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other2024.10.10

【バスケ】リバウンドを制すれば試合を制す! 相手に競り勝つためのコツ

リバウンドは、バスケットボールの試合で重要視されるプレーのひとつです。「リバウンドを制すれば試合を制す」などといわれることもありますが、なぜそこまで重要なのでしょうか。
ここでは、バスケットボールにおけるリバウンドの重要性や、相手に競り勝つためのコツなどをご紹介します。

 

【目次】

■バスケでリバウンドが重要な理由

■リバウンドを取るコツ

・ボールの落下地点を予測する

・ポジション取りも重要

・状況に応じてボールを弾く

・ファウルを取られないように注意!

■リバウンドの練習方法

・1人で行う場合

・2人で行う場合

■リバウンドを制して試合で活躍しよう!

 

■バスケでリバウンドが重要な理由

バスケットボールのリバウンドとは、シュートが外れた時にボールをキャッチしたり、味方選手に向けて弾いたりするプレーのことです。
攻撃側がボールを取った場合はオフェンスリバウンド、守備側が取った場合はディフェンスリバウンドと呼ばれます。

シュートの種類にもよりますが、バスケットボールのフィールドゴール(2ポイントまたは3ポイントシュート)の成功率は40~50%程度とされています。プロ選手でも約半分のシュートは外れており、そのたびにリバウンド争いが起きているということです。

失点を防ぎながら自チームの攻撃機会を増やせるリバウンドは、試合に勝つための鍵を握るプレーといえるでしょう。

 

■リバウンドを取るコツ

リバウンドを取るコツ

 

リバウンドは、高い位置から落ちてくるボールを取るプレーです。高身長で、ジャンプの最高到達点が高い選手ほど有利になるのは確かですが、背の高い選手が必ずリバウンドを取れるとは限りません。
相手選手に競り勝ってボールを取る確率を上げるには、コツを覚えることが大切です。
リバウンドを取るためのコツは、以下のとおりです。

 

・ボールの落下地点を予測する

当然ですが、できるだけ高い位置でボールを取ることができれば、リバウンドで相手選手に競り勝つ可能性も高まります。

シュートして外れたボールは、基本的にはゴールのすぐ近くに落ちてくるケースが多いです。シュートが打たれた段階で、ボールの跳ね返り方と落下地点を予測することを心がけましょう。
相手選手よりも素早くボールの落下地点を予測して、落ちてくる場所に移動できれば、リバウンドを取りやすくなります。

また、ボールを最高到達点でキャッチするために、高くジャンプすることも大切です。

 

・ポジション取りも重要

リバウンドを簡単に取るためには、相手チームの選手をボールに近づかせないことも重要です。落下地点の近くに相手選手がいなければ、ジャンプしたり、競り合ったりすることなくボールをキャッチできます。

シュートが打たれた瞬間に体を使って壁を作り、相手選手の動きを封じたり、外側に押し出したりすることを心がけましょう。スクリーンアウトやボックスアウトと呼ばれるテクニックで、自分が有利なポジションを取る際に役立ちます。

反対に、自分がスクリーンアウトを仕掛けられることも考えられます。そのような時は、空いているエリアにターンして相手をかわしたり、一瞬引いて相手と距離を取ってから飛び込んだりするのが有効です。

 

・状況に応じてボールを弾く

リバウンドと聞くとボールをキャッチするイメージが強いですが、絶対にキャッチする必要はありません。リバウンドの目的は、相手チームの攻撃を防いで自チームの攻撃回数を増やすことです。

相手選手にボールを取られる可能性が高い時は、味方選手のいる方向にボールを弾いて、味方にボールを取ってもらうのも選択肢のひとつです。
例えば、オフェンスリバウンドで外にフリーのチームメイトがいる、ゴール下の選手が多く競り合いが難しいといった時は、積極的にボールを弾く意識を持つと良いでしょう。
状況次第では、空中でボールを弾いてそのままシュートを決める「チップイン」につなげることも可能です。

ボールをキャッチする場合は、相手選手にボールを奪われる(スティール)のを防ぐために、しっかりとボールをつかむことを心がけてください。

 

・ファウルを取られないように注意!

リバウンド争いの際に多用するスクリーンアウトは、基本的には相手選手と接触するプレーです。得点・失点がかかったゴール下でのプレーなので、自然と選手同士の攻防は激しくなります。
腕を使って相手を押したり、必要以上に体をぶつけたりしているとみなされた結果、ファウルを取られる恐れがある点に注意が必要です。

ファウルと判定されると、自チームがリバウンドを取れたとしても、相手ボールで試合が再開してしまいます。当たり負けしない強いフィジカルは欠かせませんが、不用意な反則を避けてプレーすることも大切です。

 

■リバウンドの練習方法

リバウンドの練習方法

 

リバウンドを確実に取るためには、練習を繰り返してポジショニングや体の入れ方などを覚えることが大切です。リバウンド練習を行い、体の使い方に慣れておきましょう。
リバウンドの練習方法の例を、1人で行う場合と、2人以上で行う場合に分けてご紹介します。

 

・1人で行う場合

1人でリバウンド練習を行う場合は、頭上に投げたボールを高くジャンプして取る動作を繰り返す方法が手軽です。頂点でボールに触れることを意識して、タイミング良くジャンプすることを心がけると、良いリバウンド練習になります。

バスケットコートで練習する時は、バックボードに向かってシュートを放ち、跳ね返ってきたボールをジャンプしながらキャッチしたり、弾いたりする方法がおすすめです。
この時、ボールを投げる角度や強さを調整すると、練習内容に変化をつけられます。

 

・2人で行う場合

練習メンバーが2人以上いる場合は、より本格的なリバウンド練習を行うことが可能です。
例えば、片方がシューター、もう片方がリバウンドを取る役割を担えば、1人の時よりもさまざまなリバウンドを経験できます。落下地点を予測したり、ポジションを取ったりすることを意識しながら行うのがコツです。
リバウンドを取ったらすぐシュートを打つようにすると、オフェンスリバウンドの練習になります。

3人以上いる時は、1人をディフェンス役としてゴール下に配置するのがおすすめです。ディフェンスはスクリーンアウトを行い、オフェンス役がリバウンドを取れないように邪魔を行います。
交互に役割を交代して、オフェンスリバウンドとディフェンスリバウンドを強化していきましょう。

 

■リバウンドを制して試合で活躍しよう!

リバウンドは、バスケットボールの試合展開を大きく左右する重要なプレーのひとつです。安定してリバウンドを取れるようになれば、失点のリスクを減らしながら、自チームの攻撃機会を増やすことができます。

また、「チームメイトがリバウンドを取ってくれる」という安心感が、リラックスしてシュートを打つきっかけになるケースも考えられます。その結果としてシュートの成功率が改善すれば、試合に勝つ可能性も高くなるはずです。
リバウンドは、テクニックを磨けば身長が高くない選手でも競り勝てるようになります。試合で活躍するために、リバウンド力を鍛えてみてはいかがでしょうか。

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