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outdoor2021.11.02

バイクでキャンプツーリングにチャレンジしよう! 必要な道具の選び方をご紹介

バイクでキャンプ場に行きたいと考えているキャンパー兼バイカーの方は多いのではないでしょうか。自由気ままに移動できるのがツーリングの魅力ですが、バイクは自動車に比べると積載できる荷物が少ないため、持って行けるキャンプ道具が限られてしまいます。快適なキャンプを楽しむために、道具の選び方や積載方法のコツなどを知っておくと良いでしょう。
ここでは、キャンプツーリングで用意したい道具の選び方や、荷物をパッキングする際のコツ、キャンプ場の選び方などをご紹介します。

 

【目次】

■バイクを使ったキャンプは道具選びが重要

■ツーリングキャンプで必要な道具の選び方

・テント

・シュラフやマット

・ランタンやヘッドライト

・調理器具

・アウトドアテーブル・チェア

・ツーリングバッグ

■キャンプ道具を積載する際のポイント

■バイクキャンプにおすすめのキャンプ場の選び方

・バイクでサイトに乗り入れできるか

・アイテムを購入できると便利

■道具を厳選してバイクツーリングを楽しもう

 

■バイクを使ったキャンプは道具選びが重要

広い荷台がある自動車と比べて、バイクは積載量が限られてしまいます。持って行ける荷物の量がそもそも少ないうえに、道路交通法違反となるため、車体から大きくはみ出してしまうような長尺のアイテムは載せることもできません。

また、積載量が増えるとバイクの操作性にも影響が出るので、持って行く荷物はできる限り軽くコンパクトにまとめる必要があります。
バイクを使ったツーリングキャンプの際は、道具に優先順位をつけて、本当に必要なものだけを厳選しておくことが大切です。

 

■ツーリングキャンプで必要な道具の選び方

ツーリングキャンプで必要な道具の選び方

 

具体的にバイクを使ったキャンプツーリングの際は、どのようなキャンプ道具が必要なのでしょうか。キャンプ場での楽しみ方やキャンプスタイルにも左右されるため、一概にこれが必要とはいえませんが、用意したいアイテムの一例をご紹介します。

 

・テント

キャンプ道具の中でも、パッキング時に大きな場所を取りがちなのがテントです。さまざまな商品が各メーカーから発売されていますが、ツーリングキャンプの際はできるだけコンパクトに収納できるタイプの商品を選ぶのがコツです。

また、ツーリングの際はブーツやヘルメット、ツールキットなど、バイクの運転やメンテナンスで使用する装備も必要になります。それらをすべてテント内に収納するのは難しいので、前室が広めで荷物を置けるタイプを選ぶのがおすすめです。ソロキャンプシーンでは、あえて少し広めの2人用テントを用意して、荷物を置くスペースを取るのも良いでしょう。

⇒テントを探す

 

・シュラフやマット

キャンプ場のように普段と異なる環境だと、快適に眠れないことが考えられます。睡眠の質を高めて1日の疲れをしっかり取るために、シュラフ(寝袋)を用意しておくと良いでしょう。
シュラフは商品によって対応できる気温が異なるので、使用する季節に応じて必要な機能を持つものを選んでください。形状には体を覆うことができるマミー型や、一般的な布団のように使える封筒型などの種類がありますが、バイクツーリングのシーンではコンパクトに収納しやすいマミー型がおすすめです。

また、地面の熱やゴツゴツ感を防いで快適に眠るには、シュラフと併せてマットも用意しておく必要があります。空気を入れて膨らませて使うエアマットタイプだと、コンパクトに収納しやすいためおすすめです。
マットの代わりに、簡易ベッドとして使用できるコットを用意しておくのも便利です。

⇒寝具を探す

 

・ランタンやヘッドライト

都市部と異なり、キャンプ場の周囲は光源が多くありません。夜になると真っ暗になり身動きが取れなくなるので、ランタンを用意して明かりを確保する必要があります。
ランタンにはいくつか種類がありますが、乾電池や充電式のバッテリーで使えて、燃料を用意する必要のないLEDランタンがおすすめです。火事や一酸化炭素中毒といった事故の恐れがないので、テント内でも使用できます。

また、ランタンだけでは両手を使って作業したり、夜トイレに行ったりする際に不便さを感じることが考えられます。体に装着して使えるヘッドライトも用意しておきましょう。

⇒ランタン・ヘッドライトを探す

 

・調理器具

お湯を沸かしたり簡単な料理を作ったりするために、調理器具(クッカー)やガスバーナーも用意しておくと便利です。食器としても使えるタイプのクッカーなら、食器を別途用意する必要がないので荷物の量を減らすことにつながります。

⇒調理器具を探す

⇒バーナーを探す

 

・アウトドアテーブル・チェア

キャンプ場で快適に過ごすために、アウトドアテーブルやチェアも用意しておきたいアイテムです。座ってゆっくりしたり、料理をテーブルに置いたりできるようになります。
コンパクトなサイズで構わないので、1セット用意しておきましょう。

⇒アウトドアテーブル・チェアを探す

 

・ツーリングバッグ

持って行くキャンプ道具をそのまますべて積載するのは難しいため、バイクに取り付けられるツーリングバッグを用意しておくと便利です。防水性に優れたものだと、雨が降った際も中身の水濡れを気にせずに使えます。

バッグによってサイズや収納できる荷物の量が異なるので、持って行きたいアイテムの総量や、バッグそのものをバイクに着けられるかどうかを確認して選ぶようにしましょう。

 

■キャンプ道具を積載する際のポイント

バイク本体で荷物を積載できるのは、基本的には収納ボックス(シートバッグ)や収納ボックスの上、バイクの座席下収納、サイドバッグの4ヶ所です。

座席下の収納は、移動中に開け閉めするのが大変です。キャンプ場に到着するまで使わない調理器具などを、優先して入れるようにしましょう。
バイク後方に取り付ける収納ボックスには、テントや折りたたみテーブルなどを入れてきます。重心を安定させるために、重い物が下になるように荷物を入れるのがコツです。
収納ボックスのフタの上には、ボックス内に入りきらない軽いものを取り付けます。安全のために、ロープとネット、滑り止め用のシートなどを使って、荷物をしっかりと固定することが重要です。

サイドバッグを取り付ける場合は、すぐに取り出せるものを入れておくと良いでしょう。ただし、走行が難しくなる恐れがあるので、左右の重さのバランスを考えてパッキングを行う必要があります。

 

■バイクキャンプにおすすめのキャンプ場の選び方

バイクキャンプにおすすめのキャンプ場の選び方

 

快適にバイクでキャンプツーリングを楽しむためには、キャンプ場の選び方も大切なポイントです。バイクキャンプにおすすめのキャンプ場の選び方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

・バイクでサイトに乗り入れできるか

サイトから駐車場までの距離があると、ウェアやブーツといったバイク装備を着用しながら、荷物を持って何度も往復しなければいけません。バイクでサイトの中まで乗り入れでき、テントの隣に停めておけるキャンプ場なら、持ち運びの手間を減らせて便利です。
バイクや自動車での乗り入れを完全に禁止しているキャンプ場もあるので、予約時にバイクでサイトに乗り入れできるか確認しておくと良いでしょう。

 

・アイテムを購入できると便利

積載できる荷物の量が限られてしまうキャンプツーリングのシーンでは、できる限り用意するアイテムを減らしたいものです。キャンプ場の近くにコンビニやスーパーがあったり売店が充実していたりすると、アイテムを現地調達できるため、積載する荷物の量を減らすことができます。
身軽にキャンプツーリングを楽しみたい方は、現地でアイテムを購入やレンタルできるかの確認もポイントです。

 

■道具を厳選してバイクツーリングを楽しもう

バイクツーリングで楽しむキャンプは、どうしても持って行ける荷物の量が限られてしまうため、必要な道具を厳選したり、パッキングの方法を工夫したりする必要があります。
一般的なキャンプに比べると準備に多少手間がかかるかもしれませんが、道中のツーリングを楽しめる点は、バイクを使ったキャンプの何よりの魅力です。
必用な道具を揃えたうえで、バイクツーリングに向いたキャンプ場を探したら、ぜひバイクを使ったキャンプにチャレンジしてみてください。

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