フリーワード検索

outdoor2022.08.18

【初心者向け】マウンテンバイクでアウトドアを楽しもう! 選び方や注意事項をご紹介

がっしりとしたフレームや、ごつごつしたタイヤが特徴的なマウンテンバイク(MTG)。山道や舗装されていない道を走るのに適していて、アウトドアシーンでも便利に使える自転車です。
しかし、興味はあるもののどのように選べば良いのかわからない、どんな遊び方ができるのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、マウンテンバイクの特徴や他の自転車との違い、選び方と、併せて用意しておきたいアイテムについてご紹介します。

 

【目次】

■マウンテンバイクとは

■他の自転車との違い

■マウンテンバイクの選び方

・用途に応じて選ぶ

・タイヤの幅やサイズ

・ハンドル幅

・フレームの素材

■安全のためにヘルメットやサングラスも用意しよう

■アイテムを用意してマウンテンバイクを楽しもう

 

■マウンテンバイクとは

マウンテンバイクとは

 

マウンテンバイクは、山道や急勾配の斜面、路面が凸凹した悪路など、オフロード(未舗装路)を走るのに適した自転車です。
山中に作られたコースを走るトレイルライドや、スピードを競うダウンヒル、クロスカントリーなど、さまざまな乗り方で楽しまれています。荷物を積んで、キャンプやツーリングといった用途に使うことも可能です。

また、スタイリッシュな見た目で、通勤通学などの街乗りでも使いやすいモデルも販売されています。幅広いシーンで活用しやすいのが、マウンテンバイクの魅力です。

 

■他の自転車との違い

ロードバイクやクロスバイクなど、自転車にはマウンテンバイク以外にもさまざまな種類があります。具体的に何が異なるのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。

ロードバイクは、スピードを出すことに特化したスポーツサイクルです。軽量でタイヤが細く、主に舗装路で走るのに適しています。
クロスバイクは、マウンテンバイクとロードバイクの中間の性能を持っているのが特徴です。ロードバイクよりスピードは出せませんが、ちょっとした未舗装路なら安定して走ることができます。サイクリングから普段使いまで、幅広い楽しみ方ができる自転車です。

一方で、マウンテンバイクは未舗装路を走るのに特化した、さまざまな機能性を有しています。マウンテンバイク特有の機能としては、以下が挙げられます。

【太いタイヤ】
地面をしっかり掴んで走れるように、マウンテンバイクはごつごつした太いタイヤを備えています。

【フラットハンドル】
オフロードでも安定させられるように、他の自転車よりもハンドルの横幅が広い設計になっています。

【サスペンションの搭載】
路面からの衝撃を緩和するサスペンションを搭載しているのも特徴です。また、フレームも衝撃に耐えられる頑丈な作りになっています。

【豊富な変速段数】
一般的な自転車に比べて、マウンテンバイクは変速段数(ギア数)が豊富です。坂道を登る際などに、細かくギアを調整できます。

また、中には高い制動力を持つ「ディスクブレーキ」を搭載しているモデルもあります。

 

■マウンテンバイクの選び方

マウンテンバイクの選び方

 

マウンテンバイクは、多くのモデルが販売されています。初心者の方はどれを購入すれば良いのか悩んでしまうかもしれません。ここからは、マウンテンバイクの選び方をご紹介します。

 

・用途に応じて選ぶ

最初に、街乗りがメインになるのか、アウトドアシーンで使いたいのかなど、マウンテンバイクの用途を決めておきましょう。
通勤通学など街乗りがメインになる方は、前輪にだけサスペンションが付いた「ハードテイル」タイプを選ぶのがおすすめです。重量が比較的軽めで取り回しに優れた商品が多く、価格も抑えられます。

一方で、アウトドアシーンで使用したい方は、前輪と後輪の両方にサスペンションが付いた「フルサスペンション」タイプが最適です。重量がありメンテナンスの手間もかかりますが、悪路でも快適に走れる高い走破性を備えています。

 

・タイヤの幅やサイズ

タイヤ(ホイール)の幅やサイズの確認も必要です。マウンテンバイクのタイヤサイズは27.5インチや29インチが主流となっています。
タイヤ径が大きいほど加速力に優れる反面、取り回しに力が必要で操作性は悪くなります。初心者の方や街乗りで使いたい場合は、コントロールしやすい27.5インチのタイヤがおすすめです。
悪路や山道をメインに走りたい方は、29インチのタイヤを選ぶと良いでしょう。

また、通常のマウンテンバイクよりもタイヤの幅が広い、ファットバイクというモデルもあります。クッション性が高く、砂浜などの柔らかい路面でも走行できるのが魅力です。

 

・ハンドル幅

マウンテンバイクのハンドル幅は、車種によって大きく異なりますが、一般的には560~800mm程度です。ハンドル幅が広いほど少ない力で操作でき、車体を安定させやすくなります。悪路を走る場合は、ぐらつきを抑えやすいハンドル幅600mm以上の自転車を選ぶのがおすすめです。

一方で、街中をメインに走りたいと考えている方は、600mm以下のハンドル幅を選ぶようにしましょう。マウンテンバイクに限った話ではありませんが、自転車のハンドル幅が600mmを越えてしまうと、道路交通法により歩道を走れない点に注意が必要です。

 

・フレームの素材

フレームに使われている素材も、選び方の重要なポイントです。アルミやカーボン、クロモリ(クロムモリブデン鋼)、チタンなどの種類がありますが、現在主流となっているアルミとカーボンの特徴を知っておきましょう。

【アルミ製フレームの特徴】
軽量ながら耐久性に優れているのがアルミ製カーボンの魅力です。比較的安価なモデルが多く、性能と価格のバランスが良いため、初心者の方にもおすすめです。

【カーボン製フレームの特徴】
カーボン製のフレームは、軽量ながら優れた衝撃吸収性を備えています。走り心地も軽快で、トレイルライドや長距離の走行にも最適です。デメリットとしては、アルミ製フレームよりも高価な点が挙げられます。

 

■安全のためにヘルメットやサングラスも用意しよう

マウンテンバイクに乗る際は、ヘルメットを必ず着用しておきましょう。路面が凸凹していて転倒のリスクが高いオフロードを走る場合は、プロテクターや専用のウェアを用意しておくのも有効です。
ヘルメットやプロテクターを装着しておけば、万が一の事態が起きても体を衝撃から守ることができます。

また、自転車で走っている際は砂ぼこりや虫、タイヤに弾かれた石や枝などが顔に飛んでくる可能性があります。風で目が乾いたり、太陽光の眩しさで視界が遮られたりすることもあるでしょう。異物から目を守り安全に走行するために、サングラスの着用も欠かせません。
UVカット機能を備えたサングラスなら、紫外線が目に入るのを防ぎ、疲れにくくなるのもメリットです。

他にも、自転車が故障した場合に備えて、リペアキットなども用意しておくことをおすすめします。

⇒ヘルメットを探す

⇒サングラスを探す

 

■アイテムを用意してマウンテンバイクを楽しもう

悪路でも快適に走ることができるマウンテンバイクは、アウトドアをより楽しみたい方に適した自転車です。クロスカントリーやダウンヒルといった競技だけでなく、キャンプシーンでもあると楽しみ方の幅が広がります。
車種によっては、通勤通学や街乗りに使うのもおすすめです。

ただし、マウンテンバイクを使ったアクティビティは、転倒による怪我や自転車の故障といったリスクも付きまといます。自分の身を守るヘルメットやプロテクター、自転車が故障した際のリペアキットなどを用意しておくことも重要です。
必要なアイテムも忘れずに用意して、マウンテンバイクを楽しみましょう。

⇒自転車用品はこちら

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索