ASICS NOVABLAST 3をアルペンランニングディヴィジョンアドバイザー牧野英明が語る
こんにちは。牧野です。
今回ご紹介するのがこちら、弾む走りが最高に気持ちいいノヴァブラストシリーズの第三弾モデル「NOVABLAST 3(ノヴァブラスト 3)」です。
僕はこのシューズが大大大好きでして、それこそデビュー当時からの大ファンなんです。
そして私がこのNOVABLAST 3(ノヴァブラスト 3)を語る人間として適任だと自負しておりまして、その理由はと言いますと、、、
なーんと、ノヴァブラスト1&2のローンチイベントに登壇していたのでした!!!
私のノヴァブラスト愛をこれでもかと語らせていただきまして、そしてランニングシューズとしての性能の良さはもちろん、デザインに焦点を当てたファッション目線でも語ってます。
それにしても1の時と2の時のカッコの差ったらwww
そしてこんなコンテンツにも登場してます。
ということで、私のノヴァブラスト愛とノヴァブラストとの強い関係性はよーくご理解いただけたかと思いますので、早速ですがシューズのレビューといきましょう。
今回よりフォームが「FF BLAST PLUS」にアップデート。
ソールの厚みが前作より1mm増えて最大31mmに。
それでいて重量は前作の280gから250gと軽量化しているのが素晴らしい!
アッパーのストライプ形状はメッシュの編み密度で表現してパーツを削減して軽量化。リサイクル素材を使用してサスティナブルにも対応してます。
そしてこのシリーズの代名詞たる「トランポリン構造」。
凹凸によりトランポリンのように弾む走りが特徴のこのソールは健在。フォームのバージョンアップと増量により、その性能はさらに高まっていると思います。
お馴染みのヒールの幾何学的なカッティングは、沈み込みを抑えプロネーションもサポート。
今回のレッド系のグラデーションは個人的にかなり好みです。
個人的に一番気に入ったのがこのシュータン。
1パーツ構造の一体型メッシュ仕様で最高のフィット感です。
せっかくなので過去モデルと比較してみましょう。
右から、1、2、3です。
底のトランポリン構造は共通ですが、ヒール形状と厚さはかなり違いが分かりますね。
ちなみに1は32mmのドロップ10、2が30mmのドロップ8、3が31mmのドロップ8です。
そして驚きの事実!
3にバージョンアップして機能も向上したのに、なんとお値段が下がりました!
今までは16,000円(税込17,600円)でしたが、今作は13,000円(税込14,300円)なんです!
これにはヤラレました。
同等のパフォーマンスを誇る競合モデルから頭ひとつ抜け出た感。
パフォーマンス的にもサブ4向けと言ってますが、サブ3.5にも優に対応します。
走ったことないのですが、きっとウルトラマラソンにはもってこいなんだろうなー。
そしてここが私の主戦場、パフォーマンスシューズをデイリーコーディネートに取り入れる #いつでも10km走れるコーディネート
これはまさに定番となる合わせ方ですが、全体をブラックで統一して、シューズの色をTシャツのロゴやソックスのラインで拾っています。
これはどなたでも実践出来るベーシックなテクニックですが、注意していただきたいのがウェアのサイズ感。この手のボリューム系パフォーマンスシューズは、全身細身のスタイルには相性が良くありません、というか、かなり難易度が高い。
上下ルーズか、上下どちらかにボリュームを持たせたほうがマッチすると思います。
アシックスのパフォーマンスシューズという、ある意味ファッションから距離があるものこそ、ファッションに取り入れることが楽しいと思ってます(自論)
過去モデルのFeeturesソックスのカラーがシューズとぴったりだったので履いてみたのですが、これだとちょっとやりすぎだなーと思いました(^_^;)
合わせ過ぎは逆に野暮になるので気をつけましょう(←自戒ですw)
<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間49分01秒。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki