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outdoor2019.11.07

お洒落で美味しいキャンプ飯を作ろう!Vol 8. ベーコンとじゃがいものチーズグラタンの作り方

お洒落なアウトドア料理と言えば、スキレットを使った料理をイメージする人も多いのでは?小ぶりで盛り付けしやすく、写真映えもするので、InstagramなどのSNSでは、たくさんの素敵なスキレット料理写真が投稿されています。今回は大きいサイズのスキレットを使ったパーティー向けの料理「チーズグラタン」をご紹介します。少し肌寒くなってきた秋にぴったりの料理です。


【目次】
■スキレットについて(おさらい)
■ベーコンとじゃがいものチーズグラタンの作り方
■スキレットのお手入れ方法について
■まとめ



■スキレットについて(おさらい)


Vol.2の海鮮パエリアの作り方 でも登場したスキレットですが、少しおさらいしてみましょう。スキレットは鋳鉄(ちゅうてつ)製のフライパンのことです。厚みがあるので、じっくりと食材に熱を伝えることができ、食材のうまみを存分に引き出してくれます。

100年以上愛され続ける海外メーカーのものもあれば、InstagramなどのSNSで話題になった「ニトスキ」と言われるニトリが販売する破格のスキレットもあります。フタ付きのタイプや取っ手が取り外せるタイプのもの、1人用からグループ用までサイズ展開も豊富にあるので、用途や予算にあわせてスキレットを選びましょう。

<シーズニングについて>
多くのスキレットは使う前にシーズニングが必要です。シーズニングをしてスキレットの表面に油の膜をはることで、食材がくっつきにくくなり、サビの防止にもなります。

(1)スキレットを洗剤で洗い、サビ止めのワックスを洗い落とします。
(2)スキレットを火にかけて空焼きし、水気を完全に飛ばします。
(3)表面から白い煙が出てきたら、火を止めて食用油を入れ、キッチンペーパーを使ってスキレット全体になじませます。
(4)少し時間を置いてスキレットの熱が冷めたら、もう一度食用油を入れて、野菜の皮や切れ端などを炒めます。
(5)焦げない程度に野菜を炒めたら、野菜を取り除いて余分な油を拭き取ります。
(6)最後にもう一度空焼きをして終了です。

シーズニングの手間を省きたい場合は、すでにシーズニングしてあるLODGEのキャストアイアンシリーズがおすすめです。


■ベーコンとじゃがいものチーズグラタンの作り方
シーズニングを済ませたらさっそく調理に取りかかりましょう。スキレットを使ったグラタンは、ボリュームもあって、みんなでワイワイ囲むのにピッタリの料理です!

今回使うスキレットは、LODGEのスキレット12インチ(外径30.5cm)です。少し大きめでグラタン等のパーティー料理にはピッタリのサイズです。

サイズの違うスキレットを使って作る場合は、スキレットに合わせて分量を調節しましょう。


~材料~


・じゃがいも 3個
・厚切りベーコン 2枚
・バゲット 1/3本
・バター 大さじ2
・塩
・ブラックペッパー
・生クリーム 1/2カップ
・牛乳 1/2 カップ
・ブルーチーズ 大さじ3
・ピザ用チーズ お好み
・ローズマリーかタイム(仕上げ用ハーブ)


~作り方~
(1)材料の下準備をします。じゃがいもは皮をむいて5mm程度の厚さに切り、ベーコンは短冊切りに。ブルーチーズは8等分に、バゲットは食べやすい大きさにカットします。
(2)スキレットを熱してバターを入れます。表面から白い煙が出てきたら、一度火から外して具材を並べます。
(3)じゃがいもをスキレットに並べ、その上にベーコンを乗せていきます。


[point]
じゃがいもは火の通りが均一になるように、なるべく重ならないようにして並べます。

(4)ベーコンを乗せたら、周りを囲むようにしてバゲットで土手を作り、生クリームと牛乳を流し込みます。


[point]
乳製品をアウトドア料理で使用する場合、傷み防止のためにクーラーボックス等に入れて持ち運びましょう。

(5)ベーコンの上に、ブルーチーズ、ピザ用チーズ、ハーブの順に乗せていきます。


[point]
チーズはたっぷり入れるのがオススメ!ブルーチーズが苦手な人は、モッツァレラチーズなど、他のチーズで代用してもOKです。

(6)オリーブオイルをまんべんなく回しかけたら、フタをして火にかけます。


[point]
フタがないタイプのスキレットの場合は、アルミホイルで代用もできます。その場合は、アルミホイルを二重三重に重ねてから具材の上に乗せましょう。

(7)中火で10〜12分焼いたら出来上がり!


ホクホクのじゃがいもとチーズの組み合わせは絶品!ブルーチーズと香り付けのハーブがセンスを感じさせる、ワンランク上のグラタンです。赤ワインと一緒に愉しむのもオススメ!


■スキレットのお手入れ方法について
スキレットを使った後は、タワシを使ってお湯で洗い流します。洗剤を使うと、なじんだ油が抜けてしまうので、なるべく洗剤は使わないことをオススメしますが、どうしても洗剤を使って洗いたい場合は、その後シーズニングをしましょう。

スキレットが焦げついてしまった場合は、スクレーパーを使ってこそげ落とし、お湯を沸かして気になる部分を浮かせます。

洗い終わったスキレットは火にかけて水分を飛ばし、熱を持っているうちに、キッチンペーパーにしみ込ませた食用油を塗って保管しましょう。


■まとめ


お洒落なスキレット料理はインスタ映えも抜群!難しいテクニックも必要ないので、スキレットがあれば、初心者でも簡単に、煮る、焼く、蒸す、燻るなど、様々な料理を作ることができます。ぜひ、スキレットを手に入れて、グランピングライフを盛り上げる料理を作ってみましょう!

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