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outdoor2022.10.25

ツーリングテントで快適なキャンプを楽しもう! 特徴や選び方のポイントを解説

バイクや自転車を使って、ツーリングを楽しんでいる方は多いのではないでしょうか。ツーリング用のテントがあれば、そのままツーリングキャンプを楽しむこともできます。
しかし、ツーリングキャンプにチャレンジしてみたいものの、どのようなテントを用意すれば良いのかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、ツーリングキャンプで役立つツーリングテントの特徴や、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■ツーリングテントとは?

■ツーリングテントの選び方

・携帯性

・テントのサイズ

・設営方法

・通気性

・テントの構造

・前室つきだと便利

■タープを併用するのもおすすめ

■ツーリングの際はツーリングテントを活用しよう

 

■ツーリングテントとは?

ツーリングテントとは?

 

ツーリングテントとは、名前の通りバイクや自転車での持ち運びに適したテントのことです。軽量かつコンパクトなのが特徴で、持ち運ぶ荷物の量を抑えられます。
また、近年は簡単に設営できるタイプの商品も増えてきているため、テント設営にかかる時間を削減できる場合もあります。

バイクや自転車は、自動車に比べて積載できる荷物の量が限られるうえに、積載量が増えると操作性にも影響を及ぼしかねません。
コンパクトなツーリングテントは、荷物のサイズや重量に制限があるツーリングキャンプのシーンに、ぜひ用意しておきたいアイテムのひとつです。

 

■ツーリングテントの選び方

ツーリングテントの選び方

 

ツーリングテントと一口にいっても、形状やサイズの異なるさまざまな商品が販売されています。購入する際は、用途などを踏まえて検討することが大切です。
ツーリングテントの選び方やポイントとしては、以下が挙げられます。

 

・携帯性

バイクや自転車は、自動車に比べると積載量が限られます。できるだけ軽量かつコンパクトな、携帯性に優れたテントを選ぶようにしましょう。
使用するバイクや自転車の種類にもよりますが、バイクの場合は最大でも5kg以下、自転車の場合は3kg以下を目安にテントを選ぶのがおすすめです。

また、バイクや自転車に載せることができる荷物のサイズや重量は、道路交通法により以下のように定められています。
 

【バイク(大型自動二輪車または普通自動二輪車)】
・前後の長さ:積載装置(荷台など)から30cmまで
・左右の幅:積載装置から30cm(左右15cmずつ)まで
・高さ:荷台に乗せた状態で地面から2mまで
・重量:最大60kgまで※1


【自転車】
・前後の長さ:積載装置(荷台など)から30cmまで
・左右の幅:積載装置から30cm(左右15cmずつ)まで
・高さ:荷台に乗せた状態で地面から2mまで
・重量:最大30kg以下※2
 

地域によって、積載のルールが異なる場合もあります。事前に各地域の条例なども確認しておきましょう。

※1 参考:警視庁『道路交通法施行令 第二十二条』より
https://www.npa.go.jp/laws/kaisei/seirei/220106/sanshoujoubun02.pdf

※2 参考:兵庫県警察『自転車に係る主な交通ルール等』より
https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/bicycle/rule/index.htm

 

・テントのサイズ

重量だけでなく、テントの広さも確認しておく必要があります。少し大きいサイズのテントを選べば、寝る場所や荷物を置くスペースを確保することが可能です。
商品詳細欄に使用人数の目安が書かれている場合は、ソロキャンプなら1~2人用、2人なら3人用など、使用する人数よりも1人ほど余裕のあるサイズを選ぶと快適に過ごせるでしょう。

ただし、サイズが大きくスペースが広いテントほど重量も増す点に注意が必要です。大人数でツーリングキャンプを楽しむ場合は、各自で小さいテントを用意した方が便利なケースも考えられます。

 

・設営方法

テントの設営方法も、選ぶ際の重要なポイントです。組み立てるのが難しいテントだと、設営や撤収作業に追われてしまい、キャンプを楽しむ時間が減ってしまいます。
テントの設営方法は、ワンタッチで設営できるタイプと、ポールを組み立てて設営するタイプに大きく分けられます。


【ワンタッチ式の特徴】
開くだけで設営できるタイプのテントです。キャンプ初心者の方や、設営を手軽に済ませたい方に適しています。キャンプ場に到着するのが遅れてしまった際にも重宝するでしょう。


【組み立て式の特徴】
組み立て式は、ポールだけで自立する自立式と、ペグを地面に打ち込んで固定する非自立式に分けられます。自立式は設営が比較的簡単なのが魅力です。
一方で、非自立式はペグを地面に打ち込む必要はあるものの、自立式に比べてコンパクトにまとめることが可能です。
いずれもワンタッチ式より携帯性に優れているので、持ち運びやすさを重視する場合は組み立て式を選ぶことをおすすめします。

 

・通気性

テントの通気性も居住性に関わるので確認しておきましょう。特に、夏場の蒸し暑い時期は通気性の有無が快適さを大きく左右します。ベンチレーション(換気口)がついていて、空気の通り道を確保しやすいタイプを選ぶのがおすすめです。
逆に、寒い冬場は空気をしっかりと遮断して、保温性を高める必要があります。フライシートにスカートがついているテントを選ぶと良いでしょう。

 

・テントの構造

ツーリングテントは、構造からダブルウォールとシングルウォールの2種類に分けられます。それぞれ特徴が異なるので、用途に適したタイプを選ぶことも重要です。


【ダブルウォール】
フライシートとインナーシートという2つの生地で構成されているテントがダブルウォールです。生地と生地の間に空気の層ができるため、外気との寒暖差が小さくなり、結露の発生を防止できます。日差しの影響を受けにくい点もメリットです。
ただし、使用する生地が多い分テントの重量も増えてしまいます。


【シングルウォール】
フライシートがなく、1枚の生地で作られたテントです。軽量かつコンパクトなのが特徴で、持ち運びやすさに優れています。設営や撤収作業もダブルウォールより簡単です。
ただし、外気や日差しの影響を受けやすいため、使用する際は天候に注意する必要があります。

 

・前室つきだと便利

テントに前室がついているかも確認しておきましょう。前室があれば、ヘルメットやブーツ、ウェア、プロテクターといった荷物を置く場所を確保できます。テント内のスペースを広く使えるため、快適に過ごしやすくなるでしょう。
前室が広いテントなら、タープを用意する必要がなくなるので、荷物の軽量化にもつながります。

また、ツーリングテントの中には、バイクや自転車を前室に収納できるタイプもあります。雨風をしのいだり盗難を防止できたりするので便利です。

 

■タープを併用するのもおすすめ

前室がなかったり狭かったりするツーリングテントを使用する場合は、タープも用意しておくのがおすすめです。タープとテントを組み合わせて使用すれば、寝室とは別にリビングとなる空間を確保できるので、居住性が高まります。

また、バイクや自転車をそのままテントの横に停めておくと、雨で濡れたり日差しで熱くなったりすることもあるでしょう。タープで屋根を作り、その下にバイクなどを停めておけば、雨や日差しから大切な愛車を守ることが可能です。

⇒タープを探す

 

■ツーリングの際はツーリングテントを活用しよう

荷物が限られがちなツーリングキャンプでは、できる限り荷物を厳選することがポイントです。軽量でコンパクトなツーリングテントを用意しておけば、その分他のギアにこだわることもできるでしょう。
ただし、バイクや自転車は法律で積載できる荷物の量が定まっています。居住性に加えて、バイクや自転車に積載できるかも意識して選ぶことが大切です。
ツーリングキャンプを楽しみたいという方は、この機会にツーリングテントを用意してみてはいかがでしょうか。

⇒ツーリングテントを探す

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