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other2022.08.19

Alpen TOKYO×アンダーアーマー バスケイベントに、岸本隆一選手(琉球ゴールデンキングス)と鵤誠司選手(宇都宮ブレックス)が登場!B1ファイナルでのマッチアップの感想や新作シューズの魅力を語る

今春にオープンした東京・新宿のAlpen TOKYOで、昨シーズンのBリーグファイナルを戦った岸本隆一選手(琉球ゴールデンキングス)と、鵤誠司選手(いかるがせいじ・宇都宮ブレックス)を迎えた豪華トークイベントが開催された。

両選手がバスケットシューズを使用しているUNDER ARMOUR(以下:アンダーアーマー)とのコラボレーションにより実現したこの日のイベント。ファイナルでは、同じポイントガードとして相見えたものの、「お互いにあまり話したことがなかった」という2人の共演を、観衆が見守った。


この日のイベントは、B3リーグのベルテックス静岡でアリーナMCも務めるDJケチャップ氏が進行を務めた。


■宇都宮×琉球 B1ファイナルで感じたそれぞれの幸せ

――これまでは「あまり面識がなかった」というお二人ですが、まずはお互いの率直な印象をお聞かせ下さい。

岸本:鵤選手は、体格を生かしたフィジカルの強いプレーが持ち味で、どちらかというと「寡黙そうな選手だな」という印象を感じていました。

鵤:岸本選手は沖縄県の出身なので、陽気で優しそうな雰囲気だなと思っていました。


――琉球は初のファイナル進出、宇都宮は5シーズンぶりの優勝を勝ち取りました。昨年は、両チームにとって意義のあるシーズンを過ごされたように思いますが、お二方の印象はいかがでしょうか?

岸本: 多くの勝ち星(49勝7敗)を積み重ね、1位で終えられたレギュラーシーズンは、「チームとしても良い雰囲気で戦うことができた」と思っています。その後のポストシーズンでは、チームとしては初のファイナルに進出し、「シーズンの最後まで試合ができた」という満足感と、準優勝に終わった悔しさが残ったシーズンでした。

鵤:6位に終わったレギュラーシーズンは、上手くいかないこともたくさんありましたが、最終的にはチームが一つにまとまり、5年ぶりの優勝を手にすることができました。色々なことがありましたが、結果として良いシーズンを過ごせたのではないかと思っています。


――昨シーズンのファイナルでは、両チームのポイントガードを務められているお二方のマッチアップも実現しました。

岸本:鵤選手は、相手の弱い部分を的確についてくるプレーヤーなので、「やられてしまったな」という印象です。

鵤:チームの中心的な存在で、欠かすことのできない選手だと思っています。試合に出られない選手の多かった琉球との対戦に向け、「要注意人物」の一人でもある岸本選手の攻略は、僕らとって大切なテーマでもありましたし、壁を乗り越えて、優勝を勝ち取ることができたことを、本当に嬉しく思います。


――鵤選手は「日本生命ファイナル賞」も受賞されました。

鵤:そうですね。優勝を決めた試合で、良い形でチームに貢献できたことが大きいと思います。(※鵤選手は、ファイナル第2戦で15得点、7リバウンド5アシスト、1スティールの活躍を見せた)


――ファイナルの戦いを振り返ってみてのご感想をお聞かせ下さい。

岸本:ファイナルという素晴らしい場所を用意してくださったことに、まずは感謝したいです。試合に負けた悔しさはありますが、自分達や応援してくれる皆さんの気持ちが乗り移る舞台でプレーできた経験は、今後の糧になっていくと思いますし、特別な舞台を経験できたことが、今は素直に嬉しいです。

鵤:前年に悔しい思いをしたファイナルの舞台で、今度はリベンジを果たせた。これは、なかなかできない経験だと思いますし、ファンの皆さんの前で優勝を勝ち取ることができたことが、僕らも本当に幸せです。


■鵤選手の意外なルーティーンに、岸本選手が「わからない」と驚愕

――度々「ファンの皆さん思い」を口にされているお二人ですが、試合中に観客席の様子が見える瞬間はありますか?

岸本:そうですね。ファンの皆さんが思っているよりも、観客席の様子が見えていると思います。良いプレーができた時には、客席に目を向けてみたり、逆にミスをした時には目を背けてみたり…(苦笑)。ファンの皆さんには、いつも活力をもらっています。

鵤:シャツを着てくれたり、タオルを持って応援してくださるファンの方の声援はありがたいですし、嬉しさや喜びを感じながら、プレーさせてもらっています。


――試合に臨む際の「ルーティーン」があれば教えてください。

岸本:あえて言うなら、試合前の練習に向かう前に、2分くらい目を閉じて「瞑想」をすることですかね。試合に向けて気持ちを整えるために始めたものですが、「ルーティーン」にすると、できなかった時に不安になってしまうので、自分の身体やその時の状況と相談しながらやっています。

鵤:試合の直前に、靴紐を結び直すことですね。試合前の練習では、「あまり足を締め付けたくない」と言う理由で、靴紐を緩めに結んでいて。試合前の集中するタイミングで、キツく結び直すようにしているんです。


――岸本選手も同じような感覚をお持ちですか?

岸本:わからないです(苦笑)。僕は、練習の時から固めに靴紐を結んで、試合と同じ状態で過ごすようにしています。


昨シーズンは、自陣ゴール下からチェストパスでゴールをアシストした「イカルガチャレンジ」が話題を呼んだ鵤選手の「特に練習はしていなかった」というこのプレーの裏話や、実際にボールを使いながら、速く強いチェストパスを出す方法についても語られた。


「練習してできるようになるプレーではない」と、「イカルガチャレンジ」の凄さを語る岸本選手も、手の形を見せながら、チェストパスの秘訣を語った。


トークショーを終えると、勝者に送られる直筆サイン入りシャツや、そしてB1ファイナルで両選手が着用したシューズを懸けたジャンケン大会が行われた。


イベント参加者全員に手渡された両選手のサイン入り色紙


実際にファイナルで使用したシューズに、直筆サインを入れる鵤選手。こちらは、ジャンケン大会の勝者にプレゼントされた。


■鵤選手と岸本選手が語るシューズ選びのこだわりとアンダーアーマー製品の魅力

トークショーの終了後に、両選手は追加でインタビューに応じ、イベントの感想やアンダーアーマーのバスケットシューズの魅力について語ってくれた。


――今回の「Alpen TOKYO×アンダーアーマー バスケットボールイベント」に参加されたご感想をお聞かせ下さい。

岸本:久しぶりのイベント参加だったので、新鮮な部分を感じながら、楽しませてもらいました。

鵤:お互いに面識はありましたが、二人でじっくり話すような機会はありませんでした。今日のイベントが、ここからお互いの距離を縮めていくきっかけになったかなと思います。


――お二人のシューズ選びのポイントをお聞かせ下さい。

岸本:基本的には、足首周りが制限されないローカットを好んで履いています。あとは、実際にプレーする時には、地面にソールが触れた部分の感触を大切にしています。

鵤:僕はグリップ力を重視しています。(岸本選手とは対照的に)ソールパッドの高さなどは、そこまで気にしていません。

岸本:僕らは同じポイントガードですが、ポジションの違いなどによっても、シューズの選び方は変わってくるのではないかなと思います。


――シーズン中に着用されていた、カリー フロー9についての印象はいかがでしょうか?

岸本:「UAフロー」タイプのソールは、結構特殊な作りをしているように感じていて。無駄な動きをせずに、すぐに止まれるところが大きな特徴だなと思っています。

鵤:「本当によく止まるシューズだな」と感じています。実際に履いた方しかわからないと思いますが、ただ歩いているだけで、つまずいてしまうことがあるくらい、よく止まる。あとはシューズの軽さと動きやすさは感じますね。

岸本:このシューズを履いている時によくあるんですけど。本当によく止まるので、何でもない時につまずいて、僕も突っ込まれたことがありました(苦笑)。軽さも含めて、年々シューズが進化している印象を、僕も感じています。あとは通気性の高さや、足が固定されているかのようなフィット感も、この「UAフロー」シリーズの特徴かなと思います。

鵤:横の動きに強く、シューズのクッションを利用しながら、推進力を生み出していくような感覚も気に入っています。


――シューズ選びのポイントや、こだわりを教えて下さい。

岸本:部活動に励む多くの学生さんたちは、シューズの耐久性を重要視していると思います。その点では、耐久性に優れたこの「カリー ホバー スプラッシュ」は、お勧めできるのではないかなと思います。

鵤:先ほどもお話しさせていただいたように、今は「グリップ力」を重視してシューズを選んでいますが、学生だった頃の僕は、シューズに対する特に強いこだわりを持っていたわけではありませんでした。ですが、バスケットをする際に毎日履くシューズは、身体の次に大切なものと言っても過言ではないので、自分のこだわりを大切にしながら、じっくりと選んでいく必要があるのかなと思います。


――お二人が考えるアンダーアーマー製品の魅力は何でしょうか?

岸本:僕が学生だった頃に、当時はほとんど認知されていなかった「インナー」を、アンダーアーマーが最初に普及させたことが、とにかく印象に残っています。シューズはもちろんですが、「UA RUSH(ラッシュ)」のようなアスリートのパフォーマンス向上につながる製品を多く取り扱っているところも、アンダーアーマーの魅力ではないかと思っています。

鵤:競技者のことをきちんと考えてくれていて、さまざまなスポーツ用品が揃えられているブランドだなと感じています。


――最後になりますが、アンダーアーマーのシューズを検討されている読者に向けてのメッセージをお願い致します。

岸本:本当にアンダーアーマーのシューズは軽くてグリップ力もありますし、何よりも動きやすい。最先端の技術を取り入れたシューズは、パフォーマンスや競技力の向上にも繋がっていくので、ぜひ多くの人に選んでいただきたいなと思っています。

鵤:シューズ自体の履きやすさも魅力的ですが、技術の進化によって、いろいろなタイプのシューズが発表されることも楽しみにしています。さまざまなシューズを実際に履きこなすことで、プレースタイルの幅を広げたり、プレイヤーとしての成長に繋げていってほしいと思います。

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