ダフリと引っかけを防いでくれる高性能カーボンアイアンシャフト【グッと深掘りゴルフギアVol.103】フジクラ「トラヴィル」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深～い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第103回目は、フジクラのアイアン用カーボンシャフト「トラヴィル」を紹介する。
アイアンのシャフトは、一般男性であればスチールシャフトを選ぶことが多い。その理由は様々で純正やメーカーカスタムの選択肢の多くがスチールであることや、単純に「スチール＝重い」といったイメージから選択しているゴルファーも多くいるだろう。
そんななかゴルフ5プレステージのアイアンフィッティングでは、カーボンシャフトを提案するケースも多いという。
昨年フジクラから発売された「トラヴィル」も、カーボンシャフトならではのメリットもさることながら、ほかにはない独特の個性を持っていることから、プレステージでは人気シャフトの1つとなっている。
ゴルフ5プレステージ広尾店の勤務のフィッター小池儀さんも、「ハマる人にとっては、十分見合ったメリットを提供できる」と話す。
ゴルフ5プレステージ広尾店勤務の小池儀さん
「カーボンのアイアンシャフトは、カーボン特有の硬さのおかげでスイング中のトウダウン量を抑えられるのが大きなメリット。そのためアイアンでダフリが多いという人におすすめで、劇的にダフリが解消されるケースも多いんです。この『トラヴィル』は、それに加えて引っかけにくい特徴もあります。アイアンでダフリやチーピンが多いという人にとっては、すごくメリットの大きいシャフトなんです」(小池さん)
トウダウン量が小さくダフリにくいのがカーボンシャフトの大きなメリット
「トラヴィル」は、カーボン特有の硬さはあっても全体が硬いわけではなく、先端側がやわらかくて少しヘッドが遅れてくる感じがある。そのため、トウダウンによるフェースの開きを嫌がって出る引っかけを防ぐ効果があるというのだ。
先端側のやわらかさによる「遅れてくる感じ」が、引っかけ防止に効いている
小池さんがとくに注目しているのは、今年発売された70g台の軽めのモデル。軽量スチールシャフトがしっくりこずに悩んでいる人にとって、いままでにない解決策を提示できるので、かなり期待できると小池さんは話す。
しかもシャフトの基本性能として、ボールの落下角を確保しグリーンに止まる球が打てるという強みもあるので、アイアンの精度が劇的に向上する人も多いという。
これで115、105、95、85、75の5つの重量帯に各2フレックスのラインアップがそろった
70-80g台のスチールシャフトがしっくりこない人は、試す価値アリ
「もう1つのおすすめポイントとして、シャフトの特性が同じフジクラの最新ウッド用シャフト『24ベンタスブルー』に似ていて、相性バツグンということもあるんです。ドライバーに『24ベンタスブルー』を選んだなら、アイアンは絶対に『トラヴィル』を試してほしいですね」(小池さん)
ゴルフ5プレステージでは各重量、各フレックスで試打シャフトを用意している。気になった方はぜひ店舗に足を運んでいただき「トラヴィル」の性能を体感していただきたい。
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https://www.golf5-prestige.jp/
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