家でキャンプ用品を活用しよう! メリットとおすすめの商品をご紹介
キャンプが好きなキャンパーの中には、自宅にいながらキャンプの雰囲気を楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。特に、新型コロナウイルス感染症対策の一環で外出自粛が求められている今、キャンプには行きたいものの、キャンプ場や山に出かけるのは憚られるという方もいらっしゃるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、アウトドアアクティビティ用に販売されているキャンプ用品を、家の中でも活用することです。ここでは、キャンプ用品を家でも活用するメリットと、家の中でも使いやすいおすすめのキャンプ用品を何点かご紹介します。
【目次】
■キャンプ用品を家でも活用するメリット
アウトドアのために作られているキャンプ用品を家の中でも活用することには、どのようなメリットが挙げられるのでしょうか。いくつか考えられる点をご紹介します。
・収納場所を取らない
キャンプや登山をはじめ、アウトドアアクティビティを楽しんでいる方の共通の悩みは、道具の収納場所ではないでしょうか。キャンプに必要な道具は多く、キャンプ用品を揃えていくと収納スペースを圧迫するため、部屋が狭くなってしまうこともあります。
しかし、キャンプ用品を自宅でも活用すれば、自宅用の家具やアイテムとキャンプ用の道具を分ける必要はありません。キャンプ用品専用の収納場所もいらないため、空いたスペースを有効活用することも可能です。
・コストパフォーマンスが良い
キャンプに行くのが年に数回程度のキャンパーの場合、比較的高額なものも多いアウトドア用品を揃えるのは割高に感じることも多いはずです。
しかし、それらの道具を家でも活用することで、道具を多く使う機会に恵まれます。コストパフォーマンスが良いだけでもなく、たくさん使うことでアイテムへの愛着もより湧いてくるのではないでしょうか。
また、アウトドア用品は使い込みや経年劣化を経て、さらに道具として味が出てくるものも多いです。道具を育てていく楽しみができるのも、キャンプ用品の魅力のひとつといえるでしょう。
・自宅でキャンプ気分を楽しめる
自宅で使うアイテムをすべてキャンプ用のアウトドアグッズで統一してしまえば、自宅にいながらキャンプをしているような雰囲気を楽しむことも可能です。キャンプ用品を取り揃えるだけでなく、インテリアを木製のものでまとめたり、観葉植物で緑を足したりすれば、より気分を高めることもできます。
また、自宅でも快適に使うことができるキャンプ用品なら、キャンプ場をはじめとしたアウトドアシーンでも、気持ちよく使うことができるはずです。
家にベランダがある場合は室内だけでなく、ベランダのスペースを活用した「ベランピング」を楽しむのもおすすめです。
ただし、ベランピングが禁止されていたり、近隣の方とのトラブルになったりする恐れもあるため、ベランダや庭など屋外スペースを活用する場合は注意しましょう。
■家でも使えるアウトドアグッズ
アウトドアグッズを家でも活用するメリットをご紹介しましたが、実際に家で活用できるアウトドアグッズには、どのような種類の商品があるのでしょうか。
ここからは、家でも使いやすいアウトドアグッズをご紹介します。
・アウトドアチェア
アウトドアチェアは、脚部を束ねるように収納できる「収束式」や、背もたれなどを折り折り畳んで収納できるもの、テントのようにフレームを組み立てるものや、くるくると丸めて収納できるグランドチェアなど、コンパクトに収納できるものが多いです。そのため、使わないときでも小さくしまっておくことができます。
また、ドリンクや小物を収納できるホルダーが付いている製品なら、テーブルが置けない狭めのベランダなどでも快適に使えるため便利です。
フレームやアームレストに木材を使用したものや、アルミなどの素材を使い軽量さと強度を両立しているもの、複数人で腰掛けられるベンチ形状のもの、リクライニングチェアなど、多彩な種類も魅力です。シーンや用途に応じて、複数のチェアを使い分けるのも良いでしょう。
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・アウトドアテーブル
アウトドアテーブルを選ぶ際は何人で使用をするのかを軸として、テーブルの大きさや耐荷重、天板の高さはどれくらい必要かを考えるところから始めましょう。
アウトドアテーブルは、天板の高さに応じてハイタイプとロータイプに分けることができます。ハイタイプのテーブルは立食や一般的な椅子に座って食事を楽しむ場合に、ロータイプのテーブルは低く深めのローチェアやレジャーシートなどを使う場合に最適です。
また、どのように収納できるのかも確認しておく必要があります。基本的には、天板を取り外して組み立てるタイプか脚を折り畳んで収納するタイプの2種類に分けられ、折り畳み式の方が組み立ては簡単なことがほとんどです。しかし、天板を取り外すタイプはよりコンパクトに持ち運ぶことが可能で、畳んでしまえば収納場所も取りません。
チェアと同じく、テーブルも強度の高いアルミやステンレス、使い込むほど味わいの出る木材などが素材として使われているため、部屋の雰囲気や好みに応じて製品を選ぶようにしましょう。
・クーラーボックス
バーベキューなどをはじめ、アウトドアでは必需品といっても良いクーラーボックスは、室内でも活用できます。気密性の高いクーラーボックスなら、冷蔵庫がいっぱいになってしまった際の食料品や飲料の収納場所としても便利です。
また、来客時に冷蔵庫の中身を見せずに対応するといったこともできるうえ、虫などの侵入も防ぐことができます。
クーラーボックスは、ソフトタイプとハードタイプに分けられ、ソフトタイプは使わない時は畳むことができるうえ、バッグのように持ち運ぶことも可能です。しかし、取り出し口はファスナー式が主流なので開閉に多少時間がかかり、一般的には保冷力はハードタイプに劣ります。
一方のハードタイプは、ソフトタイプに比べて持ち運びこそ大変ですが、分厚い断熱材に覆われているほか、取り出し口の開閉もソフトタイプに比べて簡単です。そのため、保冷力が持続するとされています。
どちらも一長一短あるので、使い方に合わせて選ぶようにしましょう。
・バーナー
室外でも室内でも使えるバーナーやガスコンロもあると便利です。特に問題がない場合に限りますが、庭や屋上などでちょっとしたアウトドア料理を楽しむこともできます。外でも活用する際は、耐風性能に優れたものを選ぶようにしましょう。
また、ガスコンロは製品によって耐荷重が異なるため、ダッチオーブンのように重めの鍋なども使いたい場合は耐荷重の確認も必要です。
・アウトドア用食器類
アウトドア用途食器類はキャンプをはじめとして、自然の中で活用することを前提に設計されています。そのため、堅牢で汚れに強い仕様のお皿や保温性に優れて飲み物が冷めにくいマグなど、日常的に使用しやすい製品が多いです。
錆に強く実用的なステンレスの食器や木製でおしゃれな食器など、多彩なデザインの中から、自身の用途や理想とする雰囲気に合った食器類を選択することができます。
また、スタッキングできる製品なら、収納や持ち運びの際にもかさばらず便利です。
・電気・LEDランタン
ランタンを家でも使えば、よりアウトドアの雰囲気を感じることができるのではないでしょうか。
ランタンには電池式をはじめ、ガソリンや灯油を使うランタン、ガスランタン、キャンドルランタンなどの種類がありますが、室内で使う場合は電池式のLEDランタンがおすすめです。
電池で駆動するランタンなら、火を使わないため室内やベランダで、インテリアとしても安心して使えます。また、停電や地震など、緊急時にも使用できるためおすすめです。
■家でもキャンプ気分を楽しもう
キャンプ用のアイテムを活用すれば、家にいながらキャンプをしているような雰囲気を楽しむことができます。さまざまなグッズやインテリアもアウトドア用品に揃え、家でもアウトドア感を楽しめるように工夫してみてはいかがでしょうか。
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