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running2022.03.25

【スポーツデポ・アルペン限定販売】ナイキ リアクト マイラー 3は、快適なランにちょうどいいデイリートレーナーモデル

“代表的モデルに匹敵する出来、ナイキ リアクト マイラー 3“

さて、ナイキのデイリーユースのトレーナーと言えば、ズームペガサス38がその代表格ですが、今日ご紹介する、ナイキ リアクト マイラー 3も、シンプル イズ ベスト、負けていませんね。

マイラーという名前は、英語ではマイル、トラック4周、1600m走者のことですが、長距離・短距離問わずトラックランナーのウォーミングアップや、部活生なんかにピッタリです。

でも、ところが、どっこいロードランニングでもなかなかの機能性だと感じますよ。

ズームシリーズが、ナイキ代表的なクッション機能“エアズーム搭載“スタイルであるのに対して、こちらナイキ リアクト マイラー 3、兄貴分のナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット 3はワンピース“リアクト搭載“スタイルのシリーズ、ピュアに素材のクッション&バウンドを味わえるシューズとなっています。

実走してみましたが、一言で言えば、快適なランにちょうどいいデイリートレーナーモデルだと感じますね。


“リアクトミッドソールが単純に心地良い“

とにかく、まずあげるべき特徴は、やはりミッドソール素材「リアクト」。ワンピースのリアクトソールは、心地よいバウンドを毎ステップで感じることができます。

ソールの厚み以上に感じるクッション性と推進力は、従来のスポンジ構造ではなくて、反発弾性のあるTPU系のソールが生み出しています。まさにスーパーボールのようなバウンドです!

そして、全体構造は前後に揺れるような舟底型になっていますが、ナイキは70年代から伝統的に傾斜のドロップソールを採用、それに潮流のロッカー式ソールがブレンドされた、まさに、これはナイキのオリジナルスタイルですね。

簡単に言えば、大きくつま先が跳ね上げたスタイルで、どこから着地しても前方に自然に揺れて、重心移動がスムーズに、結果、地面の接地時間を短くなり、ランナーの負担を減らすという仕組みなわけです。


ただ、ナイキ リアクト マイラー 3のそれは、そこまでいわゆるカクンッと前に落ちるような感覚のロッカーではなくて、接地感覚も確かに、蹴り出しまでがスムーズにできる感じです。


“股関節・膝・足首といった関節の負担を減らす新構造“

長らく足首(距骨下関節)が内側に接地から蹴り出しまで、内側に強く入るオーバープロネーションを抑えることで怪我をなくす、といったモノづくりが主流でしたが、バイオメカの権威 B・ニグ氏の論文、ナイキの実験でも、怪我との因果関係が実は低いことが最近では言われています。

もちろん、オーバープロネーションが過剰であるのは接地時間が長くなり、ランニングフォームとしてはマイナスであることは間違いありませんが、それを抑えようとして、一方向のみの強いサポートをするシューズはランナーを選んでしまうことも正直ありました。

ですから、ナイキ リアクト マイラー 3、そして、ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット 3のリアクトシリーズは、上からみると白いミッドソールがアッパーから大きく張り出すぐらいの、「ワイダーソール」と、そして、踵まわりをしっかり「ヒールクリップ」が覆っていて、左右の差なくシューズの安定感を強く出すスタイルになっているわけです。


よく知識がなくて、オーバープロネーション用のシューズを選んでいたってこともあったはずです。人によって立ち方は実は色々なんですよ、でも、このシリーズなら、予備知識なく選んでも全く問題ないですわけです。


“エンジニアードメッシュのアッパーはフィット感◎“

アッパーはエンジニアードメッシュと言って、1枚シートにメッシュなどを配置したものを立体的に成形した潮流のスタイル。フィット感もいいですね。前足部はややスッキリラインなので、フィット感を求めるランナーには、特にオススメですよね。

踵のフィット感もOK。少し調整が必要なランナーは、最終ホールの下にプラスでエクストラホールが付いていますのでそこも使うともっとフィットしますよ。

ちなみに、雨上がりに走ったときには、ウエットな路面でもしっかりと踏み込めました。アウトソールのグリップもいいです。

クッション感・フィット感最高級ではなくても、潮流のソール構造だったり、バランスが取れたランニングシューズ、そして、価格もお手頃な14,300円(税込)、それがナイキ リアクト マイラー 3です。

BADな点も1つ指摘しておくと、やはりリアクトソールは、スポンジ構造ではないのでやや重量が出てしまうところです。しかし、これは用途がジョグやロング走のようなデイリーマイルで使うのであるなら、決してネガティブ要素ではないですね。

これからランニングを始める、すでに走っている、普段ばきにも使いたい、そんな幅広いランナーが満足できるデイリートレーナー、それががナイキ リアクト マイラー 3ですね。

最後に大切なことを1つだけ。このナイキ リアクト マイラー 3を購入できるのはスポーツデポ・アルペンとアルペングループオンラインストアだけであることをお伝えしておきます。ナイキ リアクト マイラー 3は4/1(金)発売です。



<著者プロフィール>

ランニングシューズフィッティングアドバイザー

藤原岳久(F・Shokai 【藤原商会】代表)


日本フットウエア技術協会理事

JAFTスポーツシューフィッターBasic/Advance/Master講座講師

足と靴の健康協議会シューフィッター保持


・ハーフ1時間9分52秒(1993)

・フルマラソン2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン) 

・富士登山競走5合目の部 準優勝  (2005)

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