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outdoor2022.04.25

世界でひとつだけのキャンプスタイルを。自然と自由を愛するキャンパーfalòさんにインタビュー!(後編)

前編 ではfalòさんがキャンプを始めたきっかけやこだわりのアイテムなどをお伺いしました。

後編ではみんなが憧れるアウトドアシアターやキャンプにおける世界観について語っていただきます。


―falòさんのこだわりが詰まったキャンプの投稿の中でも、アウトドアシアターを楽しんでいる様子が印象に残っています。

falòさん:アウトドアシアターは元々映画好きというのもあったのですが、10年ほど前に取材を受けた雑誌の最後のページにプロジェクターが載ってるのを見つけたことがきっかけで始めました。「キャンプでもアウトドアシアターが出来るんだ」と驚いて値段を調べたのですが、当時は性能がよくないものでも10万円以上していたので安易に手は出せず悩み続けていました。最近は価格も落ち着いてきて、ハードルが下がりましたよね。僕が使っているプロジェクターは「XGIMI Halo+」というものです。


映画でダントツに好きなのは「スターウォーズ」。アウトドアシアターで見ると迫力がやっぱり違うんですよね。宇宙をテーマにした映画なので、星空の下で見ると自分もスターウォーズの世界に入り込めるんです。そもそもキャンプ自体がムーディーな空間だし、非現実的な雰囲気の中で映画を見るのは最高ですね。映画といえばポップコーンやホットドックということで、昔はよくコーラも添えてアウトドアシアターの様子を撮影してました。


―これからやってみたい理想のアウトドアシアターはありますか?

falòさん:ひとつ考えているのが、空にスクリーンを浮かべて寝そべった状態で映画を見るっていうのをやってみたいです。それで「スターウォーズ」が見れたら究極の贅沢ですよね(笑)実際にやり方も考えているんですけど、まずスクリーンをピンと伸ばすための骨組みを作って、バルーンを結んで浮かばせるわけですよ。四隅にロープを付けて地面に固定すれば完成です。


―falòさんのインスタグラムは現実世界というよりもファンタジー感がありますが、コンセプトはありますか?

falòさん:キャンプというのは基本的に自由で、自分の中の世界観を自由に作れると思っています。僕は普段の生活や人間社会から少し距離を取ったり、現実逃避する方法がキャンプで、たとえば森だったら「ハリーポッター」に出てくるような魔法の国の森だったり、もしかしたらこの不思議な森の中に妖精がいるかもしれないみたいな物語を作った状態でキャンプをしています。表現として一番近いのは「絵本の世界」でキャンプをしているイメージです。絵本の中だったらなんでもできるじゃないですか。だから自作テントも作れるかもしれないと思ったりとか、プロジェクターのスクリーンを空に浮かばせてもいいなというアイデアが出てくるんです。


―「絵本の世界」のイメージ、すごく納得です。

falòさん:たとえばコケなんかも遠くから見ればただの緑なんですけど、近くで見てみると小さな森があったり、そこからまた想像してコケの中に妖精がいたらなとか。微生物がそこの住人でー、みたいな物語がはじまるわけです。僕はそこにお邪魔してキャンプをしてますみたいなストーリーがあるんです。


―ゆくゆくは本当にキャンプの絵本ができるかもしれませんね。本日はインタビューありがとうございました!

falòさん:楽しい時間でした。ありがとうございました!

falòさんオリジナル。世界にひとつだけの「絵本の世界」キャンプをこれからも楽しみにしています。

ぜひみなさんもfalòさんのインスタグラムをフォローして、世界観を感じてみてください!
 


falò

instagram フォロワー 2.3万人 

人間が人間らしく居られる森をこよなく愛するキャンパー。 自由な遊び方や、自らDIYしたキャンプ道具、キャンプで感じたことをInstagramで発信。 その魅力的なキャンプサイトと美しい写真が好評で、毎投稿多くの”いいね"が付く。 イメージしたキャンプサイトを森の中に作り出し、 その空間で風の音や森の声、空の色、焚き火の炎などを感じるのが、お気に入りの休日の過ごし方。 キャンプメディア「CAMPIC」では、コラムニストとしても活動中。

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