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outdoor2023.10.06

アウトドア用の鍋の魅力とは? 素材ごとの特長や選び方をご紹介

キャンプや登山といったアウトドアシーンの醍醐味のひとつに、自然の中で食べる料理が挙げられます。お肉を焼いて食べるBBQを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、アウトドア用の鍋を用意しておけば、カレーやシチュー、鍋料理など、幅広い料理を楽しめます。しかし、アウトドア用の鍋は多くの商品が販売されていて、どれを選べば良いのかわかりにくいかもしれません。
ここでは、アウトドア用の鍋を用意する魅力や、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■アウトドアで鍋料理を楽しもう

■アウトドア用の鍋の選び方

・素材で選ぶ

・形状(深さ)で選ぶ

・必要な容量を確認する

・クッカーセットもおすすめ

■テーブルやバーナーの用意も重要

■アウトドア用の鍋を活用してキャンプ料理を楽しもう

 

■アウトドアで鍋料理を楽しもう

アウトドアで鍋料理を楽しもう

 

アウトドア用に鍋を用意しておけば、キャンプシーンで楽しむ料理の幅を広げられます。すき焼きやキムチ鍋、水炊き、おでんといった鍋料理から、ラタトゥイユのような本格的な料理を楽しむことも可能です。ラーメンやうどんなど、麵料理を楽しむのも良いでしょう。
寒い屋外でのキャンプだったとしても、鍋料理を食べながら温まることができるのも魅力です。

また、鍋料理の多くは具材を切って煮込んでおくだけと、調理が簡単な点も見逃せません。市販の鍋の素を使用すれば特別な調味料は不要で、味付けに失敗する可能性も低いはずです。自宅であらかじめ食材の下処理を済ませておけば、煮込むだけでおいしい鍋料理を楽しめます。
大人数の食事を用意しなければいけないシーンでも、調理しやすいのは、鍋料理ならではのメリットといえるでしょう。

 

■アウトドア用の鍋の選び方

アウトドア用の鍋の選び方

 

屋外での使用を想定して作られているアウトドア用の鍋は、クッカーやコッヘルとも呼ばれます。商品によって素材や形状、容量などが異なるため、使用するシーンや人数に適した鍋を用意することが大切です。
アウトドア用の鍋を選ぶ際に確認したいポイントをご紹介するので、クッカーを用意したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

・素材で選ぶ

アウトドア用の鍋に使われている素材は、大きくアルミ・ステンレス・チタンの3種類に分けることができます。それぞれ重さや熱の伝わり方などが異なるので、違いを知っておくと商品選びの際に役立つでしょう。それぞれの簡単な特徴は、以下の通りです。

【アルミ】
熱伝導率が高いアルミ製の鍋なら、短い時間で食材に火を通すことができます。他の素材に比べて軽量で、価格も安い商品が多いです。
ただし、柔らかく傷つきやすいことから、落としたり衝撃を加えたりすると変形する可能性があります。また、保温性が低く高温に弱いため、できた料理を長時間置いたり、焚き火で料理を作ったりしたい場合は避けた方が良いでしょう。

【ステンレス】
サビや傷つきに強く、耐久性に優れているのがステンレス製鍋の魅力です。保温性にも優れています。アルミなどに比べると重さがあるので、自動車を使ったオートキャンプや人数が多いファミリーキャンプなどのシーンにおすすめです。熱伝導率が悪いため、調理の際は焦げ付きに注意しましょう。

【チタン】
軽さと耐久性を両立しているのがチタン製の鍋で、荷物を少しでも軽くしたい登山などのシーンに最適です。ステンレスと同じく熱伝導率が低いため持ち手は熱くなりにくいものの、焦げ付きに注意する必要があります。また、他の素材に比べると高価な傾向にある点もデメリットといえるでしょう。

他にも、蓄熱性に優れた鉄を使ったダッチオーブンや、陶器で作られた土鍋なども、アウトドアシーンで使われることがあります。作りたい料理や使用するシーンに合わせて、適した素材の鍋を選びましょう。

 

・形状(深さ)で選ぶ

鍋の形状や深さも、向いている料理や洗いやすさ、持ち運びの便利さなどに関わる重要な要素です。アウトドア用の鍋は、深さから大きく深型と浅型の2種類に分けられます。

【深型】
縦長の形状で、鍋の中にガス缶やシングルバーナーを収納するなど、荷物をコンパクトにまとめられるのが魅力です。バックパックにも簡単に収納できます。
深さがある分安定しにくい点や、熱まわりにムラが起こりやすく炒め物に向かない点などに注意が必要です。

【浅型】
底が広めで、深さが浅い鍋が浅型です。安定感があり熱ムラが起こりにくい点や、深さがなく洗いやすい点などがメリットです。反面、直径が大きくなりがちで収納が難しいことから、ソロキャンプなどの荷物をコンパクトにしたいシーンでは使いにくさを感じるかもしれません。

作りたい料理の内容だけでなく、パッキングのしやすさも踏まえて形状を選ぶのがポイントです。

 

・必要な容量を確認する

お湯を沸かしたりインスタントラーメンを作ったりするのにちょうど良いものから、大人数の料理を一度に作れるものまで、クッカーはさまざまな容量の商品が販売されています。調理するものと人数を踏まえて、必要なサイズを選ぶようにしましょう。

例えば、ソロキャンプで簡単な料理を作ったり、お湯を沸かしたりする程度であれば、容量1L程の鍋があれば事足ります。一方、ファミリーキャンプなどで複数人の料理を一度に作りたいシーンでは、容量1.5L以上の少し大きい鍋を用意しておくと便利です。サイズの異なる複数の鍋を用意して、用途ごとに使い分けるのも良いでしょう。

荷物を軽くコンパクトにまとめるのはアウトドアシーンの基本ではありますが、容量が小さい鍋だと調理に手間がかかります。どれくらいのサイズがあれば十分なのかを考えておくのも、鍋選びのポイントです。

 

・クッカーセットもおすすめ

大人数でキャンプをしたり本格的なアウトドア料理を楽しんだりしたい方は、フライパンやサイズ違いの鍋などがセットになっている、クッカーセットを選ぶのもおすすめです。
セットになっている商品は、基本的にスタッキングしてコンパクトにまとめられるため、メーカーが異なるクッカーを複数用意するよりも携帯性に優れています。

また、クッカーを一つひとつ個別に購入するよりコストがかからないことも多いです。これからアウトドア用の調理器具を揃えたいと考えている方は、クッカーセットを検討してみてはいかがでしょうか。

 

■テーブルやバーナーの用意も重要

アウトドアで調理したり食事を楽しんだりする際は、テーブルやバーナーといったアイテムの用意も欠かせません。作りたい料理やシチュエーションによって異なりますが、料理の際に用意したいアイテムの一例としては、以下が挙げられます。

【アウトドアシーンの料理で用意しておきたいアイテム】
・アウトドアテーブル、アウトドアチェア
・ガスバーナー
・カトラリー
・クーラーボックス
・ゴミ袋 など

また、調理は火を使うため、火事や火傷といった事故につながる恐れがあります。近くに燃えやすいものはないか、バーナーが倒れる恐れがないかなど、十分に注意しながら楽しみましょう。

⇒アウトドア テーブル・チェアを探す

⇒バーナーを探す

⇒アウトドア 調理器具・食器を探す

⇒アウトドア クーラー・ボトルを探す

 

■アウトドア用の鍋を活用してキャンプ料理を楽しもう

鍋を活用すれば、アウトドアシーンの料理の幅を広げることができます。材料を切って煮込むだけで、簡単においしい料理を作れる点も魅力です。少し手の込んだ、本格的な料理にチャレンジしてみるのも良いでしょう。
ただし、アウトドア用の鍋は素材や形状、容量などがそれぞれ異なります。自身の用途に合わせて、最適な商品を選ぶことが大切です。今回ご紹介した内容を参考に、アウトドア用に鍋を用意してみてはいかがでしょうか。

⇒アウトドア クッカーを探す

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