高機能フェースがすごい!「エリート」で叩いて飛ばすか、「Qi35」で飛ぶ弾道を求めるか【グッと深掘りゴルフギアVol.128】キャロウェイ「エリート」&テーラーメイド「Qi35」ドライバー編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
2025年の第1弾となる第128回目に取り上げるのは、キャロウェイの「エリート」とテーラーメイド「Qi35」という最新ドライバーだ。
今年も年明け早々、各社から最新ドライバーが発表された。2月の発売を前にすでにどれを買うべきか迷っている人は多いことと思うが、ゴルフ5プレステージではすでに、腕利きフィッターたちが研究を進めている。
今回は、先日発表されたキャロウェイ「エリート」とテーラーメイド「Qi35」、それぞれどこに注目すべきかをゴルフ5プレステージ広尾店勤務のフィッター中村柊介さんに話を聞いた。
『ゴルフ5プレステージ広尾店の中村柊介フィッター』
中村さんは、この2モデルで注目すべきポイントはフェースだと話す。
キャロウェイは以前からAIでフェースを設計し、あらゆる打点で最適な弾道を得られるような開発を進めてきた。「エリート」はそれがさらに進化し、打点と弾道のシミュレーションを行うフェース面上の「コントロールポイント」が、前作「パラダイムAiスモーク」のなんと10倍に増えたという。
『キャロウェイ「エリート」。「EPIC」シリーズ以来のグリーン系のカラーリング』
一方テーラーメイドは、3世代前の「ステルス」以来カーボンフェースを採用。ヘッドの前方で本来大きな重量を担うフェースにチタンよりも軽い素材であるカーボンを使用することでボールを後ろから押すインパクトを目指し、「Qi35」ではそれがさらに進化。合計34gものウェイトをヘッドの後方に配することで最適な重心に近づけた。
『テーラーメイド「Qi35」。カーボンの質感が際立ち機能美を感じるソリッドなデザイン』
「イメージとしては、打点ズレ時の距離・方向のブレが小さく、芯で打つことにこだわらない『エリート』に対して、芯で打ちやすく、うまく芯で打ったときのスピン量を抑えて飛ばせる『Qi35』という感じですが、どちらも非常に高いクオリティにまとまっていて飛んで曲がらない傑作と言えると思います。しかしプレステージとしては、これをベースにシャフトでどう味付けするかが大事。そこはフィッティングをしながらお客さまと対話し、詰めていくことで、最適な1本に近づけられると考えています」(中村さん)
『フェースをAIで設計し、打点のズレに強い「エリート」』
『60層カーボンフェースで後ろから押せる「Qi35」』
たとえば打点ズレに強い「エリート」には多少のミスヒットを気にせずに強振して飛ばすために、叩ける「ベンタスレッド」を組み合わせるとか、低スピンの球が打ちやすい「Qi35」には球が浮きやすい「スピーダーNXバイオレット」を組み合わせて、「高弾道・低スピン」の球を目指す……といった具合だ。
もちろん、「エリート」にブレにくいシャフトを合わせて平均飛距離アップを目指したり、「Qi35」にさらにしっかり系のシャフトを装着しつつロフトを多めにするといった別の方向性も考えられるし、ヘッドのバリエーションを考えれば可能性は無限大だ。
『シャフト、スペック選びで無限大の可能性を秘めている』
「ヘッドの重心位置によって振り心地も違いますし、打感も顔も違います。そういった好みも含めて相談しながらモデルを選び、スペックを詰めるためにも、まずは実際に打っていただくのがいちばん。プレステージは試打シャフト豊富ですので気になっている方は何はともあれぜひ打ちにいらしてほしいですね」(中村さん)
ゴルフ5プレステージでは、キャロウェイ「エリート」が1月10日(金)、テーラーメイド「Qi35」が1月17日(金)より試打クラブを随時投入予定。シャフトも豊富に試すことができるのでぜひ足を運んでいただきたい。
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