水泳ゴーグルを着用して快適に泳ごう! 水泳ゴーグルの重要性やおすすめの選び方
水泳を行う際に用意したいアイテムのひとつに、水泳ゴーグル(スイミングゴーグル)が挙げられます。「ゴーグルは必要ない」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、水泳ゴーグルを着用すると、裸眼の状態よりも快適に泳ぎやすくなります。水泳を楽しみたい方は、用意しておくのがおすすめです。
ここでは、水泳ゴーグルを着用する効果や、選び方のポイントなどをご紹介します。
【目次】
■水泳ゴーグルを着用する効果
泳ぐ際に、水泳ゴーグルを着用しない方もいらっしゃるはずです。確かに水泳ゴーグルがなくても泳ぐことはできますが、着用すれば目に水が入るのを防げます。水の中で目を開けるのが難しい方でも、安心してプールや海に入りやすくなるでしょう。
プールの水に含まれている塩素やゴミ、細菌などの影響で、目が刺激を受けたり、眼病を患ったりするのを防ぐ効果も期待できます。
また、水の中でクリアな視界を確保できる点も、水泳ゴーグルを着用するメリットです。プールの底をはっきり見ることができるので、真っすぐ泳ぎやすくなります。どれくらい泳いだのかを確認したり、前後左右で泳いでいる人との位置関係を把握したりすることも可能です。
水泳のパフォーマンス向上につながるため、初心者の方はもちろん、泳ぎ慣れている方も、水泳ゴーグルを用意しておくことをおすすめします。
■水泳ゴーグルの選び方
水泳ゴーグルは種類が豊富で、商品ごとに着け心地や性能が異なります。水泳を快適に楽しむには、自分に適した水泳ゴーグルを用意することが大切です。
水泳ゴーグルの選び方をご紹介するので、参考にしてみてください。
・クッションの有無
水泳ゴーグルは、レンズの縁にクッション(ゴム)があるタイプとないタイプに大きく分けることができます。それぞれの特徴は、以下のとおりです。
【クッションがあるタイプ】
縁にクッションがある水泳ゴーグルは、着け心地がやさしく、長時間着用しても目の周囲が痛くなりにくいのがメリットです。弾力のあるゴムが肌に触れるので、ゴーグルの跡もクッションがないタイプに比べると残りにくくなります。
ただし、クッションがある分水の抵抗を受けやすく、タイムが落ちる可能性があります。クッション部分が劣化するため、定期的に買い替えが必要な点もデメリットです。
本格的な競技シーンには向きませんが、これから水泳を始めたい方や、着け心地の良さを重視したい方に適しています。
【クッションがないタイプ】
装着部にクッションがなく、顔にフィットしやすいのが特徴です。水が入り込みにくく、激しく泳ぐ用途にも向いています。
水の抵抗が少なく速く泳ぎやすいので、上級者の方や、競技シーンで着用する水泳ゴーグルを探している方におすすめです。
また、規模が大きな大会ではFINA(国際水泳連盟)承認の水泳ゴーグル着用を求められることもあります。大会出場を目指している方は、FINA承認モデルかどうかも確認しておくと安心です。
・レンズの色
レンズの色も、水泳ゴーグルを選ぶ際のポイントです。レンズのカラーによって、水中での見え方や、遮光性の有無などが変わります。
代表的なレンズのカラーと、それぞれの特徴も押さえておきましょう。
【クリア・透明系】
色がついておらず、裸眼に近い見え方をするのが特徴です。違和感が少なく、初心者や子どもにも適しています。
ただし、遮光性がないので日差しが強い屋外だと眩しさを感じる場合があります。目の動きが外から見える点も、人によってはデメリットになるでしょう。
【ブルー・パープル系】
ブルーカラーの水泳ゴーグルは、眩しさを抑える効果が高いため、日差しが強い屋外プールや海で泳ぐ場合に最適です。透明なレンズと異なり、見え方に違和感を覚える場合があります。
【オレンジ・イエロー系】
オレンジやイエローといった暖色系のレンズは、コントラストが強調されて視界が明るく見えます。視界が暗くなるのが苦手な方や、屋内プールで泳ぐことが多い方におすすめです。
・レンズに施された加工
水泳ゴーグルの中には、レンズに加工を施して機能性を高めているものもあります。より快適に泳ぎたい方は、レンズ加工も確認しておきましょう。
例えば、視力が低く、普段から眼鏡やコンタクトレンズをしている方は、度付きの水泳ゴーグルを選ぶのがおすすめです。
コンタクトをしたままだと、泳いでいる最中に紛失したり、破損したりする恐れがあります。度付きレンズが搭載された水泳ゴーグルを着用すれば、コンタクトなしでも視界を確保することが可能です。
光に弱い方は、ミラーコーティング加工が施された水泳ゴーグルを用意しましょう。サングラスのように光を遮るため、屋外でも眩しさを軽減できます。
周囲から目の動きが見えにくい点も、ミラーコーティング加工のメリットです。
また、屋外で泳ぐことが多い場合は、UVカット機能が付いているかも確認しておくと安心です。
・サイズ感も重要
水泳ゴーグルを用意しても、サイズが合っていないと隙間から水が入ったり、顔が痛くなったりする場合があります。サイズの確認も重要なポイントです。顔に当てた時に、隙間なくしっかりとフィットするサイズを選ぶようにしましょう。
ベルトの長さやレンズ間の長さを調整できるタイプは、しっかりとフィットさせやすいのでおすすめです。
子どもが使う場合は、ジュニア用の水泳ゴーグルを選ぶこともポイントです。大人と子どもは頭の大きさが違うため、大人用の水泳ゴーグルだとしっかりフィットしない可能性があります。
ジュニア用のゴーグルは対象年齢別になっていることが多いので、成長に応じて買い替えると良いでしょう。
■水泳ゴーグルの曇りを防ぐ方法
レンズ内外の温度差による結露や皮脂汚れが原因で、水泳ゴーグルが曇ってしまう場合があります。泳いでいる最中に視界が遮られるのを防ぎたい場合は、曇り止め加工が施されたゴーグルを用意しておきましょう。
ただし、使い方やお手入れの方法を間違ったり、長く使い続けたりするうちに、曇り止め加工の効果は徐々に薄くなってしまいます。
コーディングが剥がれたり、皮脂で汚れたりして、曇り止め効果が薄れる原因になるので、水泳ゴーグルの内側を触ったり、タオルでこすったりするのは避けてください。
レンズ内側の汚れが気になる場合は、水ですすぎ洗いをして、しっかりと乾燥させるようにしましょう。定期的に曇り止めを塗布してコーティングし直すことも、レンズの曇りを防ぐコツです。
■自分に合った水泳ゴーグルを探そう
水泳ゴーグルは、異物から目を保護したり、クリアな視界を確保してパフォーマンスを向上させたりする効果が期待できます。本格的に水泳を行っている方はもちろん、水の中で目を開くのが難しい方や、目への刺激を抑えたい方も、水泳ゴーグルを着用するのがおすすめです。
水泳ゴーグルには多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。水泳ゴーグルを着用するシーンや、レンズの機能などを確認したうえで、自分に適した種類を選ぶことが大切です。
また、使い方やお手入れの方法を間違えると、水泳ゴーグルの機能が落ちてしまうことも考えられます。レンズの内側は触らないようにして、曇り止め機能の低下を防ぐことも心がけましょう。
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