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outdoor2021.05.27

水筒はアウトドアシーンの必需品! 選び方やお手入れ方法をご紹介

登山やキャンプなど、体を動かすアウトドアシーンでは普段以上にこまめな水分補給が欠かせません。市販のペットボトル飲料を用意している方が多いかもしれませんが、より快適に過ごしたい方はアウトドア用の水筒を用意しておくのがおすすめです。
ここでは、アウトドアシーンにおける水筒の重要性や選び方、洗い方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■アウトドアシーンでは水筒が必須!

■アウトドア用の水筒の選び方

・水筒のタイプから選ぶ

・保冷・保温性能は高いものがおすすめ

・飲み口やフタの形状から選ぶ

・容量は用途に合わせて

・洗いやすさも重要

・確認しておきたいその他の機能性やデザイン性

■水筒の洗い方のポイント

■アウトドアシーンに応じて水筒を用意しよう

 

■アウトドアシーンでは水筒が必須!

アウトドアシーンでは水筒が必須!

 

体を動かすアウトドアシーンでは、脱水症状を防ぐためにこまめな水分補給が大切です。市販のペットボトルでも水分補給は行えるものの、運んでいるうちに冷えたものは夏だとぬるくなり、温かいものは冬だと冷めたりして、おいしくなくなってしまいます。
長時間飲み物の温度やおいしさを保つために、保温性に優れた水筒を用意しておくのがおすすめです。

水筒は洗えば何度でも使えるので、コストパフォーマンスが高く、ペットボトルゴミを減らすことにもつながります。近年はプラスチックゴミによる自然への影響が叫ばれ、プラスチックストローやビニール袋の使用削減が進められていますが、エコの観点からも水筒は便利なアイテムです。

また、デザイン性に優れたおしゃれな水筒なら、アウトドアシーンだけでなく、会社や学校に持っていくなど普段使いすることもできます。
お湯を入れて湯たんぽ代わりに活用したり、飲み口が広い製品の場合はナッツのような行動食を入れておいたりと、幅広い使い方ができるのも水筒の魅力です。

 

■アウトドア用の水筒の選び方

アウトドア用の水筒の選び方

 

水筒は、多くのメーカーからたくさんの製品が販売されています。製品によって容量や使い勝手が異なるので、使用するシーンに適したものを用意することが大切です。アウトドア用の水筒を選ぶ際に確認したい選び方のポイントをご紹介します。

 

・水筒のタイプから選ぶ

水筒は、プラスチックタイプ・金属タイプ・折りたたみタイプ・ハイドレーションタイプの4種類に大きく分けることができます。それぞれ特徴が異なるので、使用するシーンに適したタイプを選ぶようにしましょう。

 

【プラスチックタイプ】
軽く丈夫で、飲み物に容器のにおいがつきづらいのが特徴です。荷物を軽くしたいシーンに向いています。容器が透明なものなら飲み物の残量を確認しやすく、飲む配分に役立てることも可能です。

【金属タイプ】
アルミやステンレスといった金属からできている水筒は、丈夫で落としたりぶつけたりしても中身が漏れづらく、保温や保冷といった機能のついている製品が多く販売されているのも特徴です。
プラスチックタイプに比べると重量があるので、サイズが大きいものは使いづらさを覚える場合もあります。
また、金属製のボトルに酸性の飲み物を入れると、ボトル内が腐食する恐れがあります。炭酸飲料やオレンジジュース、乳酸菌飲料といった飲み物を入れるのは避けてください。

【折りたたみタイプ】
飲み終わった後に折りたたんで、コンパクトに収納できるタイプです。できるだけ荷物はコンパクトにしたい方や、複数の水筒を用意してたくさん飲み物を持って行きたい方に向いています。

【ハイドレーションタイプ】
本体にチューブがついていて、その先端から水が飲めるようになっている水筒がハイドレーションタイプです。水筒本体をリュックから取り出すことなく水分補給ができます。
トレイルランニングや長時間の登山など、両手を空けておきたいシーンにおすすめです。

【スキットルタイプ】
スキットルとは、ステンレスやチタンといった金属で作られた小型ボトルのことです。小さく少しカーブを描くようなデザインになっていて、ズボンの後ろポケットにしまうことができます。
容量は200ml程度のものが多く、一般的にはウイスキーやブランデーといった蒸留酒を入れる用途がメインです。アウトドアシーンでもお酒を飲みたい方は、用意してみるのも良いでしょう。

 

・保冷・保温性能は高いものがおすすめ

高い保冷・保温性能を持っている水筒なら、夏や冬のようなシーンでも、飲み物の温度やおいしさを保てます。熱湯に対応している製品なら、料理にも活用することができて便利です。

保冷や保温性能に優れているサーモタイプの水筒は、使用できるシーンが広がるため、1つは用意しておくことをおすすめします。保温性は水筒により異なりますが、一般的には注ぎ口が狭いものほど保温性能が上がる傾向にあります。

 

・飲み口やフタの形状から選ぶ

飲み口の形状やフタの開閉方法は、飲み物の飲みやすさに関わるため、必ず確認しておきましょう。水筒の飲み口は、直接口をつけて直飲みするタイプと、フタに飲み物を注いで飲むタイプの2種類に大きく分けることができます。
移動中や運動中に飲む場合は直接口をつけるタイプが、食事などのゆっくりとくつろげるシーンではフタに注いで飲むタイプが便利です。

またフタの開閉方法も、ワンタッチで簡単に開けられるタイプや、スクリューボトルのようにねじってフタを取り外すタイプなどの種類があります。使用するシーンに応じて、使いやすいタイプを選ぶようにしましょう。

 

・容量は用途に合わせて

気温、移動距離などに左右され、個人差もありますが、アウトドアシーンでは1日に2Lほどの水分が必要だといわれています。しかし、2Lの飲み物が入れられる大きな水筒だと出し入れに手間がかかるため、歩きながら水分補給を行う際に不便です。

1本の水筒に飲み物をすべて入れるのではなく、容量500ml程度の小型の水筒を複数持ち歩くのがおすすめです。移動中はハイドレーションを使い、食事や休憩中はフタに飲み物を注ぐタイプを使うなどすれば、荷物の出し入れの手間を減らすことができます。
何本の水筒を用意するか、どれくらいの水分が必要になるかを加味して、水筒の容量を決めるようにしましょう。

 

・洗いやすさも重要

水筒の素材や入れている飲み物に含まれている成分によっては、水筒内部がサビたり汚れたりして使えなくなる場合があります。水筒を清潔に使い続けるためには、使い終わったらしっかりと洗って乾かすことが大切です。

注ぎ口が広く手を中に入れやすい、パーツが少なく分解に手間がかからないなど、洗いやすいかどうかも確認しておくことをおすすめします。

 

・確認しておきたいその他の機能性やデザイン性

軽量で持ち運びに便利なものや、取っ手がついていて持ちやすいものなど、使いやすさにこだわった機能が搭載されている水筒も販売されています。
また、機能性だけでなくデザイン性にも優れている製品なら、普段使いにも便利です。

アウトドアシーン以外でも水筒を活用したい場合は、素材や容量、保冷・保温性に加えて、使いやすさやデザイン性も踏まえて選ぶようにしましょう。

 

■水筒の洗い方のポイント

水筒を長く清潔に使い続けるためには、使用後にしっかりと洗う必要があります。フタやパッキンなど取り外せるパーツはすべて外したうえで洗浄し、最後にしっかりと乾燥させてカビを防ぐことが大切です。
洗う際に研磨剤入りのスポンジを使うと、本体を傷つける恐れがあるので避けましょう。

また、ステンレスのような金属製の水筒は、塩素系漂白剤を使用するとサビが発生する場合があります。ステンレス製水筒の落ちづらい汚れは、重曹や酸素系漂白剤を使用してつけ置き洗いするのがおすすめです。

 

■アウトドアシーンに応じて水筒を用意しよう

保冷や保温性能を備えた水筒を持っていれば、アウトドアシーンでも冷たい水や温かいコーヒーなどが飲めるようになり便利です。容量や機能性は製品によって異なるので、使用するシーンに適した水筒を用意するようにしましょう。複数の水筒を用意して、シーンごとに使い分けるのもおすすめです。
デザイン性に優れたものなら、おしゃれに普段使いすることもできます。便利でエコにもつながる水筒を、ぜひ活用してみてください。

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