロークを改善しなくてもロフトの少ない『ZEROリミテッドエディション』を打っていただくと見違えるように転がりがよくなります。データではボール初速やミート率が劇的にアップするので、お客さまも納得してくださいます」(柏瀬さん)
ゴルフ5プレステージ日本橋店のフィッター柏瀬翔太郎さん
転がりがよくなれば小さな振り幅で適切なタッチを出せるので、ストロークの精度が上がってインパクトの誤差が減る。意図したラインにボールを乗せやすいだけでなく、ゆるみも出にくくなり、タッチと方向性、両方でのミスが減るというわけだ。
アマチュアの多くはアッパーなインパクトのせいで転がりが悪くなっている
「いままで『どうも転がりがよくない』と感じていた方には、ぜひ試打してみていただきたいですね。当店では精密なパターフィッティングができますので、お客さまのストローク特性がデータでわかります。もしアッパーにインパクトする傾向があれば、このパターは絶対におすすめです。大きく振らずにいい転がりのボールが出るようになりますよ」(柏瀬さん)
ピン型、マレット型それぞれ50本限定で、シリアルナンバー入り
他にもロフト0度のパターがないわけではないが、ステンレス削り出しの高品質なパターで、しかもピン型だけでなくマレット型も選べるモデルは少ない。ピン型、マレット型それぞれ50本限定でゴルフ5プレステージでしか手に入らない商品。シリアルナンバーも入ったとても希少なパターなので気になった方はぜひゴルフ5プレステージに足を運んでいただきたい。
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