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other2024.02.13

ソフトテニスのグリップテープの役割を解説! 選び方や巻き方のポイント

ソフトテニス(軟式テニス)用のラケットの使用感には、グリップテープが関係しています。グリップテープひとつで打球感や耐久性は変わるので、自分のプレースタイルに適したものを選ぶことが大切です。
しかし、グリップテープの重要性が今ひとつわかっていない、種類が多くてどれを選べば良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、ソフトテニスのラケットに巻くグリップテープの重要性や、選び方のポイント、巻き方などをご紹介します。

 

【目次】

■ソフトテニスのグリップテープの重要性

■ソフトテニスのグリップテープの種類

・リプレイスメントグリップテープ

・オーバーグリップテープ

■グリップテープの選び方のポイント

・グリップテープの種類

・表面加工

■グリップテープの巻き方の手順

■ソフトテニス用グリップテープの寿命

■自分に合ったグリップテープで快適なプレーを

 

■ソフトテニスのグリップテープの重要性

グリップテープは、ラケットが手から滑らないようにしたり、握った時の感覚を向上させたりする役割を持つアイテムです。種類にもよりますが、手に伝わる衝撃を和らげる、ボールに力を伝えやすくするといった効果も期待できます。
購入する時点で既に巻かれていますが、グリップテープを新たに巻き直せば、より自分の手になじみ、プレーしやすいラケットにすることが可能です。快適にプレーするために、重視したいアイテムといえるでしょう。

また、グリップテープにはソフトテニスラケット用と硬式テニスラケット用の区別はありません。いずれのラケットにも、同じ商品を使うことができます。

 

■ソフトテニスのグリップテープの種類

ソフトテニスのグリップテープの種類

 

ソフトテニスのグリップテープは、大きく2種類に分けることができます。それぞれ役割が異なるので、違いを覚えておきましょう。

 

・リプレイスメントグリップテープ

リプレイスメントグリップテープとは、ラケットを購入した時点で巻かれているテープのことです。レザータイプと合成樹脂タイプに大きく分けることができます。

レザータイプのリプレイスメントグリップテープは、握り心地が硬めなのが特徴です。ボールがラケットに当たった際の感覚がしっかり伝わるので、打球感を求める場合に適しています。
水分に弱く、単体で使っているとすぐに劣化する恐れがある点に注意が必要です。

一方で、合成樹脂タイプはクッション性に優れていて、柔らかい握り心地をしています。衝撃を吸収してくれるので、力を入れなくてもコントロールしやすいのがメリットです。テニスを始めたばかりの初心者の方に適しています。

リプレイスメントグリップテープも自分で交換できるので、打球感やラケットの握り心地が気になる場合は、タイプを変えてみるのも良いでしょう。

 

・オーバーグリップテープ

リプレイスメントグリップテープの上から巻くタイプが、オーバーグリップテープです。一般的に「グリップテープ」といった場合は、オーバーグリップテープのことを指します。
リプレイスメントグリップテープを保護したり、握り心地を自分好みに調整したりするのが、オーバーグリップテープの役割です。元から巻いてあるグリップテープだけでは衝撃が強い、握りにくいと感じる場合は、オーバーグリップテープを用意すると良いでしょう。

また、オーバーグリップテープも、手に吸い付くような感触があるウェットタイプと、汗を吸収しやすいドライタイプに大きく分けることができます。好みに応じて、タイプを選ぶことが大切です。

 

■グリップテープの選び方のポイント

グリップテープの選び方のポイント

 

グリップテープは、種類や表面加工によって性能が異なります。グリップテープを巻く目的や求めている性能などを踏まえて、商品を選ぶことが大切です。
オーバーグリップテープの選び方のポイントとしては、以下の点が挙げられます。

 

・グリップテープの種類

グリップテープと一口にいっても、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。種類ごとの特徴に応じて選ぶようにしましょう。
オーバーグリップテープの種類は、ウェットタイプとドライタイプの2種類に分けることができます。

【ウェットタイプ】
手に吸い付くような質感があり、フィット感に優れているタイプです。ラケットが滑りやすい方や、グリップがくっつく感覚が好きな方に向いています。握力が弱くてもしっかり握れるので、筋力が足りない方でもボールをコントロールしやすい点も特徴です。
ただし、使い続けるうちに吸汗性が落ちていきます。こまめに交換するようにしましょう。

【ドライタイプ】
サラサラした質感で、吸汗性に優れているタイプです。手に汗をかきやすい方や、手に吸い付くグリップが扱いにくいという方に適しています。振動を感じやすいため、打球感が欲しい方もドライタイプを選ぶと良いでしょう。
ただし、ウェットタイプに比べると滑りやすい点に注意が必要です。

 

・表面加工

グリップテープは、表面加工でも性能が変わります。どのような表面加工が施されているかも、確認しておきましょう。大きく、無地加工タイプ、穴あきタイプ(多孔型)、凸凹タイプの3種類に分けることができます。

【無地加工タイプ】
使われている素材の特性を活かした加工で、表面が滑らかなのが特徴です。クセのない握り心地を求めている場合に適しています。
ただし、加工が施されたタイプに比べると滑りやすいです。手を滑らせてラケットを落としてしまう方は、別のタイプを選ぶようにしましょう。

【穴あきタイプ】
グリップテープの表面に穴があいていて、通気性を高めているのが特徴です。汗をかきやすい方に適しています。穴が滑り止めの役割を果たすため、ラケットが滑りやすい方にもおすすめです。

【凸凹タイプ】
グリップに筋が入っていて、巻くと表面に凸凹ができるタイプです。フィット感が高く、しっかりとラケットを握ることができます。

 

■グリップテープの巻き方の手順

グリップテープは、ラケットにしっかりと巻くことで効果を発揮するアイテムです。巻き方のポイントも覚えておきましょう。基本的な巻き方の手順は、以下の通りです。

【グリップテープの巻き方の手順】
1.ラケットから古いグリップテープを剥がす
2.新しいグリップテープの保護テープ(フィルム)を剥がす
3.グリップテープの細くなっている方をグリップエンドに貼る
4.テープ同士が重なる部分を作りながら、上まで巻きつける
5.端まで巻き終えたら余った部分をカットして、付属のテープで留めたら完成

場所によって厚みに差が出ないよう、均一に巻いていくのがポイントです。
ただし、グリップテープを巻くのは慣れていないと難しいです。最初は店舗で巻いてもらったり、巻き慣れている友人に頼んだりすると良いでしょう。

 

■ソフトテニス用グリップテープの寿命

グリップテープは消耗品です。使い続けると機能が落ちていくので、定期的に巻き替える必要があります。
交換するタイミングは使用頻度などによって異なりますが、1ヶ月に1回を目安にすると良いでしょう。

また、フィット感がなくなった、汗を吸収しにくい、滑りやすくなった、汚れや傷が目立つなど、使用感が変わった場合は期間に関わらず交換するのがおすすめです。

 

■自分に合ったグリップテープで快適なプレーを

ソフトテニスのラケットに巻くグリップテープは、プレーの質を左右する重要なアイテムのひとつです。ラケット本体やガット(ストリングス)に目が行きがちですが、併せて確認しておきましょう。
ただし、グリップテープは種類によって特徴が異なります。手汗をかきやすい、打球感が欲しいなど、自分の体質や好み、プレースタイルに適したものを選ぶことが大切です。
ソフトテニスをより楽しむために、グリップテープにも注目してみてはいかがでしょうか。

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