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golf2023.09.05

【ゴルフ5レディス2023レポート】優勝した櫻井心那選手はロフト8.5度の飛ばし屋仕様のドライバー

「ゴルフ5レディス」で優勝した櫻井心那選手のクラブセッティングをチェック!


1W ダンロップ スリクソンZX-5Mk2 LS(8.5度)/三菱ケミカル ディアマナGT60(S)

3W ダンロップ スリクソンZX Mk2(15度)/三菱ケミカル テンセイプロホワイト1K60(S)

3U ダンロップ スリクソンZX Mk2(19度)/三菱ケミカル テンセイプロ1Kハイブリッド80(S)

4U ダンロップ スリクソンZX Mk2(21度)/日本シャフト N.S.プロ850GH(S)

5I~PW ダンロップ スリクソンZX-5Mk2/日本シャフト N.S.プロ950ネオ(S)

46度、52度 クリーブランド RTX-6ジップコア/日本シャフト N.S.プロ950ネオ(S)

58度 クリーブランド RTXフルフェイス/日本シャフト N.S.プロ950ネオ(S)

PT テーラーメイド トラスTPコレクション ハイドロブラスト ジュノ TB1

ボール ダンロップ Zスター◆


「ゴルフ5レディス」で優勝を果たした櫻井心那選手のセッティング


櫻井選手のセッティングでやはり目を引くのはドライバー。スリクソンの「ZX-5Mk2」ですが、ロースピンモデルの「LS」でしかもロフトは8.5度。とにかく球の高さを抑えてボールを強く前に飛ばしたいというスペックです。シャフトも60g台のSと、女子ツアー屈指のハードスペック。ドライビングディスタンス4位(256.80ヤード)という飛ばし屋らしいドライバーです。


ドライバーはスリクソン「ZX-5Mk2」のLSを使用


ウッド類は、FW1本とUT 2本。とくにUTのシャフトはかなりしっかりしたものが入っており、3Uは80g台のハイブリッド用シャフト、4Uに至ってはスチールシャフトです。


今大会でも2打目を支えていたフェアウェイウッドとユーティリティ


アイアンは5番アイアンから。ひところ、5番アイアンは女子プロではほぼ絶滅しかけていましたが、いまは穴井詩選手や神谷そら選手といった一部の飛ばし屋だけでなく、小祝さくら選手や吉田優利選手、岩井明愛・千怜選手、佐藤心結選手、蛭田みな美選手、菅沼菜々選手など、5番アイアンをバッグに入れる選手は実は少なくなく、櫻井選手も同様です。クラブが進化したこともあり、女子プロでもアイアンが得意な選手であれば、5番アイアンでグリーンに球を止められるのです。


アイアンも「ZX-5Mk2」5番アイアンからセッティングされている


ウェッジは46、52、58度の3本。今年は100ヤード前後の距離感を磨くことを重視しているという櫻井選手ですが、それを支えるのがこのウェッジたち。52度は、初日の10番ホールでは96ヤードを、2日目の6番ホールでは91ヤードを寄せてバーディを奪う活躍を見せたほか、46度も初日の13番ホールで103ヤードを5mにつけてバーディ、最終日、最終ホールのバーディも46度で124ヤードを2mにつけたショットでした。

アプローチは苦手で弱点だという櫻井選手ですが、「資生堂レディスのころよりはだいぶうまくなっている」と話しており、実はリカバリー率は現在4位。58度のウェッジはそれを支えています。


ウェッジはすべてクリーブランド「RTX」シリーズ


今大会で使ったパターは人気の「トラス」シリーズ。このパターのほかにもう1本、オデッセイの「ヴァーサ ホワイト・ホット ダブルワイド」も愛用し、使い分けているそうですが、過去の2勝も「トラス」で勝っており、こちらのほうが相性はよさそうです。


今大会ではテーラーメイド「トラスTPコレクション ハイドロブラスト ジュノ TB1」を使用していた
 


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