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other2024.09.13

バレー初心者が知っておきたいプレーのコツとは? コツを掴んで楽しみながらプレーしよう

学校の体育の授業や球技大会など、バレーボールは何かとプレーする機会が多いスポーツのひとつです。しかし、サーブやスパイク、レシーブといった特有の動きも多く、バレー初心者の方は戸惑ったり、難しさを感じたりすることもあるでしょう。
バレーボールは、基本的なコツを覚えれば誰でも試合を楽しめます。では、具体的にどのようなコツを覚えておけば良いのでしょうか。
ここでは、バレー初心者の方が覚えておきたいプレーのコツや、バレーボールの基本的なルールなどについてご紹介します。

 

【目次】

■バレー初心者が意識したいプレーのコツ

・オーバーハンドパスのコツ

・アンダーハンドパスのコツ

・サーブのコツ

・スパイクのコツ

・チームメイトに声をかけることも重要

■ルールやローテーションも覚えておこう

・基本的なルール

・ローテーション

■基本的なコツやルールを押さえてバレーを楽しもう

 

■バレー初心者が意識したいプレーのコツ

バレー初心者が意識したいプレーのコツ

 

バレーボールの試合で活躍するためには、他のスポーツと同様に練習を繰り返す必要があります。練習前にコツを覚えておけば、スムーズに上達するでしょう。
バレー初心者の方が意識したいプレーのコツを、プレーごとに分けてご紹介します。

 

・オーバーハンドパスのコツ

頭上のボールを両手で捉えて、味方に弾くのがオーバーハンドパスです。オーバーパスと呼ばれることもあります。ボールをコントロールしやすいのがメリットで、スパイカーへのトスや相手サーブを受けるレセプション(サーブレシーブ)の際など、多くの場面で使われるプレーです。

おでこの前で両手の親指と人差し指を使って三角形を作るのが、基本的なオーバーハンドパスの構え方になります。両足は肩幅程度に広げて膝を曲げ、軽く腰を落としておきましょう。
低い姿勢でボールを捉えてから、全身を伸ばすように動かすと、ボールに力が加わり遠くに飛ばせます。

また、手でボールを弾くのではなく、ボールをキャッチする感覚で捉えるのがポイントです。ボールを捉えてから指全体で軽く押し出す意識を持つと、コントロールを安定させやすくなります。
ただし、完全にボールを持ってしまうと反則を取られるので注意してください。

 

・アンダーハンドパスのコツ

オーバーハンドとは逆に、ボールを低い位置で捉えるのがアンダーハンドパスです。両手を下方向に伸ばして構えます。主にサーブやスパイクのレシーブで使用するプレーです。
アンダーハンドパスのコツとしては、手の組み方とボールの受け方が挙げられます。

【手の組み方】
アンダーハンドの手の組み方にはいくつか方法がありますが、まずは基本的なものを覚えておきましょう。

1.腕を斜め下に伸ばし、親指以外の4本の指を重ね合わせる
2.両手の親指の内側をくっつけ、手のひらを包み込むように軽く握る

手を軽く握ったら、指先が斜め下を向くように腕を伸ばして、胴体と両手で二等辺三角形を作るのがポイントです。
手を重ねる際に、どちらの手を上に乗せるかは利き腕によって異なります。右利きの場合は左手を下にするのが一般的ですが、自分がプレーしやすい方で構いません。

【ボールの受け方】
バレー初心者の方で、アンダーハンドパスをすると手が痛くなる、ボールをコントロールできないという場合は、受け方が間違っている可能性があります。

アンダーハンドパスでは、手首の少し上側でボールを受けるのがポイントです。手や胸に近い場所でボールを受けてしまうと、ボールをコントロールできなくなります。
この時、コントロールが効かない原因となるため、腕を振り上げてボールを打つ必要はありません。膝のクッションを使ってボールの勢いを吸収するのが、ボールをコントロールするコツです。

 

・サーブのコツ

バレーボールの試合は、相手コートにサーブが入らないとゲームとして成立しません。基本的にはすべての選手がサーブを打つことになるので、コツを覚えておきましょう。
バレーボールの基本的なサーブとして、アンダーサーブとフローターサーブの2つが挙げられます。強いサーブを打てるのはフローターサーブですが、初心者の方は習得しやすいアンダーサーブから練習するのがおすすめです。

【アンダーサーブのコツ】
利き腕を下から上に振り上げてボールを打つサーブです。手は軽く握った状態で、手首の辺りでボールを打ちます。力が入っているとコントロールしにくくなるので、適度に力を抜いて腕を振り抜きましょう。
アンダーサーブに慣れてきたら、トスを体の横に上げて打つ「サイドハンドサーブ」にチャレンジしてみるのもおすすめです。

【フローターサーブのコツ】
ボールの軌道を変えやすく、プロの試合でも使われることが多いサーブです。顔の前からトスを上げ、手のひら全体でボールを押し出すように叩いて打ちます。
腰を回して体全体を使う意識を持つと、力強いサーブを打つことが可能です。
ボールをしっかり捉えられないという方は、トスの位置を安定させることを意識すると良いでしょう。

 

・スパイクのコツ

バレーボールはネットが高い位置にあるため、相手コートにボールを打ち下ろす「スパイク」は、プレーヤー自身がジャンプして打たなければなりません。決まると盛り上がるプレーではあるものの、苦手意識を持っている初心者の方は多いはずです。

サーブと同じく、最初は強いボールを打てなくても問題ないので、相手コートに入れることだけを意識してチャレンジしてみてください。コツとしては、ボールを捉える位置やジャンプ前の助走が挙げられます。

【ボールを捉える位置】
スパイクの際は、指の付け根辺りでボールの中心を捉えるのがポイントです。ボールに力を伝えやすく、コントロールもつけやすくなります。スイングの際に、肘をしっかり上げることを意識しましょう。

【ジャンプ前の助走】
ジャンプ前の助走も重要なポイントのひとつです。右利きの場合は、右足、左足、右足の順番でステップを踏み、最後に左足を揃えて両足でジャンプします。2歩目の左足で踏み込む際に、両腕を後ろに大きく振って力をためましょう。

ジャンプする際は、完全に両足を揃えて跳ぶのではなく、右足よりも左足が少し遅れるような形になるのが理想的です。
最後はネットに対して斜め方向に足を揃えると、ネットにぶつかるのを防いで真上に高くジャンプできます。

 

・チームメイトに声をかけることも重要

バレーボールの試合では、選手同士の位置取りが近くぶつかってしまったり、ボールを譲り合う「お見合い」が起こったりすることもあります。チームメイト同士で声を出し合い連携を取ることも大切なポイントです。
「オーライ」や「オッケー」、「任せた」といった簡単な声かけで構わないので、日々の練習から声を出すように意識しましょう。

 

■ルールやローテーションも覚えておこう

ルールやローテーションも覚えておこう

 

バレーボール独自のルールを覚えておくことも重要です。バレーボールには1チーム6人で行う6人制や9人で行う9人制などの種類がありますが、ここではテレビなどでもよく見る6人制バレーの基本的なルールやローテーションのポイントをご紹介します。

 

・基本的なルール

6人制バレーボールは、1セット25点の5セットマッチで行われます。3セット先取したチームが勝利です。初心者が特に注意したい基本的なルールとしては、以下の点が挙げられます。

・タッチネット:ネットに触れてはいけない
・フォアヒット:ブロックに当たった回数を除いて、3回以内にボールを相手コート側に返す
・オーバーネット:ネットを越えて相手側のボールに触れてはいけない
・ダブルコンタクト:同じ選手が2回連続でボールに触れてはいけない
・ホールディング:ボールを掴んだり持ったりして静止させてはいけない

 

・ローテーション

6人制バレーの場合は、ローテーションの仕組みも覚えておく必要があります。バレーボールのローテーションとは、サーブ権を持たないチームが得点を取り、サーブ権が移動するごとにコート内の6人が時計回りにポジションを移動する規定のことです。
ローテーションを間違えた場合、反則を取られて相手チームの得点となります。スムーズに動けるように、事前に自分のポジションやローテーションの動き方を理解しておきましょう。

 

■基本的なコツやルールを押さえてバレーを楽しもう

バレーボールは、特有のプレーやルールがあり難しく見えるかもしれません。特に、サーブやスパイクは難しそうと感じる初心者の方も多いはずです。
しかし、コツを踏まえて少し練習すれば、誰でもバレーを楽しめるようになります。まずは「上手に強いボールを打とう」と思うのではなく、「相手コートにボールを入れよう」という意識を持って練習してみてください。
バレーボール初心者の方は、今回ご紹介した点を参考に練習を行ってみてはいかがでしょうか。

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