はじめてレース参加するぞ!というランナーのレースギア選び!
さて、まだまだ、ランナーにとっては暑い盛りですが、とは言っても、今秋にレースに参加したいという方は、この時期ぐらいからスケジューリングが必要ですね。何しろ日本のレースでは、海外のレースのように明日出たいから、明日出よう、というわけに行かないケースがほとんどですからね。
参加するレースが決まったら、ウェア・シューズなどギア選びも必要です。それらこそが皆さんと一緒にレース中、運命を共にしてくれる唯一の存在ですからね!大事です!
トレーニングで使ってみて、信頼感と慣れ感があるものを本番で使いたいですよね。ということで今回は、『はじめてレース参加するぞ というランナーのレースギア選び』をお送りします!
■ロングレースは調節型・ショートレースは薄着型
地球温暖化の傾向もあって、冬期でも暖かい気候のときもありますが、ましてや秋口のレースでは、まだまだ夏のような陽気の日もあり得ると思った方がいいですね。ですからレースギアトップスは、まず調節できるものを選ぶことがポイントです。
特に5K、10Kとか1時間程度で走りきれる距離や自信がある距離であれば、ちょっと涼しい気候でも普段着より1割は少なくてOK。長袖の季節ならTシャツやノースリーブという感じです。何しろ心臓をバクバクさせて、血流を活発にして、どんどん発汗・発熱してくるのがランニングですからね。スタートラインに並んだときに少し寒いぐらいでレース中はちょうどいいですよ。
それでもスタートラインに並んでいるときに寒い…という方は薄手のウインドブレーカーを“ちょっと薄着“に合わせるといいです。スタートしたら腰に巻くか、ランニングパンツの腰回りのポケットやポーチに収納するといいです。その辺、当日スマホも持っていく人も多いと思いますので、普段のトレーニングからポーチも使って少し慣れておくといいですよね。
〇ランニングシャツ
ザ・ノース・フェイス ノースリーブシャツ
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-150471-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-150479-
〇ウインドブレーカー
ザ・ノース・フェイス ウインドブレーカー
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-151417-
ニューバランス プリンテッド ジャケットレディス
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-139751-
〇ランニングポーチ
ナイキ スリムウエストパック3.0
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-141638-
アディダス アームポーチ HA0827
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-148115-
■パンツもロング・ショートで使い分けて
レースだからと言って、何がなんでもサポートスパッツは履かなきゃ!っていうのはどうでしょうか?それは、当然、自分にとって不安がある“距離とシチュエーション“で判断すべきですね。無条件に、スパッツにショートパンツみたいな“重ね着“だと、暑い日には、サポート効果より、逆に単純に暑くてパーフォーマンスを下げかねませんからね。
結構、ショーツになって膝が抜けるだけでもとても涼しいです。なので、それでも、サポートが心配な方は、ショーツ+カーフスリーブの組み合わせでふくらはぎをサポートするのもありですね。
ただフルマラソンに、ハーフマラソンなどよりロンガーのディスタンスにチャレンジする、というランナーは是非サポートスパッツの力を借りたらいいです。これらは、コンプレッション(着圧による疲労軽減)やキネシオロジー(テーピング理論)の考え方で作られたものです、そのロジックは確かです。ただし、この場合も、ご自身のトレーニングで距離に応じて、スパッツを履いたり、パンツのみにしてみたり、使い分けてその効果を実感していることなどが大事なポイントです。
〇パンツ(ポケット付)
アシックス ランニングマルチポケットパンツ
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-131217-
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-131216-
〇カーフ
ナイキ ゾーン サポート カーフスリーブ
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-136770-
ザムスト カーフスリーブ
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-4445-
〇スパッツ
CW-X コンプレッションロングタイツ
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-71259-
■ソックス選びも大切!
そして、忘れてならないのはソックスですよ。実は、発汗が多いのはシューズの中です。特に足指の股に汗腺が集中しています。それを吸ってくれる、だから5本指がいいという、その所以ですね。
でも、5本指ソックスが苦手、足幅が広いランナーなんかはそれを履くことでもっと幅が広がりますので、絶対5本指ソックスじゃなくてもいいと思います。
まずは、最低限の機能性としてちゃんとソックスに左右の形の区別があること、また甲まわりにラバーが入っていてフィット感をフォロー、シューズと協調感が良いこと、これだけでも快適性が全く違います。シューズと足の間に入って、汗を吸ったり、そしてシューズの縫い目などとのワンクッションになってくれる存在がソックスです。
また、滑り止めのソックスもわたしはマストではないと思います。シューズのサイズをしっかり合わせて滑り止めが必要な感覚の違和感をまずなくすべきですね。
〇5本指ソックス
ティゴラ 5本指ソックス
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-123946-
ゴールドウィン 5Tアーチサポートショートソックス
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-104871-
タビオ レーシングラン・プロ5本指ソックス
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-71581-
〇ラウンドソックス
ティゴラ ランニングソックス
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-104845-
ゴールドウィン アーチサポートショートソックス
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-102914-
タビオ ランニングソックス レーシングラン
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-74677-
<著者プロフィール>
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
藤原岳久(F・Shokai 【藤原商会】代表)
日本フットウエア技術協会理事
JAFTスポーツシューフィッターBasic/Advance/Master講座講師
足と靴の健康協議会シューフィッター保持
・ハーフ1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
・富士登山競走5合目の部 準優勝 (2005)