ランニングにはボトルを用意すると便利! 選び方や持ち運び方をご紹介
ランニングをはじめ、たくさんの汗をかくスポーツシーンでは、こまめな水分補給が重要です。休憩の際に、コンビニや自動販売機などでペットボトルを購入している方もいるかもしれませんが、吸水用のドリンクボトルを用意しておくと便利です。
ここでは、ランニングシーンで吸水用のボトルを用意するメリットやボトルの選び方、持ち運び方をご紹介します。
【目次】
■ランニングシーンには吸水用のボトルを用意しよう
ランニングなどのスポーツシーンでは、脱水症状や熱中症、運動のパフォーマンス低下を防ぐために、こまめに水分補給を行う必要があります。ランニングでは継続して汗をかき続けるため、ランニング前後も含めてこまめに水分補給を行うことが大切です。
飲み物自体はコンビニや自動販売機で買うことができますが、その場合はどこで飲み物を買えるか事前に調べたり、その場で探したりしなければいけません。毎回飲み物を購入するため、お金もかかります。
一方で、あらかじめ給水用のドリンクボトルを用意しておけば、自宅で飲み物を用意するだけなので、飲み物を買う場所を探す必要がなくなり、費用もペットボトルを買うより安く済みます。
必要な時に気軽に水分補給ができるようになるので、ランニングの際はボトルを用意しておくのがおすすめです。
■ランニング用のボトルの選び方
ランニング用のドリンクボトルは多くの種類が販売されています。商品によって容量や軽さ、素材などが異なるため、走る距離や使い方に適したボトルを選ぶことが大切です。
自分に適したランニング用のボトルを選ぶ際に確認したいポイントを、いくつかご紹介いします。
・容量は走る距離に応じて選ぶ
ランニング中にどれくらいの水分補給が必要かは、走る時間や距離によって異なります。季節や気温、体格など、個人差によるところもありますが、1時間あたり400~800ml、または5kmに1回100ml程度が給水の目安です。
ランニング中だけでなく、ランニング前後にも水分補給を行うことを考えると、多少余裕を持った容量のボトルを選ぶ必要があります。
ただし、必要以上に容量が大きいボトルだと、ボトルの重さで走りづらくなる恐れがあるので、走る距離や時間に合わせて適切な容量のボトルを選ぶことが大切です。
・持ち運びやすさで選ぶ
ランニング中はできるだけ荷物を少なくして、重量を減らした方が楽に走ることができます。ボトルが持ち運びやすいかどうかも、選ぶ際のポイントのひとつです。
特に長時間のランニングを行う場合は、その分必要な水分量が多くなるため、ボトルも大容量なものが必要になります。そのようなシーンでは、飲み終わったら折りたたんで荷物を減らせるソフトボトルタイプがおすすめです。
・手とのフィット感で選ぶ
走りながらスムーズに水分補給を行うためには、ボトルの握りやすさが重要です。ランニング中に水分補給を行う際は、手の汗や走る際の揺れ、着地時の振動などでボトルを落としてしまうことも考えられます。
滑り止め効果のある素材で作られていたり、ボトルにくびれが合ったりして、手にフィットしやすいものを選ぶようにしましょう。その際は、ボトル本体の直径も手の大きさに合わせて選ぶと、より持ちやすくなります。
・飲み口の形状から選ぶ
走りながら水分補給をする際に手間がかかるのが、ボトルのフタの開け閉めです。ペットボトルのようにフタを開けてから飲むタイプは、飲み口が大きいことも多く、走りながら飲むのが難しいため、スムーズに水分補給が行えません。
ランニングシーンでは、できるだけ少ない動作で飲めるタイプのボトルを選ぶようにしましょう。例えば、飲み口を噛んでキャップを引き上げるタイプや、ボトル本体を押すと飲み物が出てくるタイプ、顔を上げずに飲み物が飲めるストロータイプなどがおすすめです。
どのタイプも飲み口が小さいものが多いので、飲み物をこぼしづらくなっているのも魅力です。
・ボトルの機能性も確認しておくと便利
ドリンクボトルには、機能性を備えた使いやすいタイプの商品もあります。容量や持ち運びやすさ、飲みやすさに加えて、ボトルの持つ機能性も確認しておくと便利です。
例えば、中身が透けて見えるボトルだと水分摂取量を調整しやすくなります。ペース配分を考えてランニングを行いたいランナーの方は、中身が見えるクリアボトルや目盛りが付いているタイプのものを選ぶと良いでしょう。
また、暑い季節や長時間のランニングシーンでは、気温や手の温度などの影響で飲み物がぬるくなってしまいます。二層構造になっていて保冷性に優れたボトルを用意しておくと、飲み物の冷たさをキープしやすくなります。
しっかりした作りの分大きさや重さがある場合もありますが、走り終わった後のクールダウン用などに用意しておくのも良いでしょう。
■ランニング中のボトルの持ち運び方
ランニング用にドリンクボトルを用意した場合は、どのようにボトルを持ち運ぶかが問題になります。ランニング中にボトルを持ち運ぶ方法としては、手で持って走ったり、ウエストポーチやリュックに入れたりする方法が考えられます。
それぞれのメリットやデメリットを知り、自身に適した方法でボトルを持ち運びましょう。
・手で持って走る
20~30分など短時間のランニングや違和感を覚えない場合は、直接ボトルを手に持って走るのも問題ありません。汗で滑らせてボトルを落とすことがないように、持ち手がついているものを選ぶか、後付けのバンドを活用するのがおすすめです。
ただし、手で持った場合はボトルで片手がふさがってしまうため、転倒した際に手を着けなくなってしまいます。ボトルを持ったまま走る際は、転んで怪我をしないように注意が必要です。
・ウエストポーチを活用する
腰に巻いて使えるウエストポーチ(ウエストバッグ)にボトルを入れるのもおすすめです。商品のサイズにもよりますが、ボトル以外にもスマートフォンや財布、タオルといったアイテムを入れて持ち運ぶこともできます。
体にしっかりとフィットするタイプのウエストポーチならランニング中に揺れづらく、ランニングフォームを崩してしまうこともありません。
たくさんのものが収納できるサイズが大きなポーチは、揺れや走りづらさを感じる場合があるので、ボトルの容量や持ち運びたい荷物を踏まえて選ぶようにしましょう。
また、体に当たる部分が蒸れないように、通気性に優れているかどうかを確認する必要もあります。
・ランニング用リュックもおすすめ
ランニング用のリュックを活用するのもおすすめです。通勤ランやトレイルランニングなどの荷物が多くなりがちなシーンや、長時間のランニングでたくさんの水分が必要な方に向いています。
ランニング用リュックの中には、水の入ったパックとストローをつなげて給水できる「ハイドレーションシステム」に対応したものや、ショルダーハーネス部分にボトルをしまえるタイプなどもあります。リュックを降ろさずに水分補給を行いたい方は、リュックのどこにボトルを収納できるか確認しておきましょう。
また、走る際にリュックが揺れてしまうと、煩わしさを感じてランニングに集中できません。ウエストポーチと同様に、自身の体にフィットするタイプの商品を選ぶことが大切です。
■給水ボトルでランニング中もこまめに水分補給を行おう
ランニングシーンでは、脱水症状を防いで万全のパフォーマンスで走り続けるために、こまめな水分補給が欠かせません。
コンビニや自動販売機で売っているペットボトルでも水分補給は行えますが、専用のボトルを用意しておけば、給水場所を探したり購入したりする必要がなくなり、より快適にランニングを楽しめます。ランニング専用のアイテムを用意することで、モチベーションも高まるでしょう。
ランニングをより楽しみたい、好きなタイミングで水分補給を行いたいという方は、ランニング用にドリンクボトルを準備してみてはいかがでしょうか。
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