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other2024.01.10

ダンスのアイソレーションとは? 基礎をマスターして上達を目指そう

ダンスを踊る時に重要なのが「アイソレーション」と呼ばれる動きです。あらゆるジャンルのダンスで基本となる動きですが、ダンス初心者の中には、よくわからない、知っているものの上手にできないという方もいらっしゃるでしょう。
ダンスにおいて、アイソレーションとはどのような動きなのでしょうか。
ここでは、アイソレーションの意味や動き方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■アイソレーションとは

■アイソレーションを行う効果

■【部位別】アイソレーションのやり方

・首のアイソレーション

・肩のアイソレーション

・胸のアイソレーション

・腰のアイソレーション

■アイソレーションを練習する時のコツ

■アイソレーションを練習してダンスらしい動きに見せよう

 

■アイソレーションとは

アイソレーション(isolation)とは、日本語で「分離」や「独立」といった意味を持つ英語です。ダンスにおいては、首や肩、胸、お腹、足など、体の特定の部位だけ動かすことをアイソレーションまたはアイソレと呼びます。

アイソレーションは、ヒップホップやジャズ、ブレイクダンス(ブレイキン)、ポップダンス(ポッピン)など、さまざまなスタイルのダンスで基本となるテクニックです。
アイソレーションができるようになると、ダンス初心者の方でも踊りを上手に見せられます。

 

■アイソレーションを行う効果

アイソレーションを練習して首や肩などを独立して動かせるようになると、体の可動域も広がります。ダンス中の動きが大きくなるので、より迫力感のある踊りを見せることが可能です。
また、アイソレーションを上手に行うには、体の細かな部分の動きまで意識しなければいけません。ボディーコントロールの方法が自然と身につく点もメリットです。

ダンスのジャンルに関わらず、アイソレーションができていないと軸がぶれて見えたり、動きのまとまりが悪くなったりします。ダンスの完成度を高めるために、初心者のうちから練習したい重要なテクニックのひとつです。

 

■【部位別】アイソレーションのやり方

【部位別】アイソレーションのやり方

 

アイソレーションは、部位ごとにやり方やコツが異なります。体のさまざまな部位で行えるテクニックですが、その中でも基本となる首・肩・胸・お腹の4カ所に分けて、アイソレーションのやり方やコツをご紹介します。

 

・首のアイソレーション

首は、アイソレーションを行うのが難しい部位です。日頃は行わない動きなので、練習を繰り返して慣れることから始めましょう。首の動かし方は前後・左右の2種類ありますが、比較的難易度が低い前後のアイソレーションから挑戦するのがおすすめです。

首を前に出す時はあごを上げないように、後ろに引く時はあごを引く意識で前後に動かすのがコツです。肩も一緒に動いてしまう時は、両手で肩をつかみながら首を動かしてみてください。肩を固定することで、首だけ動かしやすくなります。
左右のアイソレーションは、両手を上げて二の腕に耳をつける意識を持つと、首だけ動かす感覚をつかみやすいです。

 

・肩のアイソレーション

肩のアイソレーションができると、ダンスらしい動きが行いやすくなります。首とは異なり普段から動かす機会が多い場所なので、ダンス初心者の方も挑戦しやすいでしょう。
肩を上下に動かすアイソレーションと、肩を前後に動かすアイソレーションのバリエーションがあります。

上下に動かす時は、肩を片方ずつ上げます。片側の肩を上げたら、反対側の肩は下げましょう。左右の肩を上下に動かすことで、動作を大きく見せられます。
また、肩先だけを動かすのではなく、肩甲骨あたりを意識して体を動かすこともポイントです。この時、頭や胸が肩と一緒に動かないように注意してください。

前後に動かすアイソレーションは、肩甲骨を引き寄せたり、胸を後ろに下げたりするイメージを持つとやりやすくなります。肘で体を動かさないように意識することも大切です。

 

・胸のアイソレーション

胸のアイソレーションも、前後・左右の2種類に分けられます。胸は上半身の大きな部分を占めるパーツなので、コントロールできるとダンスの見た目を大きく変えることが可能です。

胸のアイソレーションは、みぞおちの辺りを意識しながら行いましょう。前後のアイソレーションは、胸と一緒に肩も動かさないように心がけてください。
左右のアイソレーションは、肩が下がらないように体を動かすのがコツです。肘で引っ張るように胸を動かすと、肩の高さを保ちやすくなります。

どうしても腰が一緒に動いてしまう方は、あぐらをかいたり、腰を落としたり、両手を広げたりしながら練習するのも有効です。前に動かす時は手を後ろに、後ろに動かす時は手を前に持ってくると、胸の動きを意識しやすくなります。

 

・腰のアイソレーション

腰のアイソレーションも、胸のアイソレーションと同様に肩の高さを変えないように注意しましょう。肩幅より足を広めに開いて、膝を少し下げた姿勢で行うと、感覚をつかみやすいです。
みぞおちを止めた状態で、おへその辺りを前後左右に動かすイメージで練習してみてください。手を腰に当てて骨盤を意識すると、動きがわかりやすくなります。
体が傾きやすいので、軸を真っすぐに保つのがポイントです。

普段行わない動きなので、慣れるまでは違和感を覚えるかもしれませんが、慣れれば比較的簡単に行えます。

 

■アイソレーションを練習する時のコツ

アイソレーションを練習する時のコツ

 

アイソレーションは、体の一部を独立して動かすテクニックです。我流で練習して間違った動き方を覚えた結果、見栄えが悪くなることもあります。
以下の点を意識ながら、練習することが大切です。

【鏡で動きを確かめる】
アイソレーションに限らず、ダンスの練習は鏡の前で行うのがおすすめです。上手にできているつもりでも、実際には別の部位も一緒に動いていたり、動きが小さかったりすることもあります。
間違った動かし方が癖になる恐れもあるため、鏡で見ながら練習することを徹底しましょう。

【定期的に練習する】
アイソレーション特有の動きに体を慣らすために、できる限り毎日、定期的に練習することも大切です。
ただし、長時間アイソレーションを練習した結果、体を痛める可能性もあります。1日に長時間練習するのは避けた方が良いでしょう。ストレッチなどを行い、体の柔軟性を高めておくと安心です。

【音楽に合わせて行う】
アイソレーションを練習する目的は、ダンスを上手に踊るためです。ある程度慣れてきたら、音楽のリズムに合わせてアイソレーションを行ってみましょう。

前述のとおり、アイソレーションは各部位を独立して動かす動作です。動かす場所と動かさない場所をしっかりと意識しながら、練習を繰り返しましょう。

 

■アイソレーションを練習してダンスらしい動きに見せよう

アイソレーションは、さまざまなダンスで基本となるテクニックです。アイソレーションができるようになるだけで、初心者の方でもダンスらしい動きができるようになります。

ただし、日常生活で体の各部位を独立して動かすことはまれです。最初は動き方がわからずに苦労するかもしれません。短時間でも構わないので、鏡を見ながら定期的に練習することが大切です。
ダンスを上手に踊りたい方は、アイソレーションを毎日の練習に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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