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golf2025.02.20

2025年最新クラブ試打 キャスコ「DW-125G」ウェッジ編 【チームゴルフ5宮崎合宿レポート】

チームゴルフ5の宮崎合宿には、話題のドライバーのほか、注目の新商品もいくつか持ち込まれた。その中から、キャスコの新しいウェッジ「DW-125G」を、イ・ナリプロと伊藤元気プロが試打。その様子をお届けする。

「DW-125G」は、アマチュアに人気の「ドルフィンウェッジ」シリーズのニューモデル。

「ドルフィンウェッジ」といえば独特の波型形状のワイドソールを備えたウェッジで、ダフリにくく、バンカーショットもカンタンということで、広くアマチュアから支持されている。

「DW-125G」は、シリーズ4代目「DW-123」のグースネックバージョンという位置づけだ。

 

『「DW-125G」は「DW-123」のグースネックバージョン。ロフトは46度から64度までの9ロフトをそろえており、カッパー仕上げもある』

さっそく56度のモデルを、ピンまで約65ヤードのフェアウェイから、イ・ナリプロが打ってみた。

グースネックに慣れないイ・ナリプロはどう扱えばいいかちょっと戸惑っていたが、伊藤プロからアドバイスが。

「ナリプロ、そのウェッジは開かなくて大丈夫。ボールはいつもの位置に置いて、フェースを開かずに、普通に打っちゃってOKだよ」(伊藤プロ)

 

『セミグースネックで、基本的にはフェースを開かずにスクエアに使う設計』

そのアドバイスに従って気持ちよくスイングした球は、ピンハイ、やや左めにナイスオン!

「すごくやさしい! ヘッドが大きめで安心感があるし、フェースを開かなくてもソールが気持ちよく当たって抜けてくれました。本当に何も余計なことをしないでただ振るだけでいいウェッジって感じですね」(イ・ナリプロ)

 

『65ヤードから56度でショット。「ソールの抜けが抜群にいい」とイ・ナリプロ』

この季節のフェアウェイは芝が薄くてソールが跳ねたり刺さりそうな不安感があるが、「DW-125G」はその心配がない。「X」字型の稜線を持つ「クアッドソールX」がどんなライでも刺さらずに抜けてくれるのだ。

 

『ソールの稜線がX字状になっていて、刺さらずに抜け、しかも跳ねにくい』

「ソールのグラインドがX状になっていて、その頂点部分が接地するから接地面積が狭く、突っかからずに滑って抜けてくれるんだと思います。セミグースネックの形状で球もつかまるし、普通に構えても自然とハンドファーストになるから、ウェッジが苦手な人でも安心して打てると思います」(伊藤プロ)

 

『セミグースネックで、自然とハンドファーストに構えやすい』

次はピンまで約35ヤードの距離のあるバンカーショット。これはプロでもイヤな最難シチュエーションの1つだ。

しかし52度を使って打ったイ・ナリプロのショットは、しっかりキャリーが出てグリーン手前まで飛び、ちょうどよく転がってグリーンオン!

 

『プロでもイヤな距離のあるバンカーショットも、難なくナイスショット』

「なにこれ、すごくやさしい! この距離のバンカーショットは、ヘッドの入れ方がシビアで、少しでも手前から入ると飛ばないし、それを怖がるとホームランも出やすいんですが、すごく自然に打てて、アプローチみたいに距離感が出せました」(イ・ナリプロ)

「『ドルフィンウェッジ』のソールは、やっぱりバンカーではすごく効いていますね。ヒール側のソールが広いのでハイバウンスのような効果があるけれど、形状がいいので跳ねない。しかもセミグースネックなぶんロフトが立ちやすく距離も稼げる。ナリプロも上手かったけど、ウェッジの威力もすごいですね」(伊藤プロ)

 

『バウンスの効果がしっかり発揮され、刺さらずにスムーズに抜けてくれる』

今度は近いバンカー。グリーン脇のピンまで15ヤード前後のバンカーショットだ。使用ロフトは56度。ややアゴのある状況だが、ここもフェースを開かなくてOK。戸惑いながら打ったイ・ナリプロのショットは、ベタピンに寄っていった。

「バンカーでフェースを開かないのは抵抗がありますけど、打ってみたらカンタン! 普通のウェッジはフェースを開かないとバウンスが効きにくいですが、『DW-125G』はちゃんとソールが仕事をしてくれました。すごくスムーズに抜けて、球も上がってくれました」(イ・ナリプロ)

 

『フェースを開かなくてもやさしく脱出でき、しかも距離感が合う』

「やっぱりこのソールはすごいですね。ヒール側のソールが広くてバウンスは効くのに、トウ側は落としてあるので抜けはいい。スクエアな状態で、フェースを開いたときと同じ効果が発揮できるんです。バンカーでも『普通に振るだけ』でOKというのは、バンカーが苦手な人、フェースを開くのが苦手という人には、最強のアドバンテージだと思います」(伊藤プロ)

最後は、花道から10ヤード弱のアプローチ。56度で何発か打った球は全部ベタピンに寄り、最後はチップイン!

「こんな独特のソール形状なのに、普通に打っても全然違和感がなくて、しかもちゃんと助けてくれるというのはすごいですね。距離感も方向も出しやすいし、ちょっと不思議な感じがするくらいやさしいウェッジでした」(イ・ナリプロ)

 

『短いアプローチでも「クアッドソールX」が効果を発揮。スムーズに抜けて距離感が合う』

「すごくよく考えられたソールで、それぞれの状況で必要なところがちゃんと当たってくれるようになっているんですね。だからフェースを開く必要がない。グースネックは、アマチュアの人にとっては球もつかまるし、メリットは大きいと思います。アプローチ、バンカーが苦手な人は、絶対に使う価値があると思います!」(伊藤プロ)

 

『イ・ナリプロ、伊藤プロは「打ってみればやさしさがわかる」と口をそろえる』

「DW-125G」は、ゴルフ5各店舗に試打クラブがそろっているので、ぜひ実際に打ってやさしさを体感していただきたい。

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