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golf2024.04.12

チームゴルフ5宮崎合宿2024レポート。2024年最新クラブ試打 武尾咲希プロ編。“直進性”の高さを実感!「パラダイムAiスモークMAX」ドライバー&7W

今年1月末、シーズン開幕を控えたチームゴルフ5の選手たちが、宮崎県で合宿を行った。

絶好のコンディションで練習し、開幕に向けての調整を行うとともに、持ち込まれた最新クラブのテストも実施。フェニックスカントリークラブの練習場では、各選手がさまざまなクラブを幅広く試し、そのなかから最終的に気に入った2本をピックアップしてもらい、改めてその2本を試打。

今回は武尾咲希プロが選んだ、キャロウェイ「パラダイムAiスモークMAX」ドライバーのほか、同じく「パラダイムAiスモークMAX」の7番ウッドの2本のインプレッションをお届けする。


フェニックスカントリークラブの練習場で、データをチェックしながら試打


最初に打ったのはキャロウェイ「パラダイムAiスモークMAX」ドライバー。ロフトは10.5度で、50g台の純正シャフトのSフレックスで試打をスタートした

まず1発目から真っすぐの中弾道。この日はアゲンストの強いコンディションだったが、ボールがグングン前に飛んでいく様子に、武尾プロも驚いていた。


キャロウェイ「パラダイムAiスモークMAX」ドライバー。10.5度で純正のSシャフトを試打


「見るからに風に強そうな重い球ですね。私はあまり重心が深すぎずないヘッドのほうがボールを押せる感じがして好きなんですが、これはまさにそんな感じ。打感も硬すぎずやわらかすぎず、ちょうどよくて気持ちいいです」(武尾プロ)


中弾道でアゲンストに負けない球を連発


ドライバーはこのところずっとキャロウェイを使ってきたという武尾プロ。その点では顔や打感などもすんなり受け入れやすいうえ、クラブの進化を直接的に感じられているようで、かなり満足な様子。

引き続き試打を続けても弾道にバラつきもなく、ほどよくつかまったストレート系のボールを連発していた。もう少しスペックの調整を進めればさらに飛距離が伸びそうな様子はあるが、この感触なら開幕からバッグに入る可能性も十分ありそうだ。


構えやすく、打感もちょうどいいと、フィーリング面でも満足


続いて打ったのはキャロウェイ「パラダイムAiスモークMAX」の7W。ロフトは21度、シャフトは純正の50g台のSフレックス。

普段武尾プロは9Wまでバッグに入れているそうで、7Wもよく使う番手。おおむね180ヤード前後の距離で使うことが多いとのこと。飛ぶほうではない武尾プロにとって、この辺の番手はスコアメークの生命線となるクラブだ。数発打ってみて、「これは使えそう!」と武尾プロ。


キャロウェイ「パラダイムAiスモークMAX」の7W。ロフトは21度、シャフトは純正のS


「ロフトの多いショートウッドは左を向いて見えるモデルが多いんですが、これは顔が真っすぐで構えやすく、その顔どおりにボールも真っすぐ飛んでくれます。ヘッドサイズもちょうどいいし、ボールを拾ってくれそうな顔もやさしく感じます。何より曲がらないし、高弾道でグリーンの端に切ってあるピンをキャリーで狙って行けそうです」(武尾プロ)


顔のよさ、弾道のよさ、ともに即戦力級の完成度


同ロフト程度のユーティリティよりも弾道が高く、グリーンに球を止めやすいのは、ロングアイアンなどを打ちこなすパワーのない女子プロにとって重要なポイント。高弾道だが曲がる感じがないのも心強い。

その後、いろいろ試しながら試打を進めた武尾プロは、コースでの使いやすさを強調していた。

「少しダフリ気味に入って『噛んだかな』と思っても真っすぐ飛ぶし距離もほとんど落ちないんです。7Wでもこんなに補正能力が高いのはビックリ。ソールの抜けもいいので、ラフや傾斜地などでも使いやすそうですし、これは戦力になってくれそうです」(武尾プロ)


ソールの抜けのよさ、ミスへの寛容性などコースでの使い勝手もよさそう


これほど好感触なら、7Wだけでなくほかのフェアウェイウッドもテストを進めたいと武尾プロ。昨シーズンは惜しいところで優勝を逃す試合もあったが、今年はニュークラブの力を借り、初優勝も期待できそうだ。


7Wが好感触だっただけに、他の番手も気になるところ


武尾プロ絶賛のキャロウェイ「パラダイムAiスモークMAX」ドライバーと7W。いずれもゴルフ5各店舗では試打クラブをご用意しているので、気になった方はお近くの店舗に足を運んでいただきたい。

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