【ゴルフ5レディス2024レポート】 大会2日目は雷雲接近で1時間遅れのスタート。今日の注目ホールは?
「ゴルフ5レディス」2日目。
会場の「ゴルフ5カントリーみずなみ」コース付近は、台風の接近で夜半から大雨。朝になって一時弱まりましたが、雷雲が発生した影響で午前7時予定のスタートが1時間延期となり、8時ティーオフに変更となりました。
選手たちは思うように練習もできずに悶々と過ごしながら、天候の回復を待っていました。
その後予定通り8時に試合開始となりましたが、雨雲が去った代わりに雨脚は強くなり、昨日とは打って変わって悪天候の中でのプレーとなり、9時34分には雷雲接近のためプレーが中断しています。
『本日の瑞浪市の天気は雨。スタートが1時間延期となった』
初日のプレーを振り返ると、バーディが多く出たのはアウトコースでは1番と5番のパー5と、4番のパー3。インコースでは10、16番のパー5と13、14番のパー4でした。
14番は419ヤードと長く、ティーショットの落としどころの難しいパー4ですが、選手たちは上手く攻略したようです。
4番パー3はプレーイングディスタンスが152ヤードを少し短めでピン位置がセンターに切られていたことから、積極的に攻めやすいシチュエーションでした。
なお10番では工藤遥加選手が、16番では野澤真央選手がイーグルを出しています。
『5番ホールのパー5でバーディを奪った櫻井心那選手』
『インコースでは16番ホールのパー5でバーディが出やすかった』
『16番ホールでイーグルを奪った野澤真央選手』
一方ボギーが多かったのは9番パー4、12番パー3、17番のパー4でした。
9番はピン位置が左バンカー上とシビアだったことが難易度を上げ、12番は174Yと短めの設定でしたが、やはりピン位置が右バンカーの先に切ってあったことで難しくなりました。
17番はティーショットを左に曲げると攻略が難しく、ダブルボギー、トリプルボギー各2人が出たように大叩きのリスクもあるホールでした。
このほかスタートホールの1番パー4は、バーディも多く出たものの、ティーショットを左に曲げるとパーセーブが難しいことからボギーも多く、明暗分かれるホールでした。
『難易度はピン位置も関係する。9番ホールはスコアを落とす選手が多かった』
『17番ホールはティーショットを左に曲げると松の木がありパーオンが難しくなる』
今大会はトータル6559ヤードと距離が長くありませんがフェアウェイの幅が絞られているホールが多くラフが伸びていることもあり、ティーショットの精度がスコアを左右しています。
今日は雨の影響でラフがさらに重くなっていることから、フェアウェイキープの重要性がさらに増します。
攻めの部分では4つのパー5でしっかりとバーディを奪うこと。守りの部分では1番ホールのティーショットで確実にフェアウェイをキープすること、184ヤードと長い設定の12番パー3で確実にパーを獲ること、そして大叩きのリスクのある17番をいかに安全に攻略するかが勝負のカギとなりそうです。