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other2024.04.12

部活で卓球をしたい人向け! 中学生用の卓球ラケットの選び方

卓球をプレーするにはラケットが欠かせません。学校の卓球部に入る時は、マイラケットを用意する必要があります。
しかし、卓球のラケットには多くの種類があります。これから卓球を始めたいと考えている初心者の方は、どれを選べば良いのか悩んでしまうこともあるでしょう。
ここでは、中学生から部活に入って卓球を始めたい向けに、おすすめのラケットの選び方をご紹介します。

 

【目次】

■中学生におすすめのラケットの選び方

・競技用のラケットを選ぶのが基本

・木材のラケットから始めよう

・握り方はシェークハンドがおすすめ

・グリップはフレアが初心者向け

・自分に合った重さのラケットを選ぼう

■ラケットに貼るラバーにも注目しよう

■マイラケットを用意して部活に備えよう!

 

■中学生におすすめのラケットの選び方

中学生におすすめのラケットの選び方

 

卓球のラケットはどれも同じに見えますが、商品ごとに使用感は大きく異なります。プレースタイルや経験値などによって、使いやすいラケットも変わる点に注意が必要です。
これから卓球部でがんばりたいと考えている中学生の方は、以下の点を参考にラケットを選んでみてください。

 

・競技用のラケットを選ぶのが基本

卓球のラケットは、レジャー用と競技用の2種類に大きく分けられます。卓球部で使用するラケットは、ラバーを貼り替えられる競技用を選ぶのが基本です。
レジャー用として販売されているラケットは、ラバーが劣化しても貼り替えることができません。部活動には向いていないので、ラケット単体で売られているものを選びましょう。
購入後にラバーを貼る手間を減らしたい方は、ラバー貼り合わせ済みの競技用ラケットを選ぶのもおすすめです。

また、大会に参加する時は、ルールで定められたラケットを使わなければいけません。具体的には、ラケットにメーカー表示や「J.T.T.A.A(日本卓球協会公認)」の刻印がないとルール違反となる可能性があります。
スポーツ用品店や卓球ショップで売られている競技用ラケットなら問題ないことがほとんどですが、念のため確認しておきましょう。

 

・木材のラケットから始めよう

卓球のラケットは、板の構成や使われている素材が商品によって異なります。主なラケットの構成や素材は、以下のとおりです。

【合板】
複数の板を組み合わせたラケットです。板の枚数は3枚・5枚・7枚の3種類が一般的で、枚数が多いほどラケットは重くなりますが、反発力が増して威力のあるボールを打ちやすくなります。

【単板】
1枚の板でラケットを作っています。軽さと独特の打球感が特徴です。主にペンホルダーで採用されており、単板のシェークハンドはほとんどありません。

【特殊素材入り】
木材にガラス繊維やカーボンといった特殊素材を組み合わせたラケットです。使用する素材によって性能が大きく変わるのが特徴で、プロ選手も多く使用しています。

初心者のうちは、合板のラケットを選ぶのがおすすめです。最初からボールが弾みやすい特殊素材入りのラケットを使うと、正しいフォームや卓球で求められる技術の習得が難しくなります。
手打ちになるなど、おかしな癖がつく原因になる恐れもあるため注意が必要です。

 

・握り方はシェークハンドがおすすめ

握り方も、卓球ラケットの使いやすさを左右する要素です。卓球ラケットの握り方は、ペンホルダーとシェークハンドに大きく分けることができます。それぞれの簡単な特徴は、以下のとおりです。

【ペンホルダー】
持ち手部分に出っ張りがあり、ペンを持つように握るのがペンホルダーラケットです。積極的に攻めるプレースタイルに向いています。裏面にラバーを貼れない日本式ペンホルダーが一般的です。

【シェークハンド】
名前のとおり、握手をするようにラケットを握ります。両面にラバーを貼ることができ、プレー中に裏表を切り替えられるのが特徴です。プロ選手も含め、多くのプレーヤーが使用しています。

これから卓球部に入りたいと考えている方は、比較的扱いやすく使っている選手も多い、シェークハンドの卓球ラケットを用意するのがおすすめです。

 

・グリップはフレアが初心者向け

シェークハンドのラケットを用意する時は、使用感に関わるグリップの形状にも注目しましょう。一般的なグリップの形状には、次のようなものがあります。

【フレア】
グリップの付け根部分が細めで、先になるほど広がる作りになっています。握りやすさに優れており、手の小さな人でも扱いやすいのが特徴です。シェークハンドのラケットでは最も一般的な形状で、多くのプレーヤーが使っています。

【ストレート】
グリップ幅がどこも同じで、直線形状のグリップです。打ち方によって握りを調節しやすい一方で、握力がないと握りにくくなります。プレー中に落としてしまう恐れがあるため、握力が強い人や、手が大きい人におすすめです。

【アナトミック】
グリップが波打ったような形状をしています。グリップの中央が膨らんでいるので手になじみやすく、安定感があるのがメリットです。

中学生のうちは、成長途中で手がまだ大きくないことも考えられます。手が小さい方でも握りやすい、フレアグリップを用意するのがおすすめです。

 

・自分に合った重さのラケットを選ぼう

ラケットの重さも、選び方のポイントのひとつです。ラケットが軽いほどスイングスピードは速くなり、プレー中に腕にかかる負担も軽減できます。
重さのあるラケットは球質が重くなる、ボールに回転をかけやすいなどのメリットがある一方で、体格によってはプレーの負担になる可能性が捨てきれません。

自分の体格やパワーを考え、扱いやすい重さのラケットを選ぶようにしましょう。卓球初心者のうちは、卓球で必要なパワーが備わっていないことも考えられます。軽く振りやすいラケットで練習を行うのがおすすめです。

 

■ラケットに貼るラバーにも注目しよう

ラケットに貼るラバーにも注目しよう

卓球で実際にボールに触れるのは、ラケット本体ではなくラケットに貼るラバーです。ラバーの種類は、プレーの質を大きく左右する重要な要素といえます。代表的なラバーの特徴をご紹介するので、購入時の参考にしてみてください。

【裏ソフト】
ラバーの表面が平らで滑らかな見た目をしています。コントロールしやすさや回転のかけやすさに優れているのがメリットです。
スピードを出しやすい、コントロールしやすいなど、細かな特徴は商品ごとに異なりますが、基本的には癖が少なく扱いやすさに優れています。

【表ソフト】
表面が粒状で、裏ソフトよりも球離れしやすいラバーです。スピードのあるショットを打ちやすくなります。
ボールの回転の影響を受けにくい反面、自分自身でもボールに回転をかけにくいため、プレースタイルが定まるまでは使用は控えた方が良いでしょう。

【粒高】
表ソフトよりもさらに粒が高く、数あるラバーの中でも回転の影響を受けにくいのが粒高ラバーです。カットマンのような守備重視のプレーヤーに適しています。

プレースタイルが定まっていないうちは、汎用性が高い裏ソフトラバーを用意することをおすすめします。

⇒ラバーを探す

 

■マイラケットを用意して部活に備えよう!

卓球部に入部するにあたって、ラケットは必ず自分で用意するものです。お気に入りのラケットがあれば、部活に対するモチベーションを高めることにつながります。プレースタイルが定まったら、自分が使いやすいと感じるラケットに買い替えるのも良いでしょう。
自分が使いやすいラケットを用意して、部活にチャレンジしてみてください。

⇒卓球ラケット(競技用)を探す

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