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golf2023.08.30

【ゴルフ5レディス2023レポート】注目ホールレポートVol.3。池がらみの難関フィニッシュングホール

「ゴルフ5レディス」の会場となる「ゴルフ5カントリー美唄コース」。その17、18番ホールについて、トーナメントディレクターでコースセッティングを担当した中野晶プロに解説してもらいました。

17番ホールはアイランドグリーンが特徴のパー3。シグネチャーホールのひとつでもあります。

「距離は146ヤードと短く、グリーンはアイランド状ですが手前にはエプロンもあり、普段は見た目のインパクトほどの難しさではありません。とはいえ周囲は池ですので、1発のミスが大叩きにつながる危険なホールでもあり、風が強くなったときには一気に難易度が上がるので油断は禁物です。グリーンの傾斜が強いので、それを利用してピンに寄せるショットが求められるホールです」


一つのミスが命取りとなる17番パー3


アイランドグリーンとなっており、風が強く吹くと難易度は上がる


女子プロたちの技量をもってすれば、この距離であれば 左手前のバンカーもそれほど大きなプレッシャーにはならないかもしれませんが、アゴも高く、バンカーから下りの傾斜になるので入れてしまうとパーセーブは難しくなります。

強風時には、短い番手で打つほど風の影響を受けやすくなる側面もあります。ティーイングエリアがどこに設定されているかにも注目して見ると面白いかもしれません。


左手前のバンカーはアゴが高く下り傾斜なので必ず避けておきたい


最終18番ホールは382ヤードのパー4。右サイドが全部池ですので、プレッシャーのかかる試合終盤で勇気あるショットが求められるホールになりそうです。


右に続く池がプレッシャーとなる最終18番のパー4


「ほぼ真っすぐなフェアウェイですが、幅は広くないので、強めのドローやフェードを打つ選手にとっては、フェアウェイキープが難しいかもしれません。短いホールではないので、アゲンストになると2打目を大きな番手で打つ必要が出てきますし、横風になると一気に池のリスクが大きくなります。フィニッシュングホールのプレッシャーのなかで、ショット力が試されるホールだと思います」

16番ホールと正反対のアングルのホールですので、風の読みなどは16番をプレーした際の記憶を生かして攻略することがカギになりそうです。

グリーン周りもアンジュレーションが強く、右のバンカーの間がくぼんでいるなどこぼれやすいゾーンもあります。ピン位置に対してどうリスクマネジメントするか、リスクを冒して攻めるのか、選手たちの判断が問われます。


ショートゲームのマネジメントもスコアを左右する


「風を遮るものがないコースですので、強風が吹くなどの天候面の変化があると、一気に難しくなりますが、平穏なら13アンダー前後までスコアは伸びるのではないかと私は見ています。上位に入るためには、攻められるホールでしっかりバーディを奪いにいくと同時に、難しいホールでは簡単にボギーを打たない判断も必要で、メリハリのあるゴルフが求められるでしょう。1発1発のショットだけでなく、そういった流れにも注意して観戦していただくと、より楽しめると思います」

選手たちのマネジメントだけでなく、その日の天候、ティーイングエリア、ピンポジションなどにも注目して観戦していただきたい。

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