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outdoor2021.06.30

シェルターテントで快適にキャンプを楽しもう! 特徴や選び方をご紹介

キャンプで快適に寝泊まりするために、テントとタープを活用しているという方は多いはずです。テントとタープでは朝晩の冷え込みが辛い、夏場も涼しく過ごしたいという方は、シェルターテントを活用してみてはいかがでしょうか。
ここでは、シェルターテントの魅力や種類ごとの特徴、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■シェルターテントとは

■シェルターテントのメリットやデメリット

・目隠しとして使える

・カンガルースタイルを楽しめる

・雨が降った際は注意が必要

■シェルターテントの種類

・スクリーンタイプ

・ワンポールタイプ

・ツーポールタイプ

■シェルターテントの選び方のポイント

・使用する人数からサイズを選ぶ

・持ち運びやすさから選ぶ

・シェルターの素材を確認する

■シェルターテントでキャンプを快適に過ごそう

 

■シェルターテントとは

シェルターテントとは

 

シェルターテントとは、テントのように四方を壁で囲える構造ながら、床面がなく地面がむき出しになっているアイテムのことです。単にシェルターと呼ばれることもあります。

居住性の高いテントと、雨風や日差しをしのげるタープのメリットを掛け合わせたようなアイテムで、タープとは異なり壁を作れるため、雨風をよりしっかりと防ぐことができます。テントと連結して寝室とリビングを作る、シェルター同士を連結してリビングを広くするなど、居住性を高めることも可能です。

また、テントとは異なり壁を開けることで通気性を十分に確保できるため、薪ストーブや石油ストーブのような火を使う暖房器具を設置できるのも、シェルターテントの魅力です。寒い冬場のキャンプも、シェルターテントを活用すれば快適に過ごすことができるでしょう。

 

■シェルターテントのメリットやデメリット

シェルターテントは、テントやタープとは異なる魅力を持っています。シェルターテントのメリットやデメリットを知って、キャンプシーンで上手に活用しましょう。

 

・目隠しとして使える

一般的なタープは壁がついておらず、屋根のような役割がメインになりますが、シェルターテントには四方に壁が備えつけられています。壁で全面を覆うことができるので、他のキャンパーからの視線や日差し、雨風、虫の侵入などを防ぐことが可能です。

入り口部分の幕は開けたままでも使用できます。前後左右の壁面がメッシュになっている製品なら風通しが良いため、夏の暑い日でも快適です。ただし、入り口部分を閉めると壁に囲まれてしまうので、一般的なタープに比べると解放感は劣ります。

 

・カンガルースタイルを楽しめる

シェルターテントを持っていれば、カンガルースタイルでキャンプを楽しむことができます。カンガルースタイルとは、お腹の袋に子どもを入れているカンガルーのように、シェルターやタープの中にテントを張るスタイルのことです。

カンガルースタイルはインナーテントとシェルターを別々に設営するため、サイトレイアウトの自由度が高くなります。テントをポップアップ式にすれば設営の手間もかかりません。
また、壁がテントとシェルターで2重になるため外気が入りづらく、温かさを確保できます。秋冬でも快適にキャンプを楽しめるようになるでしょう。

 

・雨が降った際は注意が必要

シェルターテントは床面がないので、設営する時は場所選びが大切です。設営場所がくぼんでいたり、水はけの悪い地面だったりすると、雨が降った際にシェルター内に水たまりができてしまう恐れがあります。

雨が降る予報が出ている場合は水はけが良いサイトを選ぶ、水の通り道になりそうな低地は避けるといった工夫が必要です。

 

■シェルターテントの種類

シェルターテントは、テントやタープと同じように、形状などによっていくつかの種類に分けることができます。種類によって特徴が異なるため、キャンプスタイルに応じたシェルターテントを選ぶことが大切です。代表的なシェルターテントの種類と、それぞれの特徴をご紹介します。

 

・スクリーンタイプ

スクリーンタイプ

テントのように組み立てる、安定感があり風にも強いタイプのシェルターです。ワンタッチタイプの製品は簡単に設営できるので、初心者の方でも安心して使えます。
また、壁面をフルクローズできる製品の場合は、冬でも冷たい風を防いで快適に過ごせます。

ドーム型やロッジ型、トンネル型など、さまざまな形状の製品が販売されているので、豊富な種類から選ぶことができるのもスクリーンタイプの魅力です。

 

・ワンポールタイプ

ワンポールタイプ

シェルターの中央にポールを1つ立てて設営するのがワンポールタイプです。小型かつ軽量な製品が多く、構造がシンプルで設営も簡単なため、少人数やソロでのキャンプ、初心者の方に向いています。

ただし、内部は多角形のような形状になるので、場合によっては狭さを感じることもあります。レイアウトの際はスペースを有効活用する工夫が必要です。

 

・ツーポールタイプ

ツーポールタイプ

2本のポールを使用して設営するシェルターで、ツインポールシェルターと呼ばれることもあります。ワンポールタイプに比べると内部が広く、快適に過ごせるのが魅力です。設営も比較的簡単に行えます。
ポールを追加して入口部分の幕を跳ね上げたり巻き上げたりする、テントと連結して使うなど幅広いアレンジができるため、おしゃれなレイアウトを目指すキャンパーからの人気が高いタイプです。

 

■シェルターテントの選び方のポイント

シェルターテントの選び方のポイント

シェルターテントは、各メーカーがさまざまな製品を販売しています。自身のキャンプスタイルに応じた製品を選ぶことが、快適にキャンプを楽しむためのコツです。
ここでは、シェルターテントを選ぶ際に確認したいポイントをいくつかご紹介します。

 

・使用する人数からサイズを選ぶ

使用する人数やどれくらいの荷物をシェルター内に置きたいかを踏まえて、サイズを選ぶ必要があります。製品によっては使用人数の目安が記載されている場合もあるので、参考にすると良いでしょう。荷物を置くスペースのことも考えて、多少余裕のあるサイズを選ぶのがおすすめです。

また、シェルター同士を連結して使用できる製品なら、居住空間を広げて快適なキャンプを楽しめるようになります。サイズに関わらず、他のシェルターやテントと連結できるかどうかも確認しておきましょう。

 

・持ち運びやすさから選ぶ

アウトドアシーンにおいては、荷物は軽量かつコンパクトにまとめることが重要です。特にソロキャンプのように人数が少ないキャンプの場合は、大きくかさばるシェルターだと、持ち運びや設営に手間がかかってしまいます。

サイズが小さく軽量、コンパクトに収納できるなど、持ち運びが簡単かどうかも確認しておくのがおすすめです。

 

・シェルターの素材を確認する

シェルター内で薪ストーブなどを使用する場合、火の粉が飛んで生地が焼けてしまう恐れがあります。安全のためにも、コットンのような難燃性の素材で作られていて、燃えづらい製品を選ぶようにしましょう。
火をシェルター内で使うつもりがない場合は、軽量な素材が使われている製品を選ぶと、持ち運びが楽になり便利です。

また、快適に過ごすためには燃えづらさだけでなく、耐水圧の確認も大切です。耐水圧とは、生地がどれだけの水圧に耐えられるかを示すもので、数値が高い製品なら大雨の中でも使用できます。
耐水圧の数値が大きいアイテムは通気性が悪くなるので、シェルターを使用するシーンにもよりますが、耐水圧が1,000~1,500mm程度のものを選ぶと良いでしょう。

 

■シェルターテントでキャンプを快適に過ごそう

シェルターテントは、フルクローズすれば冷気を防ぎ、開けていれば風を通せるなど、季節を問わずキャンプを快適にしてくれるアイテムです。多くの形状やサイズの製品が販売されているため、持ち運びやすさや生地の特徴などを確認して、自身のキャンプスタイルにあったものを選ぶようにしましょう。
今まではテントとタープを使っていたという方も、シェルターテントを活用してみてはいかがでしょうか。

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