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other2021.09.13

バスケのシュートを決めるためのコツは? シュートの種類と練習方法もご紹介

北米のプロバスケリーグ「NBA」での日本人選手の活躍などもあり、近年はバスケットボールがニュースで取り上げられる機会が増えています。学校の授業などでバスケを行う機会が増えた、これからバスケを始めたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、バスケは高い位置にリングがあるため、バスケ初心者の方はシュートの段階で躓きがちです。
ここでは、バスケのシュートにおける基本的なコツと、シュートの種類ごとの打ち方などをご紹介します。

 

【目次】

■基本的なシュートのコツ

・ボールの握り方

・きれいなシュートフォームを心がける

・シュートフォーム時の肘の位置

・フォロースルーをしっかりと行う

・動作のリズムを意識する

■代表的なバスケのシュート

・セットシュート

・レイアップ

・ジャンプシュート

・フローターシュート

・ダンクシュート

・フックシュート

・ツーハンドシュート

■シュートフォームを身に付ける練習方法

・ボールを使わないで練習する

・近い位置からシュート練習を始める

・シュートフォームを撮影してみる

■きれいなシュートフォームを覚えてシュートの成功率を高めよう

 

■基本的なシュートのコツ
基本的なシュートのコツ

 

バスケのシュートにはいくつか種類がありますが、共通する基本的なコツがいくつかあります。基本的なコツを踏まえてシュート練習を繰り返せば、さまざまなシュートの上達につながるでしょう。
基本的なバスケのシュートのコツをご紹介します。

 

・ボールの握り方

バスケで使用するボールは手のひらよりも大きく、バスケ初心者の方は扱いづらさを感じるかもしれません。ボールの正しい持ち方を知っておくと、ボールを扱いやすくなり、シュートも打ちやすくなります。

シュートの際は、利き手の手のひらはボールにつけず、指先と指の付け根でボールを掴むようなイメージで持ちましょう。指でボールを支えることで、コントロールしやすくなります。この時、人差し指と中指の間がボールの真ん中付近に来るように置くと、ボールに力を伝えやすいです。
もう片方の手(右投げの場合左手)は、シュートの際に無駄な力を与えないように、ボールの側面に軽く添えるだけにします。

 

・きれいなシュートフォームを心がける

きれいなシュートフォームを心がけるのも大切です。シュートフォームがきれいだと、全身の力を効率良くボールに伝えられます。
足は肩幅程度に開いて腰を落としたら、利き手側の足を少し前に踏み出すようにすると、下半身が安定しやすいです。また、体全体に1本の芯が通っているイメージを持つと体がブレにくく、安定したシュートフォームを身に付けられるでしょう。

 

・シュートフォーム時の肘の位置

肘が下がったシュートフォームだと、ボールコントロールが安定しなくなります。シュートを打つ際の肘の位置も確認しましょう。
シュートフォームに入ったら脇を締め、利き手の肩と肘が平行になる高さまで肘を引き上げるのがコツです。この時、肘がしっかりとリングの方向を向いていると、シュートが横にズレることはなくなります。

 

・フォロースルーをしっかりと行う

フォロースルーとは、シュートを放った後の姿勢のことです。手首のスナップを効かせてシュートを打てていると、自ずときれいなフォロースルーを行えます。また、シュートの度に同じフォロースルーができるようになれば、シュート成功率も安定します。
手首を使ってスナップをかけることと、指先をしっかりとゴールに向けることを意識してフォロースルーを行いましょう。

 

・動作のリズムを意識する

バスケのシュートを打つ際の動作は、「ボールを持つ、シュートフォームに入る、シュートを打つ」という3つに大きく分けられます。一連の動きをリズム良くできるようになると、シュートフォームが安定しやすいです。
リズムが良いと無駄な動きが減るので、相手にボールを取られたりシュートコースを塞がれたりする可能性も減らすことができます。

 

■代表的なバスケのシュート

基本的なシュートのコツ

 

バスケのシュートは、打つ際の姿勢や打つ場所によって、いくつかの種類に分けられています。ここでは、その中から代表的なバスケのシュートをご紹介します。

 

・セットシュート

立った状態から頭の上や胸の前でボールを構えて行う、バスケの基本的なシュートです。フリースローやミドル、3ポイントなど、幅広いシーンで使用されています。余計な動作がなく体の軸がブレないので、正確にシュートを打ちやすいのがメリットです。
ただし、シュートの打点が低いことから、相手ディフェンスが目の前にいたり囲まれたりしているシーンでは使うのが難しいです。

 

・レイアップ

走りながらリングに向けてジャンプし、リングの下からボールをリリースするシュートです。実際の試合でも使われる機会が多く、バスケの上達には欠かせないシュートといえます。
基本的なレイアップシュートのやり方は、以下の通りです。

【レイアップのやり方】
1.リングに向かってドリブルを行う
2.ゴールの右側から打つ場合は右足、左側の場合は左足で踏み出し、ボールを両手で持つ
3.2歩目の踏み込みでジャンプする
4.片手でボールを持ち、ジャンプの最高到達点でボールを離す

ボールは上に向かって放り投げるのではなく、リングに置いてくるような感覚で離すのがコツです。前へ飛ぶのではなく、上にジャンプする意識を持つと、バスケットボールを高く上げられます。

 

・ジャンプシュート

ジャンプしながらセットシュートを行うのがジャンプシュートです。空中でシュートを打つため体のバランスを保つのが難しいものの、その分打点は高くなり相手にブロックされづらくなります。
体が横に流れてしまうとコントロールが悪化するため、基本的には真上にジャンプする意識で行うと良いでしょう。

 

・フローターシュート

ボールを高く浮かせて落とすのがフローターシュートです。相手ディフェンスのブロックを避けることができます。
セットシュートと打ち方自体は同じですが、ボールを高く放るためコントロールは難しいです。

 

・ダンクシュート

ボールをリングの真上からたたき込むシュートがダンクシュートです。リングの上に手を伸ばすため、身長が高く身体能力にも優れていないと、シュートを打つこと自体が困難です。
下半身を強化して高いジャンプ力を手に入れるだけではなく、体幹を強化してブレない体を作る必要があります。

 

・フックシュート

ボールを片手で持ち、そのまま放つシュートのことです。シュートの際に腕がフックのように見えることから名づけられました。
フックシュートを行う際は、体はゴールに対して横を向き、ゴールに近い方の腕で相手ディフェンスを遠ざけながら、もう片方の手でボールを放ります。難易度は非常に高いですが、ディフェンスにマークされているシーンで使えると有効なシュートです。

 

・ツーハンドシュート

ツーハンドの名前の通り、両手で行うセットシュートのことです。両手を使うため力が入りやすく、力に自信がない女性などに多く見られます。
手のひらが下を向くように手首を回内させ、ボールに回転をかけて高い軌道を描かせるのがコツです。

 

■シュートフォームを身に付ける練習方法

バスケのシュートを安定して決められるようになるには、きれいなシュートフォームを習得することが大切です。きれいなシュートフォームを身に付けるために、取り入れたい練習方法の一例をご紹介します。

 

・ボールを使わないで練習する

最初に、ボールを使わないでシュートフォームを繰り返す練習を取り入れるのがおすすめです。肘の高さや手の動かし方、ボールをリリースする位置などを意識しながら、シュートフォームを何度も繰り返すことで、体に覚えさせられます。

 

・近い位置からシュート練習を始める

シュートフォームが固まりきっていない、筋力が不足しているといった状態で長距離のシュートを行うと、フォームが崩れてしまう恐れがあります。はじめのうちは、ゴールに近い位置からシュート練習を始めるようにしましょう。
近い位置からのシュートが安定して決まるようになったら、少しずつ距離を伸ばしていくのがおすすめです。

 

・シュートフォームを撮影してみる

自身のシュートフォームを友人などに撮影してもらうのも良い方法です。練習後に映像を見直せば、シュートフォームの改善点を探すことができます。
シュートフォームがきれいなプロ選手やチームメイトなどをお手本に、練習してみるのも良いでしょう。

 

■きれいなシュートフォームを覚えてシュートの成功率を高めよう

バスケのシュートはバスケ初心者の方が躓きやすいプレーのひとつです。確かに初心者には難しいプレーではありますが、きれいなシュートフォームを身に付ければ、安定してシュートを決められるようになります。
今回ご紹介したコツを参考に反復練習を繰り返し、バスケのシュート成功率を高めていきましょう。

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