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other2021.05.12

硬式テニスラケットの選び方! 自分に合った1本でテニスを楽しもう

老若男女を問わず、少人数でも楽しむことができるなど、テニスは人気が高いスポーツです。テニスを始めてみたいものの、ラケットの種類が豊富でどれを選べば良いのかわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、硬式テニスラケットの選び方をご紹介します。レベル別にラケットの選び方もご紹介しているので、経験者の方もぜひご確認ください。

 

【目次】

■硬式テニスには硬式用のテニスラケットを用意しよう

■硬式テニスラケットの選び方

・ラケットの重さ

・フェイスの大きさ

・ストリングパターン

・フレームの厚さ

・ラケットのバランス(重心)

・グリップの太さ

■レベル別におすすめのテニスラケット

・初心者におすすめのテニスラケット

・中・上級者におすすめのテニスラケット

・ソフトテニス経験者におすすめのテニスラケット

■自分にぴったりのテニスラケットを選ぼう

 

■硬式テニスには硬式用のテニスラケットを用意しよう

硬式テニスとよく似たスポーツに、ゴムボールを使用するソフトテニス(軟式テニス)があります。中学校の部活ではソフトテニスが一般的で、硬式テニス部がある学校は少ないため、中学生の頃はソフトテニスをしていたが、進学や社会人になったのを機に硬式へ移行したいという方も珍しくありません。

そのような方はソフトテニス用のラケットを持っているでしょうが、ソフトテニスと硬式テニスではラケットの作りが異なり、試合などではソフトテニス用のラケットは使用できないため注意が必要です。
硬式テニスを楽しむ際は、硬式用のテニスラケットを用意するようにしましょう。

 

■硬式テニスラケットの選び方

硬式テニスラケットの選び方

 

硬式テニスラケットは、重さやグリップの太さの違いで性能が大きく異なります。自身の体格や筋力などを踏まえてラケットを選ぶことが、テニスのレベルアップを目指すうえでは重要です。硬式テニスラケットを選ぶ際に確認したいポイントをご紹介します。

 

・ラケットの重さ

ラケットを選ぶ際は、最初に重さを確認しておきましょう。標準的なテニスラケットの重さは285~305gくらいです。

軽量なラケットほど力のない方でも振りやすく、取り回しも簡単ですが、パワーのあるボールに打ち負けやすくなり、打球の衝撃も強く感じます。
一方、重量のあるラケットほど打ち負けや大振りによるボールの飛ばし過ぎは減りますが、振り抜くのに筋力が必要なため、初心者や女性、シニアの方には不向きです。

体格や筋力によって差はあるものの、初心者の女性やシニアの方は255~280g程度、初心者の男性の方は280~300g程度の重さを目安に、ラケットを選ぶと良いでしょう。

 

・フェイスの大きさ

フェイスとはボールを打つ面のことです。一般的なテニスラケットのフェイスはミッド、ミッドプラス、オーバーサイズの3種類に分けられ、ボールの打ちやすさだけでなく、コントロール性能などにも関わります。

 

【ミッド】
フェイス面積が85~95平方インチのラケットです。空気抵抗が小さく振り抜きが良いのが特徴で、ボールのコントロール性にも優れます。しかし、フェイスが小さいためボールを芯(スイートスポット)に当てるのに技術が必要で、上級者向きのラケットです。

【ミッドプラス】
フェイス面積が105平方インチ以下のものを指します。パワーやボールのコントロール性、スイートスポットのバランスが良く扱いやすい、現在主流となっているサイズです。

【オーバーサイズ】
フェイス面積が105平方インチ以上のラケットで、デカラケと呼ばれることもあります。芯が大きく初心者でもボールを飛ばしやすい、ラケットに球が当てやすいのがメリットです。面が広いため回転もかけやすく、初心者の方でもスピンボールを打ちやすいですが、振り抜きは悪くなります。

 

・ストリングパターン

ストリングはガットとも呼ばれ、ラケットのフェイスに張られた糸のことを指します。ストリングの縦横の本数をストリングパターンといい、一般的には縦16本×横19本が主流です。

ストリングパターンが細かいほど芯が狭くなるもののコントロール性が高まり、打球感も鋭くなります。ただし、ボールの飛びが抑えられるためパワーがないとボールを十分に飛ばすことができません。

ストリングパターンが粗いものは芯が広くスピンもかけやすい一方、ストリングが切れやすいです。初心者の方は、ボールを飛ばしやすい粗めのラケットを選ぶと良いでしょう。

 

・フレームの厚さ

テニスラケットはフレームの厚みにも種類があり、薄ラケ・中厚・厚ラケの3つに分けられます。

 

【薄ラケ】
厚みが17~21mm程度のもので、フレームが柔らかくコントロール性能に優れます。他の厚さのフレームに比べてボールの飛びを抑えられるため、パワーのある方におすすめです。

【中厚】
厚みが22~26mm程度のものは中厚と呼びます。パワーとコントロールのバランスが良いため、多くの方が扱いやすいモデルです。

【厚ラケ】
厚みが26~30mm程度のモデルで、フレームが硬く反発性に優れます。ボールの飛距離が伸びるため、パワーに自身のない方におすすめです。

 

テニス初心者の方は、中厚のラケットでプレースタイルを確認してから、どの厚みが自身に最適か考えると良いでしょう。

 

・ラケットのバランス(重心)

テニスラケットは、重心の位置によっても打球感が異なります。ラケットのバランスには、重心がグリップ側にある「トップライト」や、中心部分にある「イーブンバランス」、ラケット先端側に重心が寄っている「トップヘビー」の3種類があります。

重心がグリップ側に近いほどラケットの操作性に優れ、フェイスの先端に寄るほど遠心力が働きパワーに優れるのが特徴です。重心が中心に近いイーブンバランスはオールラウンドに使いやすいため、初心者の方はイーブンバランスから始めることをおすすめします。

 

・グリップの太さ

テニスラケットのグリップはG1~G4までの4種類に分けられ、数字が大きくなるほどグリップが太くなります。手の大きさやグリップを握った際の感覚にもよりますが、一般的には男性は2か3、女性は1か2を使う場合が多いです。

購入後にグリップテープを重ね巻きすることで、1サイズ分ほどグリップを太くできるので、迷った際は少し細めのサイズを選ぶと良いでしょう。

 

■レベル別におすすめのテニスラケット

レベル別におすすめのテニスラケット

 

使用するプレーヤーがどれくらいの腕前を持っているのかも、ラケット選びのポイントのひとつです。テニスのレベル別に、おすすめのテニスラケットの選び方をご紹介します。

 

・初心者におすすめのテニスラケット

テニス初心者の男性や女性、シニア年代の方の場合、ラケットにボールを当てられなかったり、テニスで使用する筋肉が足りず、ラケットを思うように振れなかったりする恐れがあります。

できるだけ軽量で振りやすく、フェイスも大きめのテニスラケットを選ぶのがおすすめです。ラケットのバランスやフレームの厚さは、それぞれイーブンバランス、中厚とバランスに優れたものを選び、テニスに慣れてきてから好みに応じて替えると良いでしょう。

 

・中・上級者におすすめのテニスラケット

テニスに慣れてきた中級者の場合、軽くフェイスの大きいラケットでは相手に打ち負けてしまったり、ボールが飛び過ぎたりしてしまうことも考えられます。少し重くフレームが薄いラケットを選ぶなどして、打ち負けやボールの飛び過ぎを抑えるようにすると良いでしょう。
ただし、軽めのラケットは取り回しに優れるため、ボールをコントロールしやすいと感じている場合は、無理にラケットを買い替える必要はありません。

上級者の方は、自身のプレースタイルがある程度できあがっていると思われます。コントロールを重視するのか、パワープレーを行うのかなど、自身のプレースタイルやラケットの扱いやすさを考えながらラケットを選ぶのがおすすめです。

 

・ソフトテニス経験者におすすめのテニスラケット

ソフトテニスと硬式テニスは、ボールの打ち方をはじめ、ラケットの重さや大きさ、握り方などが異なります。
一般的には硬式ラケットの方が、ソフトテニス用のラケットよりもフェイスが広く重さもあるため、ソフトテニス経験者がボールの飛びやすいラケットを使うと、ボールを飛ばし過ぎてコントロールできない場合があります。

ストリングが細かい、フレームが薄い、トップライトなど、ボールが飛びづらいラケットを選ぶようにすると良いでしょう。

 

■自分にぴったりのテニスラケットを選ぼう

テニスラケットは、重量やフェイスの大きさ、重心の位置などによって、特徴や使い勝手が大きく異なります。自身のレベルやプレースタイル、筋力などに合わせてテニスラケットを選ぶことが、テニスの上達を目指すうえでは欠かせません。
選び方のポイントを確認しながら、ぴったりのテニスラケットを見つけてみてください。

 

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