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other2023.08.07

バスケで上手にボール回しを行うコツとは? 初心者にもわかりやすく解説

指先でボールをクルクル回すなど、バスケットボールが上手な人はボールを自由自在に扱える、というイメージを持っている方は多いでしょう。自分自身でも、バスケットボールを上手に回せるようになりたいと考えている方はいらっしゃるはずです。
自身の体を使って上手にボールを操る必要があるバスケットのボール回しは、「ボールハンドリング」の技術向上につなげることも可能です。しかし、具体的にどうすればボール回しを上手に行えるようになるのでしょうか。
ここでは、バスケットボールを上手に回すためのコツや、ボールハンドリングを磨く練習方法などをご紹介します。

 

【目次】

■バスケットのボール回しはプレーの上達につながる

■ボールを指先で回すためのコツ

・ゴム製のバスケットボールを使う

・腕を肩から使って回す

・ボールを速く回転させる

■ボール回し以外のハンドリングの磨き方

・ボディーサークル

・両手ドリブル

■プレー技術の向上にはハンドリング技術の向上が必須

 

■バスケットのボール回しはプレーの上達につながる

バスケットのボール回しはプレーの上達につながる

 

バスケットボール初心者の方にとって、最初の壁になるのがボールを上手に扱えるかどうかです。ボールをうまく扱えるようにならないと、バスケットボールを楽しむことは難しいでしょう。そのため、最初にボールハンドリングの技術を磨く必要があります。ボールハンドリングとは、ボールを自分の思い通りに扱える能力のことです。

ボールハンドリングの向上のために取り入れたいのが、ボール回しです。バスケットボールのボール回しは、指先や手のひら、胴体など、さまざまな場所で回す方法があります。バスケットボールにおいて、ボール回しがどのようなシーンで役立つのかわかりにくいかもしれません。しかし、ボール回しを行いボールに触れる時間を増やせば、自ずとボールハンドリングの技術は上達していきます。
ドリブルやパスなど、ボールを取り扱うプレーが基本のバスケットボールにおいて、ボールハンドリングは全てのプレー上達につながる重要な練習です。

ボールを上手に取り扱えるかは慣れによる部分も大きく、最初はなかなか上手にできないかもしれません。何度も繰り返し練習を続けることが技術向上のカギです。

 

■ボールを指先で回すためのコツ

ボールを指先で回すためのコツ

 

ボール回しと聞くと、ボールを指先で回す「ボールスピン(スピニングボール)」を想像する方が多いのではないでしょうか。パフォーマンスで取り入れられることも多く、一見難しそうに思えるボールスピンですが、練習を繰り返してコツを掴めれば、誰でも上手にボールを回せるようになります。
バスケットボールを指先で上手に回すためのコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

・ゴム製のバスケットボールを使う

一般的なバスケットボールよりも、摩擦力のあるゴム製のバスケットボールのほうが、指が滑りにくくボールを回しやすくなります。また、ボールに縦に入っている線に指を合わせるようにして持つと滑りにくいです。手が小さくボールを握りにくい場合は、親指と中指を線に当てるように意識しましょう。
この時、ゴムの線が目の前でまっすぐになるように持つとボールの回転軸が垂直になり、安定しやすくなります。

ボールを投げて指から離す際は、ボールをつまみ出す感覚で離すのがコツです。また、空気を入れるための穴を捉えることを意識するとボールの中心を見つけやすくなり、ボールスピンの成功率が上がります。

 

・腕を肩から使って回す

指先でボールスピンを行う際は、肘から先だけを使うのではなく、肩からしっかり動かしてボールに回転を加えることを心がけましょう。肩から先を使って勢い良くボールを回せれば、胸の筋肉を使ってより速くボールが回転します。

また、最初から指にのせて回転をかけようとするのではなく、回転をかけながら空中に放ったボールを指でキャッチしましょう。ボールにあらかじめ回転がかけられているので、安定感が増して回しやすくなります。
この時、ボールを高く上げてしまうと、指先に上手にのせることができません。地面とボールの回転軸が垂直になることを意識しながら、指先にそっと置く感覚でボールを投げるのがコツです。

 

・ボールを速く回転させる

ボールの回転を安定させるために重要なポイントは、ボールをできるだけ速く回すことです。自転車などがスピードを出すほどまっすぐ走りやすいのと同様に、バスケットボールも速く回すほど安定して落としにくくなります。

勢いよく回転をかけたボールを指にのせられたら、ボールの下半分を叩くイメージで回転をかけ続けると、指から落としにくくなります。回転をかける際は、ボールが斜めにならないよう、水平方向に叩く意識を持つのもポイントです。

 

■ボール回し以外のハンドリングの磨き方

ボールスピン以外にも、ボールハンドリングの技術を向上させることはできます。ドリブルやパス、シュートなど、バスケットに欠かせない技術を向上させるために、さまざまな練習を取り入れてボールハンドリングを磨いていきましょう。
ここでは、ボール回し以外の代表的なハンドリングの磨き方をご紹介します。

 

・ボディーサークル

ボディーサークルとは、ボールを体の周りで回すテクニックのことです。ボールを素早く動かし続けることで、ファンブルを防いだりボールを取り扱う技術を高めたりできます。
ボディーサークルの手順は、以下の通りです。

【ボディーサークルの手順】
1.左右の手でボールをタップしながら、首やお腹、膝の周りでボールを回す
2.左回りで行ったら右回りも行うなど、左右どちらでもボールを回す

ボディーサークルをはじめ、ハンドリング上達の練習を行う際は、ボールを見ないで行いましょう。実際の試合では味方や敵の位置を確認する必要があるため、ボールを見ながらドリブルは行えません。練習の段階で、ボールを見ない意識を持つことが大切です。最初は難しいかもしれませんが、下を向かないことを心がけてください。
また、常にボールの中心を扱うことを意識して、両手の指先や手のひら、手首など、腕を柔らかく使うのもポイントです。

 

・両手ドリブル

2つのボールを使って、両手でドリブルを行うのが両手ドリブルです。実際の試合では、左右どちらの手でも同じようにドリブルできないと、ボールを奪われてしまうリスクが高まります。
両手ドリブルを練習に取り入れて、左右両方の手のボールハンドリングを高めていきましょう。

【両手ドリブルの手順】
1.左右両方の手を使って、2つのボールをドリブルする
2.その場に立ち止まった状態でのドリブルに慣れてきたら、少しずつ歩いて行う
3.歩くのにも慣れたら、走りながら行う

両手ドリブルを行う際も、ボールを見ないようにするのがポイントです。

 

■プレー技術の向上にはハンドリング技術の向上が必須

ボールを上手に取り扱うボールハンドリングは、ドリブルやパス、シュートなど、バスケットボールのすべてのプレーに直結する重要な技術です。ボール回しを行ったり、ご紹介した練習方法を取り入れたりして、ボールに触る時間を増やして行けば、自ずとボールの取り扱いが向上していきます。

ただし、適当に練習を行っていても、高い効果は期待できません。ボールを見ないことと、毎日少しでも良いので練習を繰り返すことを心がけましょう。自分の練習姿を撮影しておき、確認してみるのもおすすめです。
ボールスピニングやハンドリングの練習を取り入れて、バスケットボールの技術向上に努めてみてはいかがでしょうか。

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