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other2024.12.13

NIKE×Alpen NAGOYA 山本麻衣選手スペシャルトークイベントで、JORDAN HEIRの使用感とバスケットボールについて語る

Alpen NAGOYAにて、バスケットボール女子日本代表/トヨタ自動車アンテロープスの山本麻衣選手を招いて開かれた「NIKE×Alpen NAGOYA 山本麻衣選手スペシャルトークイベント」。この日は、アルペングループで先行販売されたジョーダンエアー(JORDAN HEIR)を購入していただいた中から抽選で選ばれたお客様が対象のトークショー、写真撮影会が行われました。


トヨタ自動車アンテロープスに所属している山本麻衣選手は、女子バスケットボールだけでなく女子3×3バスケットボールの日本代表選手としても活躍、今年開催された国際大会の世界最終予選ではMVPにも輝いた、まさに日本女子バスケットボール界を牽引している選手です。

今回の会場がトヨタ自動車のお膝元、愛知県ということもあり、平日の開催にも関わらずトークショーが始まる前からお客様が続々と集合し、山本選手のタオルやユニフォームを持参するファンの方だけでなく立見席までいっぱいになる盛況ぶり!山本選手の人気がうかがえます。


山本選手の紹介をしたあと、さっそくトークイベントがスタート!MCの新岡さんも小学校からバスケットボールを始め、能代工業高校、拓殖大学を経てBリーグではマネージャーを務めた生粋のバスケットマンということもあり、トークも序盤から盛り上がります。

MC:日本代表チームとWJBLではそれぞれ違った難しさがあると思いますが、どんなところにありますか?

山本選手:トヨタ自動車でプレーするときは、常にプレータイムがあって自分のリズムを掴んでいくというスタイルです。日本代表チームは、自分が出場する時間も限られますし、少しの時間で結果を残さなければならないという難しさはありました。

MC:プレッシャーを感じてしまったときはどう立ち向かっているのですか?

山本選手:自分的にはプレッシャーを感じないよう、「いつも通りのプレーをすれば大丈夫」と、まず自分を信じることを第一に考えています。その中でも自信をつけるためには、日々の自身の練習をどれだけしてきたかに繋がってくるので、そこの準備というのは怠らないようにしています。


MC:自分に自信をつけるためには、どれくらい準備や練習をしているのですか?

山本選手:誰にも負けないために、誰よりもシュートを多く打つとか、そのシュートの練習も誰よりもこだわってやるとか、ただ打つだけではなくこだわりを持ってやるようにしています。

MC:5人制と3×3、どちらも代表として国際大会に出場されている山本選手ですが、5人制にも活きているなと思うことはありますか?

山本選手:3人制だとヘッドコーチはコートに入れず、3人+ベンチメンバーの計4人で本当に何とかしなくてはいけないので、「考える力」が身に付きますね。自主性や責任感をすごく持てるのが3×3の良さだと思うので、そういう部分を若いときに経験できたからこそ、今のこの年代でしっかり責任感を持ってプレーできているのかなと思います。

MC:国際大会のアウェーゲームは独特な雰囲気だと思いますが、記憶に残っていることはありますか?

山本選手:国際大会でハンガリーのホームゲームでハンガリーと試合したときですね。会場が小さいうえに、ヨーロッパだと鳴り物も持って応援するので音がすごくて、大きな声で話しても全部口パクになってしまうくらい自分たちの声が全く聞こえなくて。それが自分のバスケ人生で過去一番のアウェーゲームでした。でも自分的にはアウェーでも逆に盛り上がってくれたほうがうれしいので、もっとブーイングしていいよ!みたいな感覚になっていた気がします。


MC:今シーズン早々、怪我に悩まされた時期があったかと思いますが、そんなときはどういうメンタルで治るまでの期間を過ごしていたのですか?

山本選手:まずはとにかく治すことが第一ですが、練習や試合に出ていなくても、チームを見て自分にできることはたくさんあります。自分の場合は、練習を見ながら気になることがあったらすぐに言いに行ったり、試合中でも何かあったらすぐ声をかけたり、ベンチで誰よりも応援したりというところを心がけて、少しでもチームのためになることを探して3〜4週間過ごしていました。

MC:一方でご自身のモチベーションはどう維持してきましたか?

山本選手:今回怪我をして思ったのは「今できないからこそ、外から見て学べることがたくさんある」ということです。「復帰してこういう場面になったら、こうやってみよう」など、自分が普段プレーしているときには気づかなかったことをどんどん発見できたので、自分の知識を増やす良い機会になりました。プレーするだけがバスケ上達の近道ではありません。「バスケIQを高める」というよりも、「知識を高める、心で見る」ことはすごく大事なのかな、と思います。


MC:山本選手といえばスリーポイントというイメージがありますが、中学時代まではスリーポイントを決めたことがなかったと聞きました。できないというビハインドから、それが武器になるまで持っていくときのメンタリティーな部分を教えてください。

山本選手:根本は「負けず嫌い」というところなのかなと(笑)できないのが悔しい!と思って、ひたすら練習していました。あとは、やり続けるメンタル。ちょっとできるようになっても、武器にはなりません。自分のなりたい像があったら、そこに近づくまで継続してやり続けるというのが大事だと思います。

MC:調子が悪いときはどうやって気持ちを上げていくのですか?

山本選手:調子が悪いときは「今日はそういう日だ」と割り切ってしまいますね。「今日は、これはできないけれどこれだけはやろう」と、ひとつに執着しすぎないようにしています。


MC:山本選手は、トヨタ自動車アンテロープスのキャプテンでもあります。理想のキャプテンとは、どんなキャプテンですか?

山本選手:中学時代、憧れていたチームにめちゃくちゃ格好良い先輩がキャプテンでいらっしゃったのですが、その人の親御さんの言葉がずっと心に残っていて。それを常に意識しています。その言葉とは、「キャプテンの顔がチームの顔だ」ということ。自分の立ち振る舞いだったり、発する言葉だったり、自分の雰囲気がチームの雰囲気になっていると思うので、そこは気をつけています。


MC:さて、今回来場していただいたお客様や私たちも本日履いておりますジョーダンエアーですが、ジョーダンブランドとして、挑戦的な精神性、バスケットボールへの情熱を新たな世代に受け継いでいくという意味から、後継者、継承者を意味するエアーが名付けられている1足です。山本選手はテーマにぴったりだと思うのですが、実際履かれてみてどうですか?

山本選手:自分は結構クイックネスがある方だと思うのですが、ジョーダンエアーは履き心地がすごく良くて軽いので、履きやすかったです。


MC:山本選手のような運動量が多い選手から見て、ジョーダンエアーの接地面の感触はどうですか?

山本選手:自分は地面が近い方がいいので、ジョーダンエアーは接地している感じが結構あって好きですね。

MC:床の接地面にプラスして横のパーツと足首周りも、ローカットでありながら結構しっかりしている印象ですが。

山本選手:自分もローカットが好きです。ただローカットですと捻挫だったり、横の動きが怖かったりしますが、このゴツゴツしているところがしっかりしているので、そこは心配無用だな、と思いました。


MC:年末のウインターカップに向けて盛り上がっていく高校バスケですが、強い高校・強いチームとは?

山本選手:やっぱり雰囲気……、勝つ雰囲気が出ているチームですね。みんなでチームを盛り上げている。あとはチームとして戦う中で、出てくる選手、出てくる選手が皆活躍するチームが、強いなと思います。

MC:これからウインターカップを目指す選手たちに、何かアドバイスするなら?

山本選手:ウインターカップはトーナメントで負けたら終わりの試合です。初戦に対する自分の気持ちの持っていき方がすごく大事だと思うので、自分が自信を持ってその場でプレーできるための準備をしっかりしていってほしいと思います。


MC:最後に、本日お集まりいただいた皆様にメッセージをお願いします。

山本選手:こんなにたくさんの方が来てくれていると思っていなかったので本当にうれしいですし、自分のタオルも持ってきてくださった方もいらっしゃって、本当にびっくりしております。今回、普段あまり話さないことも結構話しました。これからの何かのきっかけになればいいなと思っていますし、子供たちはもちろん、大人の方でも、今からでも成長することはバスケ以外でもあると思うので、しっかり目標を定めて一緒に頑張りたいなと思います。今日はありがとうございました。


トークショーのあとは、サイン会&記念撮影!Tシャツに山本選手のサインを書いてもらうお客様もいて、終始和やかな雰囲気の中、時間が過ぎていきます。


最後にAlpen NAGOYAのジョーダンコーナーで参加者全員が集まり記念撮影をし、イベントが終了!終了後もお客様と談話したり写真撮影にも気軽に応えてくださったりと、山本選手の人柄の良さにも触れることができたトークショーとなりました。


お忙しい時間の合間を縫って、山本選手からコメントもいただけました!

――本日のトークショーではクラブ活動や部活に励むお子様や学生の方も参加されていましたが、学生時代に取り組んでおいた方がいいトレーニングや練習方法をお聞かせください。

山本選手:どの年代も、どのポジションもそうだと思いますが、ハンドリングです。シュートにも活きてきますし、ボールをなくさない選手というのはすごく強いと思うので、ハンドリングは小さい頃から練習しておいたほうがいいですね。


――山本選手が普段から意識しているコンディショニングやトレーニングはありますか?

山本選手:普段は練習に入る前にまず「自分の体を知ること」を大事にしています。自分の身体を知って、そのあとにコンディショニング、トレーニングだったりをしっかり行ってから練習に入るようにしていますね。そうすることで、怪我の予防にも繋がりますから。


――山本選手の今後の目標や挑戦についてお聞かせください。

山本選手:今はバスケットボール女子日本リーグでプレーしていますが、アメリカのWNBAも見据えて、自分のレベルアップとしてそこも挑戦できたらいいなと思っています!


以上、「NIKE×Alpen NAGOYA 山本麻衣選手スペシャルトークイベント」の模様をお送りしました。

Alpen NAGOYAのバスケットボールJORDANコーナーには、世界でも数台しか展開していないJORDANディスプレイをはじめ、バスケットボールシューズからアパレル、ボール、各種アイテムに至るまであらゆる商品が揃っています。また、店頭にはバスケットボールに精通したプロフェッショナルが多く在籍していますので、道具選びに悩んだら、ぜひお気軽にご相談ください。

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