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other2022.01.11

初心者にもおすすめのテニスシューズの選び方。お手入れの方法も解説

テニスをプレーする際に、ラケットやガットなどと併せて欠かせないアイテムのひとつが「テニスシューズ」です。一般的なスニーカーでテニスを楽しんでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、テニスのプレー向上を目指すうえでは、テニスシューズを用意しておくことをおすすめします。
ここでは、テニスシューズを用意するメリットや選び方、お手入れの方法などをご紹介します。

 

【目次】

■テニスシューズを履くメリット

■テニスシューズの選び方

・コートのタイプから選ぶ

・シューズの履き口から選ぶ

・サイズの確認も重要

■テニスシューズの買い替えのタイミングは?

■テニスシューズのお手入れ方法

■自分に合ったシューズを用意しよう

 

■テニスシューズを履くメリット

テニスシューズは、見た目こそ一般的なスニーカーに似ています。しかし、前後左右に激しく動き回るテニスのプレーに耐えられるように、靴そのものの耐久性やクッション性、軽量性、グリップ性といった機能性に優れているのが特徴です。

テニスシューズを着用すれば、スニーカーでテニスを行うよりもフットワークの安定性が増したり素早く動けるようになったりと、パフォーマンスを高められます。プレーの質をさらに高めたい、よりテニスを楽しみたいという方は、テニス専用のシューズを用意しておくのがおすすめです。

 

■テニスシューズの選び方

テニスシューズの選び方

 

テニスシューズと一口にいっても、多くのスポーツメーカーがさまざまな商品を販売しています。商品ごとにどのような違いがあるのかわかりにくく、初心者の方はどれを選べば良いのか悩んでしまうかもしれません。
テニスシューズを選ぶ際に確認したいポイントを3つご紹介するので、参考にしてみてください。

 

・コートのタイプから選ぶ

テニスをプレーするコートには、オムニコートやクレーコート、ハードコートなど、いくつか種類があります。テニスシューズは、プレーするコートに適したものを選ぶことが大切です。コートごとのシューズの特徴は、以下の通りになります。

【オムニ・クレーコート用】
オムニは砂が混じった人工芝のコート、クレーは土や砂のコートのことです。どちらも滑りやすいのが特徴のコートなので、グリップ性に優れているシューズを選ぶ必要があります。
オムニ・クレー用のテニスシューズはアウトソールに溝があり、滑りにくいのが特徴です。

【オールコート用】
地面が硬めのハードコートでも摩擦力を軽減できるように、ソールの溝が浅めになっているのがオールコート用のテニスシューズです。クッション性にも優れ、足にかかる負担を軽減できます。
名前の通り幅広いコートに対応できるタイプですが、滑りやすいオムニ・クレーコートでの使用には適していません。

【カーペットコート用】
室内コートで多く採用されているのがカーペットコートです。他のコートに比べて表面が柔らかいものの、足が引っ掛かりやすいという特徴があります。
アウトソールの溝がほとんどなく、グリップ性を抑えているカーペットコート用のシューズを用意しておくと便利です。

オムニ・クレーコート用とオールコート用のシューズをそれぞれ用意しておけば、多くの場面に対応できます。屋内で練習することが多い方は、カーペットコート用も用意しておくと良いでしょう。

 

・シューズの履き口から選ぶ

テニスシューズの履き口のタイプも重要です。テニスシューズの履き口は、形状からローカットとミッドカットに分けられ、それぞれ特徴が異なります。

【ローカットの特徴】
履き口が浅めに作られているタイプです。軽量で足首も固定されないので、可動域が広く動きやすさに優れています。スピード感や軽いフットワークを重視したい方、長時間のプレーでも疲れにくいシューズを探している方におすすめです。

【ミッドカットの特徴】
履き口が深めに作られていて、足首を包み込んでくれるタイプのシューズです。重量感はありますが、ジャンプや踏み込み時の安定感を高めてくれます。足首のねん挫など、怪我のリスクを少なくしたい方に向いています。

また、シューズを選ぶ際は履き口の形状だけでなく、全体のデザインも確認しておきましょう。おしゃれなテニスシューズなら、テニスウェアとのコーディネートを楽しめます。

 

・サイズの確認も重要

テニスをプレーする際は激しく動き回るため、シューズのサイズ選びも重要です。基本的には、実寸よりも0.5cm~1cmほど大きく、つま先部分に余裕があるシューズを選ぶと良いでしょう。つま先部分に余裕がないと、ブレーキをかけた際などに足の指を怪我する可能性があります。

また、長さだけでなく足幅の大きさの確認も重要です。足幅に対してシューズの横幅が広すぎると、靴の中で足が滑ってしまう可能性があります。足幅のサイズは2Eや3Eなどと記載されていて、基本的には数字が大きいほど幅も広いです。
ただし、シューズの横幅はメーカーによって基準が異なります。海外メーカーのシューズは幅が狭めのものが多いので、気になる方は日本人の足に合わせやすい国内メーカー製を選ぶのがおすすめです。

シューズを購入する際にフィッティングできる場合は、試合中に着用するソックスを履いて試し履きを行うと、シューズのフィット感をしっかりと確認できます。

 

■テニスシューズの買い替えのタイミングは?

テニスシューズの買い替えのタイミングは?

 

テニスシューズは基本的に消耗品です。使い続けるうちにソールがすり減ったり壊れたりして、機能性が失われてしまいます。定期的に買い替えることも、快適にテニスをプレーするうえでは重要です。
具体的な買い替えまでの期間はテニスをプレーする頻度によって異なりますが、週に1~2回テニスを行う方で1年ほどが目安になります。ソールのかかとやつま先部分が削れたり、溝がすり減ってグリップ力が落ちたりと、目に見えて劣化している場合は使用期間が短くても買い替えが必要です。

また、クラブ活動などで毎日のようにプレーする方は、ローテーションを組めるように複数のシューズを用意しておきましょう。休ませながらシューズを使うことで、長持ちさせやすくなります。

 

■テニスシューズのお手入れ方法

テニスシューズを長く使いたい場合は、ローテーションを組むことに加えて使用後のお手入れも欠かせません。
合成繊維のシューズの場合は、軽く水拭きして汚れを落としましょう。水拭きだけで落ちない場合は、水に浸けて湿らせてからブラシなどで汚れを落とします。シューシャンプーなどを利用して洗うのもおすすめです。
洗い終わったら、直射日光が当たらない風通しの良い場所で乾燥させましょう。保管も直射日光が当たらない場所で行ってください。

本革などが使用されているシューズは、水洗いすると生地が傷む原因になるため、専用のブラシやクリーナーを使用して汚れを落とすようにします。
インソール(中敷き)は原則水洗いを避け、においが気になる場合は陰干しで乾燥させるのがポイントです。

ただし、商品や素材によって具体的なお手入れ方法は異なります。細かなお手入れ方法は、メーカーページなどを確認しておきましょう。

 

■自分に合ったシューズを用意しよう

テニスシューズは、テニスのパフォーマンスに関わる重要なアイテムのひとつです。自身の足のサイズやプレーすることが多いコートの特徴に応じて、適切なシューズを用意する必要があります。クッション性やグリップ性などに優れているテニスシューズを用意すれば、怪我の予防にもつながるでしょう。
これからテニスにチャレンジしたい方や、さらにパフォーマンスを高めたい方は、テニスシューズを用意してみてはいかがでしょうか。

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