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running2018.12.10

ニューバランス×アルペン ヨガ&ランイベントをアルペングループ本社にて開催

2018年11月、ヨガ&ランイベント(Girl's Party)が開催され、女性ランナー37人がアルペングループ本社に集まった。参加者の多くは、来年3月10日の名古屋ウィメンズマラソンに向けてトレーニンングを行っている。今回は、ヨガを通じて体の仕組みや動きを理解してからランニングを行った。

ヨガ 鈴木伸枝コーチ
 

鈴木:今日は、走るための体作りをやっていきます。走る前に体のケアをする人は少なく、走ることを軽い運動と捉えがちなので、準備運動をしっかりと行いますね。走るというのは、可動域の狭い中で反復運動を行うので、筋肉が短く硬くなりやすい運動です。走ることを軽い運動と捉え、前後のケアを省く方が多いですが、その結果腰痛や膝痛などの痛みを抱える方も少なくありません。
前後のケアを行うことが、快適に安全に走ることに繋がります。
 
走る際に大切なのが、股関節と肩関節の可動で、体幹をぶらさずにこれらを動かすことがポイントとなります。
 
まずは、前後と後屈をして、どれくらい倒れるかと体の張り具合を確認します。舌を強く下に出すと前屈が、強く上に出すと後屈がしやすくなります。

参加者達:え!何で?本当だ!凄い!伸びてる!

鈴木:体は繋がっているので、やったことがどんな効果を生むのか、体全体を観て確認していくと面白いです。舌を動かすと、まったく関係なさそうな、前屈後屈がしやすくなります。また舌を動かすことはフェイスラインの小顔効果があります。
 
どのような動きでも、足が地について安定している状態だと、余分な力を抜けて動きやすくなります。

鈴木:足の甲を固定して、それぞれの指を内回し外回し20回くらい回します。この動きは体を温め、足の筋肉を使いやすくし、柔軟性も上がります。その際に舌を口の中で回すと、先ほどの小顔効果もプラスされます。

鈴木:呼吸が深くできるようになると疲れにくくなります。呼吸をする際にも筋肉が動くので、筋肉をほぐす必要があります。

鈴木:呼吸は、腹式、胸式、胸上部の3つに分けられます。自分が呼吸した時にどこが動くかを確認しましょう。深い呼吸が体の柔軟性を増大させます。

鈴木:背中を丸めたり伸ばすことを繰り返しながら呼吸を深くしていきます。

鈴木:息を吐いて横から手を広げましょう。肩甲骨の動きを確認しながら、呼吸をしながら体を伸ばしていきます。背筋を伸ばして深呼吸をしていくと、体の内側から筋肉が伸びるようになります。

鈴木:太モモの内側の筋肉を鍛えることによって、体の力が中央に集まり機能性が向上します。

お腹を凹ませながら呼吸を続け、バランスを取りながら走る際に重要となる太モモの前を伸ばします。走る前後に、ゆっくり意識的にコントロールしながら行うのが良いですね。

鈴木:足の裏と裏を合わせ、息を吸いながら背中を優しく伸ばします。次に息を吐きながら背中を丸め、吸いながら胸を開いて背中を伸ばしていきます。それから前屈をすると太モモの内側が気持ち良く伸びるようになります。深い呼吸ができているかを確認しましょう。

鈴木コーチはヨガ行う際に、心を落ち着かせることが体の柔軟性の向上に繋がると述べていた。深い呼吸をすることで普段よりも落ち着いて穏やかになり、マラソンに良い影響をもたらすとのことである。


ランニング 伊藤沙季コーチ
 

伊藤:New Balanceさんのウィメンズマラソンに向けた練習会やランニングクラブで指導しています。ヨガが楽しく素晴らしかったですね。

ランナーで準備運動に時間をかけない人が多いです。今回ヨガをやったことで疲労や怪我が減り、より楽しく走ることができると思います。それでは軽く準備運動をしてからゴールまで走りましょう。

参加者達は、New Balanceのランニングシューズに履き替えてランニングのためのウォーミングアップを行った。

スタート前に参加者全員で写真撮影。

3グループに分かれてスタート。

途中、名古屋城にある加藤清正増前で写真撮影。

ゴール後、クールダウンを兼ねたヨガを行い、クリニックは終了した。

ランニング 伊藤沙季コーチ
 

――クリニックを終えて。
伊藤:ランニングの練習会のみでは、ヨガをやることはできないので、今回の取り組みは非常に素晴らしかったと思います。参加者の人達が楽しんでいましたし、私も楽しむことができました。また、今回のようなイベントを行えたら良いと思います。

――ランナーから、どのような相談を受けることが多いか。
伊藤:よくある相談は、シューズ選び・怪我・タイムの更新などですね。ランナーのレベルによって相談内容は変わってきます。

――最後に、ランニングを続けるためのアドバイス。
伊藤:何より、楽しく走ることが1番だと思います。「今日は10km走を頑張ろう」などということは素晴らしいですが、根本に楽しさがあることが大切ですよね。私は「1人で走らない!友人と一緒に走ると続きやすい!」ということをよく言っています。

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