golf2023.09.02

【ゴルフ5レディス2023レポート】鈴木愛選手が首位を守るもリードは1打差。明日は混戦必至！

「ゴルフ5レディス」2日目。

初日6アンダーで首位に立った鈴木愛選手が今日も2つスコアを伸ばして8アンダーとし、単独首位を守りました。

今日は午前中から青空が見え、さわやかな風が吹くこの時期の北海道らしい天気。

そんな好コンディションのなか、早いスタートの組では阿部未悠選手が4アンダー、柏原明日架選手と石井理緒選手が5アンダーとスコアを伸ばし、インコーススタートでは泉田琴菜選手が5アンダー、竹田麗央選手が4アンダー。このままどんどんスコアが伸びていく展開を予感させました。

本日5アンダー、トータル3アンダーで10位タイにつけている柏原明日架選手と石井理緒選手

藤本麻子選手も8番ホールまでに6つのバーディを奪ってスコアボードを駆け上っていきましたが、9番ホールで今日初のボギーを打つと、11番ホールでは痛恨のトリプルボギー。結局本日3アンダーでトータル1アンダーの18位タイにとどまりました。

若林舞衣子選手も、5～7番、11～13番と2回の3連続バーディで一時7アンダーまで伸ばして首位に並びますが、14番でボギー、16番では池に落としてダブルボギーなどと終盤に崩れてしまいます。それでもトータル5アンダーの4位タイまで順位を上げてきました。

同じ5アンダーの4位タイに入ったのは横峯さくら選手、木下彩選手。トップと3打差で最終日に優勝を狙える好位置につけました。

今日4つスコアを伸ばして4アンダーの7位タイにつけた山下美夢有選手は、上位陣では唯一のノーボギー。明日のジャンプアップがあるかもしれません。

唯一ノーボギーの山下美夢有選手。明日どこまでスコアを伸ばせるのか注目だ

上位3人は、最終組で回った上位3人がそのままキープしました。

トータル6アンダーの3位でフィニッシュした小祝さくら選手は前半2バーディノーボギーの安定したプレーでしたが、後半は3バーディ3ボギーと出入りが激しくなってスコアを思うように伸ばせず、順位を1つ落としました。

トータル7アンダーの2位に浮上した櫻井心那選手は、前半4～7番での4連続バーディが効いて4つスコアを伸ばし、首位の鈴木選手に1打差まで迫りました。

後半は伸ばしきれなかった小祝さくら選手はトップと2打差の3位で終えた

4つスコアを伸ばしトップに食らいつく櫻井心那選手

鈴木愛選手は合計3つのボギーを打ちましたがそれ以上のバーディを奪って、前後半とも1つずつ、合計2つスコアを伸ばし、単独首位の座を守りました。昨日は強風をものともしないショット力でスコアを伸ばした鈴木選手でしたが、今日はチップインあり、長いパーパットありと、グリーン周りの技術の高さが光りました。

今日もショートゲームでの技術力の高さを発揮した鈴木愛選手。トップをキープのまま最終日へ

今日はおおむね好天だったものの、15時過ぎからゲリラ豪雨に見舞われ15分ほどプレーが中断。

多くの選手が再開後に水を含んで重くなったグリーンに手こずりました。

突如振り出したゲリラ豪雨に再開後に手こずる選手も

それでも風は終日穏やかで、多くの選手がアンダーパーでプレー。明日の上位陣はスコアの伸ばし合いになりそうな予感が漂います。

鈴木愛選手も「パットは微妙にズレてあまり入りませんでしたが、狙ったところには出せているしフィーリングは悪くないので明日もこのまま行きたい」。ショットに関しては「ドライバーは何とかフェアウェイキープしましたが当たりが薄めでしたし、アイアンは左右に散りました。今日はあまり調子がよくなかったので、明日までに練習で調整したい」と話しており、上手くアジャストできれば明日はさらにスコアを伸ばしてくるでしょう。

激戦が予想される最終日が楽しみです！