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other2022.02.04

初心者におすすめのソフトテニス用ラケットの選び方

ソフトテニス(軟式テニス)は、柔らかいゴムボールを使って行う球技です。硬式テニスよりも安全にプレーできるため、老若男女問わず誰でも楽しみやすいスポーツといえるでしょう。中学校の部活でもソフトテニスが一般的で、硬式テニス部はあまり多くありません。そのため、ソフトテニスからテニス競技を始めるという方も多いはずです。
そこで今回は、これからソフトテニスを始める初心者の方に向けて、ソフトテニス用ラケットの選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■ソフトテニスと硬式テニスのラケットの違い

■ソフトテニス用ラケットの選び方

・シャフトの本数

・面の大きさを確認する

・グリップは手の大きさに合わせて選ぶ

・ポジションから選ぶ

・自身のレベルに合わせて選ぶ

■ラケットにはグリップテープも巻いておこう

■自身のレベルやポジションに合ったラケットを選ぼう

 

■ソフトテニスと硬式テニスのラケットの違い

ソフトテニスと硬式テニスのラケットの違い

 

テニスには、硬いボールを使う硬式テニスと、柔らかいゴムボールを使うソフトテニスの2種類があります。ボールだけでなく使用するラケットも異なるので、ラケットを購入する際は注意が必要です。

一般的に、硬式テニスは硬く重たいボールを打ち返す必要があるので、ラケットも剛性が高く重ために作られています。一方で、ソフトテニスは柔らかいゴムボールを使用するので、ラケットは軽く、ガット(網)も柔らかめに張られています。
また、ソフトテニスは通常ラケットの片面しか使用しません。打ち方に応じてグリップの握り方を変えることが少ないため、グリップ部分が正八角形になっているのも特徴です。

このように、ソフトテニスと硬式テニスのラケットは見た目こそ似ているものの、仕様が大きく異なります。ソフトテニスを楽しみたい方は、ソフトテニス用のラケットを用意することが大切です。

 

■ソフトテニス用ラケットの選び方

ソフトテニス用ラケットの選び方

 

ソフトテニス用ラケットは多くの商品が販売されていて、性能もそれぞれ異なります。ラケットを購入する際は、自身のレベルやポジションなどに応じて、適したラケットを選ぶ必要があります。
初心者の方がソフトテニス用のラケットを選ぶ際に確認したいポイントをいくつかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

・シャフトの本数

「シャフト」とは、ラケットのグリップとボールを打つ面(フェイス)をつなぐ部分のことです。ソフトテニス用ラケットのシャフトは、1本シャフトと2本シャフトに分けられ、それぞれ特徴が異なります。

【1本シャフトの特徴】
シャフトが1本のラケットは、シングルシャフトと呼ばれます。シャフトがしなり、振り抜きやすいのが特徴です。スイートスポット(芯)にボールを当てると力をしっかり伝えられるため、力強いショットを打ちやすく、パワーが必要な後衛向けのラケットといえます。
ただし、面の向きがブレやすく、芯を外すとボールのコントロールが難しくなってしまうなど、初心者の方が取り扱うのは難しいかもしれません。

【2本シャフトの特徴】
面を2本のシャフトで支えるタイプのラケットで、ダブルシャフトとも呼ばれます。面の安定性や操作性が良く、芯を外してもボールを返しやすいです。コントロール性を重視するプレースタイルの方に向いています。
1本シャフトのラケットよりも取り回しが簡単で、初心者の方でも使いやすいのが魅力です。主に前衛向きですが、後衛で使えるモデルも発売されているなど、多くのラインナップから商品を選ぶことができます。

 

・面の大きさを確認する

ソフトテニス用ラケットの面の大きさは、ボールの打ちやすさやラケットの振り抜きに影響する重要な部分です。
90平方インチ程度の大きさが平均的な面の大きさで、面が大きくなるほどボールが打ちやすく、小さくなるほどラケットを振りやすくなります。面の小さいものはボールに当てづらく、力強い返球も難しくなるので、初心者の間は少し大きめのタイプを選ぶと良いでしょう。

 

・グリップは手の大きさに合わせて選ぶ

グリップのサイズも確認する必要があります。メーカーによって細かな表記方法は異なりますが、基本的には数字が小さいほどグリップも細くなります。グリップが太くなるほど力強いボールを打ちやすく、細いグリップはコントロール性に優れるのが特徴です。
手に対して太すぎるグリップだと、ボールを打つ際にラケットを落としてしまう恐れがあるので、手の大きさに合わせてグリップの太さを選ぶことが大切です。

また、一般的にソフトテニスラケットにはグリップテープを巻いて使用します。テープを巻いて、後からグリップを少し太くできることも考慮しておきましょう。

 

・ポジションから選ぶ

ソフトテニスの試合はダブルスで行うことが多いです。硬式テニスとは異なり、ネットの近くに立つ前衛と後ろに立つ後衛でポジションが分けられています。
前衛はボレーやスマッシュなどの得点を奪うプレーを、後衛は試合展開を作るストロークが求められるなど、動き方が大きく異なるため、自身のポジションからラケットを選ぶことも大切です。

俊敏な動きが要求される前衛は操作性の良いトップライトモデルが、力強い返球が求められる後衛には遠心力を使ってボールを打てるトップヘビーモデルのラケットが適しています。
まだポジションが定まっていないという初心者の方は、前衛と後衛のどちらでも使えるオールラウンドモデルを選ぶと、幅広いポジションに対応できて便利です。プレースタイルやポジションが決まってから、適した種類のラケットに買い替えると良いでしょう。

 

・自身のレベルに合わせて選ぶ

自身のレベルに合わせるのも、ラケット選びの際のコツです。テニス未経験者や力が弱い方は、軽く操作性に優れていて、取り回しが簡単なラケットだと使いやすいでしょう。
中でも2本シャフトを採用したフェイスが大きいラケットだと、幅広いポジションに対応できて、ボールも打ち返しやすいです。

一方で、力がありスイングスピードの速い経験者の場合は、フェイスが小さく少し重めのラケットが適しています。腕が疲れやすく振り遅れてしまう恐れもありますが、強い打球を返して試合を優位に進めやすくなるのが魅力です。

 

■ラケットにはグリップテープも巻いておこう

ソフトテニス用のラケットを購入する際は、グリップテープも併せて用意しておきましょう。グリップテープは、滑り止めやグリップの太さ調節などの目的で使うことができるアイテムです。多少グリップが細いタイプのラケットを購入してしまっても、グリップテープがあれば自身の手の大きさに合わせて調整できます。

また、グリップテープには、手が吸い付くような感覚で握力が弱くても握りやすいウェットタイプや、さらさらとした質感で汗をかいても滑りづらいドライタイプなどの種類があります。グリップを巻く目的や、使用感の好みに応じて選ぶと良いでしょう。

 

■自身のレベルやポジションに合ったラケットを選ぼう

ソフトテニス用ラケットは、シャフトの本数や面のサイズ、重量などが商品によって異なります。前衛なのか後衛なのか、自身がどれくらいのレベルなのかなどを踏まえて、ラケットを選ぶことが大切です。
ソフトテニス初心者のうちは、軽く扱いやすいラケットを選びましょう。複数のポジションに対応できるオールラウンドモデルなら、ポジションが決まっていなくても問題ありません。ポジションが決まったり、練習していくうちに物足りなさを感じたりしたら、重さなどが異なるラケットと交換してみてください。
これからソフトテニスにチャレンジするという方は、ソフトテニス専用のラケットを用意したうえでテニスを楽しみましょう。

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