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golf2023.08.22

4つの交換ウェイトで調節幅の広さは随一!【グッと深掘りゴルフギアVol.62】グローブライド「ONOFF KURO」編Part1

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。

第62回目は、グローブライドのドライバー「ONOFF KURO」を取り上げる。

ゴルフ5プレステージのクラブ販売は、質の高いフィッティングが土台となっており、そこにほかの量販店との大きな違いがある。どんなお客さまにも、それぞれにマッチした最適な1本を探し出し、提案できるのがプレステージなのだ。

市販されている商品をベースにフィッティングを行う以上、ヘッドスピードやスイングなどが「普通」に近い人ほどクラブの選択肢は多くなるが、逆に極端にパワーがあるとか非力、スイングに強いクセがある人などは、選択肢が少なくなってしまうぶん、フィッターたちは苦労する。

そういった面からゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがとくに注目しているのが、ヘッドとグリップエンドの両方に可変ウェイトが搭載されているというグローブライドの「ONOFF KURO」だ。

クラブ自体のベーシックな性能、は玄人好みのシャープな顔で、重めのヘッドで飛ばしやすいドライバーだが、クラブが備えた調整機能の幅の広さが従来の大手メーカー商品には類を見ないところに面白さがあるとプレステージ広尾店勤務のフィッター鶴田慶一さんは話す。 


ゴルフ5プレステージ広尾店勤務のフィッター鶴田慶一さん

「ヘッドのトウ、ヒール、後方の3カ所に交換可能なウェイトビスがついていることに加え、グリップエンドにも同様のウェイトがあるので、クラブの重量やその配分を自由自在に変えられるんです。グローブライドのカスタムシャフト『ラボスペック』には軽量モデルも豊富なので、これらをうまく組み合わせると、従来では選択肢が非常に少なかったヘッドスピードの遅いお客さまにも、綿密に調整したドライバーをご提案できるんです」(鶴田さん)

 

ニュー「ONOFF KURO」。「パワートレンチ」が増えて飛距離性能もアップ

標準ではトウ側3g、ヒール側5g、後方2gとグリップエンドに7gのウェイトが装着されており、それらを入れ替えることができるが、1~9、12gの別売りウェイトを使えばさらにカスタムの幅が広がる。

「ラボスペック」のシャフトも30~40g台ながら手元調子系の「TATAKI」、先調子系の「HASHIRI」という選択肢があるので、それらを駆使することで、いままでなかったような軽量ドライバーが作れるのだ。

鶴田さんはこれを生かし、お客さまのフェースの開閉量などを参考に、重心位置まで考慮したフィッティングをして提案しているという。

 

交換用のウェイトが別売りされており、重量コントロールの幅が広い

「たとえばヘッドスピードが35~36m/秒くらいのお客さまで、フェースの開閉量が多い方なら、重心距離を長めに、グリップ側を重めにして引っかけにくい『TATAKI30』と組み合わせたりします。ウェイトはグリップを9gと標準より2g重くして、ヘッドはトウ6g、ヒール2g、後方4gという配置から試打していただいたら面白いと思います。気持ちよくヘッドを走らせて球をつかまえられるのに引っかけない。軽量系のドライバーは、つかまりがいいぶん引っかけに悩む方も多かったので、そういう方にはドンピシャだと思います」(鶴田さん)

 

トウ側とグリップエンドを重めにして、つかまりすぎないが振り抜きのいいセッティングに


シャフトは手元調子系の「TATAKI30」。この重量で手元調子はめずらしい

こういったセッティングは、球筋やヘッドスピードに応じてさまざまにアレンジ可能。

ゴルフ5プレステージでは豊富な試打クラブをご用意しているので、気になった方はぜひ一度足を運んでいただきたい。

次回は引き続き「ONOFF KURO」について、今度はフェードヒッターにオススメのセッティングを教えてもらう。



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https://www.golf5-prestige.jp/


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