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outdoor2022.08.30

ムード演出にはオイルランタンがおすすめ! 選び方や使用時の注意点などを解説

ランタンは、暗い夜のキャンプ場に欠かせないアイテムです。使い勝手に優れるLEDランタンやガソリンを燃料にするガソリンランタンなど、ランタンにはいくつか種類がありますが、よりキャンプの雰囲気を盛り上げたいときにおすすめなのが「オイルランタン」です。
しかし、オイルランタンを使ったことがない、どんなランタンが良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。ここでは、オイルランタンの魅力や選び方、使う際の注意点などをご紹介します。

 

【目次】

■オイルランタンの魅力

■オイルランタンの選び方

・形状

・燃焼方式

・明るさ

・燃焼時間

・使用する燃料

■オイルランタンを使う際の注意点

■温かみのあるオイルランタンで周囲を明るく照らそう

 

■オイルランタンの魅力

オイルランタンの魅力

 

オイルランタンとは、灯油やパラフィンオイルといった燃料を使用するランタンのことです。灯油を燃料に使用するオイルランタンは、灯油ランタンやケロシンランタンなどと呼ばれる場合もあります。
LEDランタンなどに比べると明るさが控えめですが、リラックスしやすい落ち着いた雰囲気を演出できるのが魅力です。

また、基本的にオイルランプは燃料を入れて芯に着火するだけで明かりをつけられます。芯の交換や掃除といったメンテナンスは必要ですが、使い方自体は簡単で手間がかからない点もメリットです。

 

■オイルランタンの選び方

オイルランタンの選び方

 

オイルランタンと一口にいっても、特徴の異なるさまざまな商品が販売されています。用途や使用したい燃料を踏まえて、適切な商品を選ぶようにしましょう。
オイルランタンを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを、いくつかご紹介します。

 

・形状

オイルランタンは、形状から大きくハリケーンランタンとテーブルランタンの2種類に分けることができます。それぞれの特徴は、以下の通りです。

【ハリケーンランタン】
金属製のハンドルがついていて、持ち運んだりランタンスタンドに吊るしたりしやすいのがハリケーンランタンです。ハリケーンの中でも消えないくらい高い防風性能を持つことから名付けられたとされています。
テーブルランタンに比べて明るいものが多く、雨風に強いなど使い勝手に優れているので、アウトドアシーンにも最適です。

【テーブルランタン】
テーブルランタンは、ガラスや真鍮などで作られたおしゃれなデザインの商品が多いのが特徴です。名前の通りコンパクトなサイズで、テーブルの上に置いて使うのに適しています。
屋内での使用を主に考えている方におすすめです。

 

・燃焼方式

燃焼方式の確認も重要です。オイルランタンの燃焼方式は、加圧式と非加圧式の2種類あります。

加圧式は、一部のハリケーンランタンで採用されている燃焼方式です。燃料に圧力を加えて、気化した燃料に引火させて明かりをつけます。ポンピングと呼ばれる着火前の加圧作業などが必要になりますが、光量が大きいためメインランタンとして使うことも可能です。

一方で、非加圧式は燃料が染み込んだ芯に直接火を着ける方式です。明るさの面では加圧式に劣りますが、準備が不要で取り扱いが簡単なため、アウトドア初心者の方に適しています。

 

・明るさ

キャンプ場は周囲に光源がないことがほとんどです。ランタンの明るさも、必ず確認しておきましょう。基本的に、明るさを重視したい方は加圧式のものから選ぶことをおすすめします。
光量や燃焼速度を調整できる、火力調整機能を搭載しているランタンを選ぶのも良いでしょう。

また、オイルランタンの明るさは使用する芯にも左右されるため、芯の形状も確認しておく必要があります。オイルランタンの芯は、平べったい形状の平芯、丸く中身が詰まった棒芯、筒状の巻き芯の3種類に分けられます。もっとも一般的なのは平芯で、幅はさまざまなものが売られていますが、芯の幅が太くなるほど明るい傾向にあります。
換え芯が入手しやすく、適度な明るさもある7分芯以上を目安に選ぶのがおすすめです。

 

・燃焼時間

オイルランタンの燃焼時間は、燃料を入れるタンクの容量で決まります。1泊のキャンプなら、容量300mlのタンクがあれば十分です。20時間程度は燃焼し続けるため、燃料が切れる心配はほとんどありません。

ただし、太く大きな芯を使ったり、光量を大きくしたりすれば、燃料はより早く減っていきます。連泊を伴うキャンプや明るい光量で使い続けたい場合などは、タンク容量が大きなランタンか、継ぎ足し用の燃料を用意しておきましょう。

 

・使用する燃料

オイルランタンでよく使用される燃料は、灯油かパラフィンオイルです。燃料も種類ごとに特徴があるので、確認しておきましょう。

【灯油】
灯油はガソリンスタンドなどでも購入でき、比較的価格が安い点がメリットです。ただし、ランニングコストを抑えやすい一方で、燃焼時には独特のにおいがあり、ススも発生しやすいというデメリットがあります。ランニングコストを抑えたい方は、灯油を選ぶのがおすすめです。

【パラフィンオイル】
パラフィンオイルとは、石油から取り出される燃料の一種です。ろうそくの蝋が液状になっているものと考えると、わかりやすいかもしれません。
灯油に比べると価格は高いものの、においやススが発生しにくく、使用後のお手入れに手間がかかりません。引火点が高く揮発性が低いため、安全性に優れています。オイルランタンを初めて購入するという方でも使いやすいでしょう。

また、虫除け成分が入っているものや、燃焼時に色がつくものなど、機能性を持たせたものも販売されています。

 

■オイルランタンを使う際の注意点

燃料を使って火をつけるオイルランタンは、きれいな一方で使い方を間違えると火事や事故に繋がる恐れがあります。使用する際は、以下のポイントに注意が必要です。

【指定された以外の燃料を使用しない】
オイルランタンは、商品によって使用できる燃料が決まっていて、灯油とパラフィンオイルの両方の燃料を使える場合や片方しか使えないものもあります。使用する前に、必ず取扱説明書などを確認し、指定された燃料以外は使用しないでください。
また、基本的にガソリンランタンなどで使われる「ホワイトガソリン」は使用できません。ランタンの故障や火事につながる恐れがあるので、必ず指定の燃料を使用しましょう。

【テント内では使用しない】
テントなどの密閉空間でオイルランタンを使用すると、一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがあります。屋内での使用は避けてください。テント内を照らす用途に、オイルランタンとは別にLEDランタンを用意しておくのもおすすめです。

【設置場所に注意する】
傾斜がある地面などに置くと、ランタンが倒れてしまいます。漏れ出た燃料に引火したり、倒れた拍子にガラス部分が割れたりする恐れがあるので、平坦な場所で使うことを心がけましょう。

 

■温かみのあるオイルランタンで周囲を明るく照らそう

周囲を柔らかい光で包むオイルランタンは、キャンプシーンはもちろん、自宅のインテリアとしてもおしゃれに活用できるのが魅力です。使い方も簡単なものが多く、アウトドア初心者の方でも使いやすいでしょう。種類によって形状や点火方式などは異なるので、どのようなシーンで使用したいかに応じて商品を選ぶことが大切です。

また、オイルランタンはLEDランタンと異なり火を灯して使います。密閉空間ではないか、周囲に燃えやすいものがないか、倒れないかなど、安全に配慮することも重要です。
キャンプシーンの雰囲気を盛り上げたい方は、オイルランタンを活用してみてはいかがでしょうか。

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